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43年前、日本中をクギヅケにした【朝ドラヒロイン】興収193億!『メガヒット作』を支えた「国宝級」女優

  • 2026.7.23
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田中裕子(C)SANKEI

圧倒的な美しさと確かな演技力を兼ね備え、多くの人を魅了し続ける女優たち。スクリーンやドラマで鮮烈な存在感を放つ彼女たちは、作品そのものの魅力をさらに引き立てています。今回は、そんな“美貌と演技力で鮮烈に輝く女優”をテーマに5名セレクトしました。

本記事ではその第4弾として、若手時代から自然な色気で観客を引きつけ、国民的ドラマやアニメーション映画でも忘れがたい人物を生み出してきた名女優をご紹介します。

※本記事は、筆者個人の感想をもとに選定・制作された記事です
※一部、出演作品のストーリーや役柄に関するネタバレを含みます

柔らかな声と静かな視線…若手時代から放った唯一無二の色気

1955年4月29日生まれで71歳となった田中裕子さんは、柔らかな声と静かな表情の中に、人物のかわいらしさや危うさなどを同時ににじませられる女優です。1979年、24歳になる年にNHK連続テレビ小説『マー姉ちゃん』で俳優デビューし、2年後には映画でも高い評価を受けました。

26歳で出演した映画『北斎漫画』では、葛飾北斎(緒形拳さん)の娘・お栄を演じています。大胆な振る舞いにも気負いがなく、相手を試すような目線や落ち着いた声が、お栄の芯の強さと独特の色気を伝えました。

田中さんは同作と『ええじゃないか』で、第5回日本アカデミー賞の最優秀助演女優賞と新人俳優賞を受賞します。さらに27歳で主演した映画『天城越え』では、少年が旅の途中で出会う娼婦・大塚ハナを演じ、モントリオール世界映画祭をはじめ国内外の複数の映画賞で主演女優賞に輝きました。SNSでは「色気がすごい」「かわいらしさと色っぽさが共存している」といった声が見られました。

42歳でエボシ御前役、興収193億円の大ヒットを支えた

田中さんは、1997年7月12日公開のスタジオジブリ作品『もののけ姫』で、タタラ場の長であるエボシ御前の声を演じました。当時42歳だった田中さんは、低く穏やかな声で、統率者の強さと人を包み込む優しさを表現しています。

エボシ御前は、行き場を失った女性たちに鉄づくりの仕事を任せ、病を抱える人々もタタラ場へ迎え入れました。一方で、鉄づくりとタタラ場の発展を進める中で森の神々と対立し、シシ神にも石火矢を向けます。終盤ではエボシ御前が引き金を引いたことでシシ神の首が落ち、森と人間の双方を巻き込む危機が起こりました。田中さんはエボシ御前の慈愛と目的のためなら神にも矢を向ける冷徹さを、声の演技だけで表現しています。

そんな本作、初公開時に観客動員1420万人、興行収入193億円を記録。第21回日本アカデミー賞では最優秀作品賞を獲得し、アニメーション映画として初めて同賞に選ばれています。SNSでは「役に合いすぎ」「格好いい」「惚れてしまった」といった声が見られました。

68カ国に広がった社会現象

田中さんの知名度を全国へ広げた作品といえば、1983年度放送のNHK連続テレビ小説『おしん』。当時28歳だった田中さんは、少女期を演じた小林綾子さんから役を引き継ぎ、青春期から成年期のおしんを担当しました。

佐賀で姑との関係に苦しんだおしんは、夫・田倉竜三(並樹史朗)を残し、まだ幼い長男を連れて家出します。しかし、子どもを抱えた女性が働ける場所は簡単には見つかりません。おしんは東京、山形、伊勢を約3年にわたって移り歩きます。けがの影響で髪結いの仕事には戻れませんでしたが、伊勢で魚の行商を始め、自分の力で生活を立て直していきました。田中さんは、一人の女性がたくましく変わる過程を見せています。

日本のテレビドラマ史に残る視聴率を記録し、人気は国内にとどまらず、海外にも広がり、計68の国と地域で放送されました。放送中に街から人が消えたと伝えられる国もあり、貧困や家族関係に耐えながら前へ進む女性の物語が、文化や言語を越えて受け入れられました。SNSでは「鬼気迫る演技だった」「強く記憶に残っている」「演技力に震え上がる」「国宝級」といった声が見られました。

近年も止まらない快進撃

田中さんは近年も、年齢を重ねた女性の優しさだけでなく、その内側にある秘密や不気味さまで表現しています。

2024年公開の映画『本心』では、主人公である石川朔也(池松壮亮)の母・秋子を演じ、2025年8月29日には、『映画 太陽の子 特別版』も公開されました。

若手時代から現在まで、役ごとに様々な顔を見せてきた田中さん。彼女のこれからの活躍にも目が離せません。

※記事は執筆時点の情報です

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