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241本から“頂点”に輝いた『至高映画』“Netflix配信復活”に「キターー!」興収200億超え【国宝俳優】「天才的」名演

  • 2026.7.27
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映画「AWAKE」の公開初日舞台あいさつに出席した吉沢亮(C)SANKEI

映画やドラマの中には、細部まで丁寧に作り込まれ、観終わったあとも深い余韻を残す作品があります。今回は、そんな"高い完成度で魅了した名作"を5本セレクトしました。

本記事ではその第2弾として、勝ち負けだけでは割り切れない一局を通して、人が何かに賭ける瞬間を描いた一作をご紹介します。

※本記事は、筆者個人の感想をもとに選定・制作された記事です
※一部、出演作品のストーリーや役柄に関するネタバレを含みます

あらすじ

作品名(配給):映画『AWAKE』(キノフィルムズ)
公開時期:2020年12月25日
出演:吉沢亮(清田英一 役)、若葉竜也(浅川陸 役)ほか

奨励会で棋士を目指してきた青年・清田英一(吉沢亮)は、同世代の天才棋士・浅川陸(若葉竜也)に敗れ、プロへの道を諦めます。将棋から離れて入学した大学で彼の心をとらえたのが、コンピュータ将棋でした。人工知能研究会で先輩・磯野達也(落合モトキ)の手ほどきを受けながら、英一は将棋AIの開発にのめり込んでいきます。そうして、かつてのライバル・浅川と再び向き合うことに――。

241本から選ばれた『将棋青春映画』

本作『AWAKE』は、コンピュータ将棋を題材にした青春ドラマです。着想のもとになったのは、2015年に実際に行われた将棋電王戦FINAL第5局。棋士と将棋ソフトが公の舞台で相まみえた、一局でした。

監督と脚本を務めたのは、これが商業映画デビューとなる山田篤宏さんです。実はこの作品、公開前から注目を集めていました。2017年の第1回木下グループ新人監督賞で、241本もの応募のなかから見事グランプリを獲得し、その後、新宿武蔵野館 ほか全国で公開されたのです。 

この映画が描くのは、どちらが強いのか、という単純な勝負ではありません。盤の前に残った棋士・浅川陸と、盤をつくる側へまわった清田英一。プロ棋士になれなかった英一が世に問うのは、自分の指し手ではなく、自ら書き上げたプログラムでした。その名も、AWAKE。勝ち負けの外側にある、複雑に絡み合った感情こそが、この物語の核にあります。

見どころは、なんといっても対局シーンの緊張感です。一手指すたびに空気が張りつめ、こちらの呼吸まで浅くなっていきます。

SNSにも「開発シーンがリアル」「息をのんで一気見した」「AI時代だからこそ刺さる」「唯一無二」「感動で涙腺崩壊」「鳥肌立った」と、称賛の声が並びました。

声も動きもない盤の上に、これだけの物語を宿らせた本作は、 その完成度で多くの人の心を掴んだ一本です。

盤越しに宿る吉沢亮の"凄み"

本作の完成度を支えたのが、清田英一を演じた吉沢亮さんです。棋士への道を断たれた英一は、将棋ソフトAWAKEの開発者として、 もう一度将棋の世界へ足を踏み入れます。 

かたやライバルの浅川陸(若葉竜也)は、若手棋士として活躍の場を広げていました。同じ場所を目指したはずの二人の、あまりにも違う現在地です。

その二人が、電王戦という公の舞台でふたたび相まみえます。かつて盤上で競い合った相手と、今度は棋士とプログラム開発者として向き合う――人づきあいが苦手で、自分の感情を多くは語らない英一の内側にある思いを、吉沢さんは表情の細部で魅せます。

SNSには「陰キャがハマってた」「オタク役でもかっこいい」「圧巻の演技力」「天才的」「まさに憑依型俳優」といった声が続出。

その5年後、吉沢さんは映画『国宝』で主演を務めます。2025年6月6日に公開された本作は、第78回カンヌ国際映画祭の監督週間に選ばれ、興行収入は200億円を超えました(2026年2月15日時点)。あの盤の前の芝居を思えば、この快挙も納得です。 

そんな『AWAKE』が、2026年7月15日からNetflixで配信が復活しており、「キターー!」「また配信されてる!」など歓喜の声が見られます。未見の方も、一度観た方も、この機会にぜひご覧になってみてください。


※記事は執筆時点の情報です

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