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ネイリストの私に、ママ友「爪長すぎ」「引くわ」→「ありがとう」夫と子供達の『無邪気な反応』に撤退

  • 2026.6.24

ネイル文化が広がり、近頃は「ネイル禁止」よりも「ネイル自由」という言葉を目にすることが増えてきました。ルールに反しない限りネイルは個人の自由です。しかし、ネイルをきっかけに意地悪を言う人もいるようで……今回は、私の友人のエピソードをご紹介します。

親子遠足

私は自宅でネイルサロンを営むネイリストです。ある日の親子遠足のこと。行き先はいちご狩りで、楽しみにしていたのですが、いちご畑に着くやいなや、周囲のママ友から私の長いネイルについて「爪長すぎでしょ」「危ない」「引くわ」と非難の声が飛びました。空気が少し重くなった瞬間でした。

私が言い返せないでいると、横にいた夫が口を開いたのです。

夫の発言

にこやかに「気づいてくれてありがとうございます!」と夫。続けて「今日のためにイチゴネイルなんですよ! 赤だけじゃなくて緑っぽいのや白いイチゴも描かれていて。本当に上手なんです。もっと見てみてください」と嬉しそうに私の爪を見せたのです。

その言葉に場の空気が一変。子どもたちが「見せてー!」と集まってきました。

食育の場へ

「なんでこのイチゴは緑なの? 白なの?」と質問してくる子どもたち。私は「イチゴは最初は緑で、次に白、最後に赤になるんだよ。赤いのが一番甘いから探してみよう」と説明しました。

すると子どもたちは「〇〇ちゃんのママ(私)ってすごい! 物知りだし絵もとっても上手! 本物みたい」と目を輝かせて、より一層ネイルに見入ってくれます。

夫も「練習すればみんなも上手になるよ。〇〇ちゃんママも毎日いっぱい練習してるから描けるんだ」と補足しました。

先生も「素敵なネイルですね。イチゴの色の変化も分かりやすく教えてくださってありがとうございます」と笑顔で声をかけてくれたのです。

遠足の意味

夫に「ありがとう」と小声で伝えると「なにが? 事実を述べただけだよ」とキョトン顔の夫。一連の流れを見ていたママ友たちは、それ以降ネイルを非難することはなくなりました。

夫の天然な一言がきっかけで、ぴりついた場が食育の場へと変わったのです。

非難を受けたとき、黙って飲み込むのも方法のひとつ。しかし感謝の言葉で受け流せば、場の空気を和らげることもできる。いちご狩り遠足は、子どもにも、そして大人である私にも学びのある一日でした。

【体験者:30代・自営業、回答時期:2026年6月】

※本記事は、執筆ライターが取材又は体験した実話です。取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

EPライター:桜井ひなの
大学卒業後、金融機関に勤務した後は、結婚を機にアメリカに移住。ベビーシッター、ペットシッター、日本語講師、ワックス脱毛サロンなど主に接客領域で多用な仕事を経験。現地での出産・育児を経て現在は三児の母として育児に奮闘しながら、執筆活動を行う。海外での仕事、出産、育児の体験。様々な文化・価値観が交錯する米国での経験を糧に、今を生きる女性へのアドバイスとなる記事を執筆中。日本でもサロンに勤務しており、日々接客する中で情報リサーチ中。

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