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あの「シガール」を“飲んで”みる? 新発想デザートが東京駅一番街のヨックモックに登場!《「シガールは熱いうちに巻け」…名品の制作秘話も》

  • 2026.6.18
ヨックモック「クーシェ」780円が東京駅に新登場!

バターたっぷりでサクサク食感の定番洋菓子「シガール」のヨックモックから、新商品「クーシェ」が東京駅一番街店での数量限定品としてデビュー。ヨックモックの新定番と言うべきこの夏の大型新人“まるで飲むシガール”のヒミツをお知らせします!


「シガールは熱いうちに巻け」

「シガール」は1969年発売のヨックモックの代表的商品です。現在でこそその製造は高度に自動化されていますが、発売当初は、なんとすべて手巻きしていたと言います。「これ以上入れたら洋菓子として成立しない」と言うほどたっぷりバターを入れたシガールですが、「鉄は熱いうちに打て」、ならぬ「シガールは熱いうちに巻け」。焼成完了から手早く巻き上げることがポイントで、そうしないと巻く途中で割れてしまったり、巻き終わり(巻締めと言う)が反発して緩んだりしてしまうのです。

手作業でシガールの巻き工程を再現していただきました。
熱いうちに手早く!
くるっと巻く! 現在この工程は自動化されています。
シガール巻き上げ工程の前後比較。大きなラングドシャーから巻き上げていることがわかります。ちなみに巻いたシガール発想の源泉は、ヨックモック創業者がフランスの画家リュバン・ポージャンの画集に描かれた筒状の菓子を偶然目にしたことでした。

ヨックモック期待の大型新人

ヨックモックと言えばシガール。シガールと言えばヨックモック。誰しもそう連想する確固たるブランド力をもつ両者ですが、ここに期待の大型新人が登場します。

その名は「クーシェ」。

ヨックモック「クーシェ」780円。ヨックモック東京駅一番街店で毎日11時~、14時~、17時~数量限定販売中。

商品名は造語ですがお判りになりますか? そうです、みなさん大正解。「クッキー」と「シェイク」の合わせ技です。この言わばど真ん中ストライクと言うべきネーミングについて、ヨックモック商品企画グループの大澤翠さんは、

「商品名考案にあたっては選抜された30以上の候補から検討を重ねました。判りやすく、呼びやすく、また東京駅一番街店での販売ということもあって、忙しく見て回る方々にも目に留まりやすいという点を重視したものです」と説明。確かに「クーシェってなに?」から「なるほど、クッキー+シェイクね!」との連想ゲームには時間を要しませんし、覚えやすくもあります。

ヨックモック商品企画グループの大澤翠さん。

ご存じのように、東京駅の一番街と言えば国内外を問わず、曜日、時間帯を問わず人が行き交う人気スポット。そこは定番が揃う場所であり、かつ新発想の坩堝でもあります。だから目移りする。ぐるりとあちこち見て回り、ショッピングを楽しむ、さながら回遊魚のようなビジターで溢れています。

ショッピングを満喫したビジターがホッと一息つく時に欲する甘いもの、そしてどうせなら「ここでしか味わえない特別なもの」、それが「クーシェ」発想のはじめの一歩です。

「クーシェ」発売に伴い店舗もリニューアル。巨大クーシェのディスプレイやフォトスポットも登場しました。

「クーシェ」を楽しむ独特な作法

と、背景の説明はこれくらいにして、肝心要の「クーシェ」の解説に入りましょう。

「クーシェ」は「シガールのヨックモック」の歩みの王道をくむ商品です。

ご覧のようにクリアカップの内面にぴたり沿うようにインサートされたシガールを思わせる大きなラングドシャーがそのあかし。

クリアカップの内周にインサートされる大きなラングドシャー。

同社商品開発グループの戎谷浩明さんは、

「ラングドシャーの中にバニラ味のオリジナルシェイクを入れ、その上にホイップクリームとザクザクのクランブル(そぼろ)クッキーを乗せています。ひんやり冷たくサクっとした食感をお楽しみいただけると思います!」

「こんなふうに入っています」。ヨックモック商品開発グループの戎谷浩明さんは、微笑みのスイーツ王子の異名がお似合い!?

と解説。むろん、ラングドシャーはシガールとまるっきり同じではなく、わずかながら厚く焼成しています。なお量産品としてはちょっと信じられないことですが、「クーシェ」のラングドシャーは、ヨックモックの工場ですべて手巻きしているとのこと! 毎日11時~、14時~、17時~の数量限定販売という販売スタイルも、手巻きだと知れば納得の価値と思えます。

「クーシェ」のラングドシャーはなんと手巻き! この巻きが難しいのです。

「『クーシェ』はシェイク、ホイップクリーム、クッキーを混ぜ合わせた時に狙った味わいになるようデザインしましたので、まずストローで混ぜてお召し上がりください」と戎谷さん。

スススと気持ちゆっくりと吸い込むと……なるほど“まるで飲むシガール”という表現は大げさじゃなかったと思えます。まず一言「美味しい!」。

トップを飾るのはザクザクのクランブル(そぼろ)クッキーです。

ストローで、時にスプーンで食べ進めて、そうですね、半分くらいで味わいのギアチェンジといきましょう。

「でもどうやって?」

割りましょう。そう、ラングドシャーを割って、一緒にいただくわけです。するとクッキーのサクサク食感がトッピングされて、「クーシェ」体験の後半戦が始まります。

なおラングドシャーを割る際には、カップから飛び出すことを防ぐため、できるだけカップの口側(上側)から丁寧に割っていくことが肝要です。

半分ほどいただいたら中のラングドシャーを割って「劇的味変」を楽しみましょう!

ヨックモックとしてシェイクは初挑戦。美味しさはもちろん、コンセプトもルックスも注目を集めそうな夏の大型新人を、みなさんもお試しになってはいかがでしょうか? あ、もしかしたら多少並ぶ必要があるかも知れませんので、お時間には余裕をもって来店くださいね。

ヨックモック公式

https://yokumoku.co.jp/

文=前田賢紀

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