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「日本をよく知っている私から言わせてもらうと…」トルシエ氏、W杯での日本代表の強さを海外メディアで発信

  • 2026.6.20

元日本代表監督のフィリップ・トルシエ氏が、FIFAワールドカップにおけるアジア勢の活躍について語った。

北中米で開催されているW杯に臨んでいる日本代表。同国で2002年のW杯でも指揮を執ったトルシエ氏は『Flashscore』のインタビューで「1試合で多くの結論を出すことはできない」としながらも、「アジアのチームが好成績を残しているのは、多くの選手が欧州でプレーし、トップレベルの競争に求められる厳しさに慣れているからという点もある」として、アジア勢の躍進について触れた。

「オーストラリア、韓国、日本、サウジアラビアを見てみると、これらのリーグは質の高いリーグだ。イラクやヨルダンのような国では国内リーグの発展が遅れているだろう。それが彼らが初戦で負けた理由だ。イランの場合、選手は全員海外、特にカタールでプレーしており、カタールのリーグも多くの外国人選手やコーチの存在のおかげで非常に質の高いものとなっている」

W杯の初戦で日本代表はオランダ代表に2-2で引き分けた。また、韓国代表はチェコ代表に勝利するなど、欧州勢との戦いでも健闘を見せている。

日本代表に独自のスタイルがあるのか問われたトルシエ監督は「日本をよく知っている私から言わせてもらうと、彼らのプレースタイルはポゼッション、集団規律、高度な技術、そして強固な戦術文化に基づいている。もちろん、これは彼らの選手全員がヨーロッパでプレーしているという事実と密接に関係している。日本代表には国内リーグでプレーしている選手が(スタメンに)一人もおらず、全員が欧州組だ。つまり、彼らは技術的に優れた選手であり、代表チームに戻ってくると、既に確立されたアイデンティティと文化に再び馴染むことになるのだ」と日本の強さを分析した。

「例えば、日本はスウェーデンやオランダよりも身体能力で優れているわけではない。しかし、ボールをコントロールし、相手を走らせ、疲れさせ、非常に素早いテクニックでプレーすることで、フィジカルな戦いを避ける方法を知っている。それだけで、強固な守備陣さえも崩すことができる場合が多い。このスタイルは確かに存在する。1998年から2002年まで私が監督を務めていたのでよく知っている。当時から、これは強豪国に立ち向かうための我々の武器だった。日本人は運動能力や身体能力を重視する文化を持っているわけではない。彼らの文化は、ボールコントロール、試合のリズム、加速、そして予測不可能なプレーを生み出すことができる選手たちに重点を置いている。これらすべてがバランスよく調和しており、監督は指揮者のようにそれを操らなければならない」

日本代表はグループリーグの残り2戦でチュニジア代表とスウェーデン代表と激突する。

筆者:本田建(編集部)
画像提供:Getty Images

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