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あの超有名チョコから2色が消える!?残念な決断の理由とは

  • 2026.6.25
sanfel / Getty Images

使用する合成着色料の切り替えを進めているアメリカの菓子メーカー、マース社は根強い人気を誇るチョコレート菓子、7色ある「M&M's」から2色を除外することを決定したという。M&M'sのシュガー・コーティングには現在、赤、黄、緑、青、オレンジ、茶色、(一部の製品に含まれる)紫が使用されている。

同社のこの決断により、M&M'sは色数が減り、少しさみしい印象になってしまうことに。だが、そこには“もっともな理由”があるとのこと。

マース社は現在、使用する合成着色料を段階的に、天然色素を原料とした着色料に切り替えており、2026年8月にはM&M'sに使用する着色料もすべて、変更する計画だったとされている。だが、それらの色のすべてを天然成分で再現するのは、予想以上に困難だったという。

『ウォール・ストリート・ジャーナル』紙によると、M&M'sの赤とオレンジ、黄、緑はそれほど苦労することなく、ターメリックやビーツといった食品が原料の天然色素で再現することができたものの、青と茶色には問題が起きていた。

食品や飲料を青くする天然色素の主な原料は、藍色の藻類である藍藻(らんそう)の「スピルリナ」。だが、それはM&M'sに使用するには、いわば「割に合わないものだった」とされている。

スピルリナは合成着色料よりはるかに高価であるほか、理想とする青を再現するため必要な着色料の量は、これまでの7倍にもなったという。また、茶色をつくるには青の色素が必要であることから、青と同様、切り替えは困難だった。

Joe Raedle / Getty Images

こうしたことから、マース社はAmazonで販売を開始する予定の新たなラインナップから、この2色を除外、「赤、緑、黄、オレンジの4色」とすることを決定した。

ただ、この決定はあくまでも「当面のこと」だとされている。2028年までには、天然色素を使用した製品で、従来のカラーバリエーションを復活させたい考えだという。

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