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“ボディスーツの時代”が終わる? 歌姫たちがツアー衣装に「カスタムドレス」を選ぶ理由

  • 2026.6.18
Getty Images

ポップスターの定番だったボディスーツは、もうすぐ時代遅れになるかも。その代わりに登場したのが、カスタムのデザイナードレス! 先週末、アリアナ・グランデが「エターナル・サンシャイン」ツアーをキックオフし、私たちのこの仮説を確信に変えてくれた。

グレイシー・エイブラムスやオリヴィア・ディーンなど、このファッショントレンドを裏付ける事例はすでにたくさんあったけれど、数年間俳優業に専念していた“ポップスターの中のポップスター”がステージに復帰したことで、それが決定的なものに。デザイナードレスは、もうレッドカーペットや授賞式だけのものではない。

最近は、お気に入りのイットガールたちがツアーでドレスを着る姿をよく目にするようになった。これは、私たちが見慣れていた“ステージといえばボディスーツ”という当たり前の光景とは完全に別物。

マドンナやジャネット・ジャクソンといった元祖から、ビヨンセやテイラー・スウィフトといった現在の主力まで、キラキラと輝くタイトなボディスーツは“ポップガールの絶対的スタンダード”として定着していた。でも、ステージでのレオタードの出番が減っているのには、さまざまな要因が絡んでいると私は見ている。

Kevin Mazur / Getty Images

ポップスターに求められるものが圧倒的に変化した、と主張する人も多いはず。彼女たちはもう、2000年代初頭や2010年代のような激しいダンスはしていない。私たちのお気に入りアーティストの多くが、ファッションをもっと自由に楽しめるような“ショーガール”的パフォーマンスやステージングへとシフトしているのだ。

今回の最新ツアーで、アリアナはすべてのルックにビスポークのドレスを採用し、この変化をはっきりと示してくれた模様。彼女のショーは5つの幕で構成され、『Positions』や『Eternal Sunshine』からの楽曲のほか、ニューアルバム『Petal』からのシングル『Hate That I Made You Love Me』の初ライブパフォーマンスも披露された。

各アルバムのスタイルを振り返るような、「ジ・エラズ・ツアー」風のファッションラインナップを期待しちゃうところだけど、アリアナとスタイリストのロー・ローチは、それよりも「アレキサンダー・マックイーン」「ウィーダーホーフト」「ジバンシィ」「ヴィヴィアン・ウエストウッド」「ルドヴィック・デ・サンサーナン」といったデザイナーズブランドのドレスを多数チョイス。アリアナ自身、『Dangerous Woman』や『7 rings』の時代はバリバリの“ボディスーツ系ポップガール”だったからこそ、このレオタードからガウンへの進化は本当に見逃せない!

Michael Loccisano / Getty Images

このムーブメントのキーパーソンが、グレイシー・エイブラムス。『That's So True』を歌う彼女は、「シャネル」から「ボーディ」まで、素敵なドレスが大好き。彼女のコンサートでのルックは、かつての動きやすさ重視のボディスーツとは対照的に、ルネサンス風のグラマラスなムードにフォーカスしているように見える。

オリヴィア・ディーンも、このトレンドを牽引する一人。『Man I Need』を歌う彼女は、ステージを軽やかに動き回るのにぴったりな、プレイフルなミディ丈ドレスがお気に入り。「シャネル」や「エトロ」のカスタムドレスを着て、ツーステップやシンプルな振り付けをこなしているのが最高にキュート♡

Dave Benett / Getty Images

今まで以上に、パーソナルなスタイルが今のポップスターたちを形作っている。かつてのポップガール時代には、“ポップスター”や“スーパースター”らしい美学というものが存在していて、それはグラマラスで演劇的だった。でもこれからは、全体的な画一性は薄れていき、アーティストたちがレッドカーペットで選ぶような、最高にゴージャスなドレスを着るのが共通点になっていくと予想されている。全体的なムードは、よりエモかわいくて繊細、そしてパーソナルで親密なものに。スターの今のパーソナリティをよりリアルで自然な形で表現することで、ファンとの距離をさらに縮めてくれるはず。

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