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「ABCお笑いグランプリ2026」 熾烈なネタバトルを勝ち抜いたファイナリスト12組の顔ぶれは?

  • 2026.6.17
©ABCテレビ

デビュー10年以内の若手芸人が、漫才、コント、ピン芸など得意のネタで競うなんでもありの“お笑い異種格闘技”「ABCお笑いグランプリ」。昨年の決勝には、天才ピアニスト、フースーヤ、かが屋、ザ・マミィ、エバースと、芸歴10年目のラストイヤーコンビが5組もそろい、“最後の勝負”にしのぎを削る熾烈なバトルを展開。いずれも賞レースで活躍する強者たちを抑え、エバースが優勝を勝ち取った。これも大きな弾みとなり、同年末の「M-1グランプリ2025」でも2度目のファイナリストとなったエバース。決勝ではファーストステージを1位で通過し、初の最終決戦進出を果たすなど、大躍進を見せた。

今年の大会には583組が全国からエントリー。大阪・ABCホールで行われた準決勝では、決勝に駒を進める12組の座をかけ、40組が熱いネタバトルを繰り広げた。

準決勝のMCは昨年に引き続き、濱田祐太郎が担当した。2018年の決勝進出者でもある濱田は「あのときはめちゃくちゃ緊張しました」と当時を振り返り、「漫才もコントもピン芸も出場できる、ほかにない唯一無二の大会」と「ABCお笑いグランプリ」の意義を強調。「誰が決勝に行くんやろ?と予想しながらネタを聞いてると、ホントに楽しい」と後輩たちの熱戦を笑顔で見守った。

準決勝を戦う40組には、「R-1グランプリ2025」王者の友田オレ、「M-1グランプリ2025」ファイナリストのヨネダ2000、めぞんをはじめ、例えば炎、ぐろうなど近年の若手賞レースをにぎわせる実力派が集結。また、8人組コントユニットのダウ90000、現役弁護士のこたけ正義感など話題の芸人も参戦し、個性豊かなネタで火花を散らした。

ネタの内訳は、漫才20組、コント14組、ピン芸6組。テンポのいい掛け合いで笑わせるしゃべくり漫才や、舞台を広く使いエネルギッシュに駆け回るパワフル漫才、ドラマチックな展開で観客を引き込むコントなど、その内容もバラエティー豊か。アクロバティックな特技を取り入れたピン芸や、奇想天外なオリジナルソングを熱唱する歌ネタなど、若手らしい斬新な発想のネタも飛び出し、集まったお笑いファンを大いに沸かせた。

ABEMAで生配信された決勝進出者発表配信では、視界の南海キャンディーズ・山里亮太に名前を呼ばれた金魚番長、生姜猫、センチネル、エグい速さ、ソマオ・ミートボール、ゼロカラン、ぎょねこ、ダウ90000、江戸川ジャンクジャンク、豆鉄砲、ヨネダ2000、三遊間(以上、発表順)が次々と舞台に登場した。

12組中、唯一のラストイヤー組は、芸歴10年目のソマオ・ミートボール。「フースーヤさん、やったよ!」と昨年で大会を“卒業”したギャガー芸人の先輩にカメラを通して呼びかけ、喜びを爆発させていた。

「よかったぁ~」「ホッとしました!」と安堵の表情を見せたのは、4度目の決勝進出となるダウ90000の蓮見翔。今年は第70回岸田國士戯曲賞を受賞するなど劇作家として高い評価を受けたが、それだけに「最近はお芝居しかやってなくてお笑いができてなかったので、(決勝に残れるか)ホントに怖かったです」と不安があったことを吐露。だが、ファイナリストとなったからには、「やってやりますよ!」と意気込み、「審査員の野田秀樹さんに褒めてもらえるようがんばります」と演劇界の重鎮を挙げるボケで笑いを誘っていた。

12組が出そろった後は、発表配信の恒例となったブロック&出番順抽選会。その前に、ファイナリストたちを騒然とさせるルール変更が発表された。今年の決勝はファーストステージが「ノックアウト・サバイバル」方式に変更。ファイナリスト12組が4組ずつ、それぞれA、B、Cの3つのブロックに分かれて戦うのは例年と同じだが、これまでのように最高得点の組がファイナルステージに勝ち進むのではなく、勝ち残りのサバイバル戦に。各ブロックの1組目がネタを披露するとその組が暫定勝者となり、2組目のネタ終わりからは、その都度7名の審査員が暫定勝者とどちらがよりおもしろかったかを投票。勝利した組が暫定勝者となる。これを繰り返し、ブロック終了時点の勝者1組がファイナルステージに進出。各ブロックを勝ち抜いた3組がファイナルステージで優勝を争う。

つまり、各ブロックで1番の出番を引き当てた組はその後の3組すべてに勝たなければならず、より過酷な戦いを強いられることに。全組が「1番だけは引きたくない!」と祈りながらの抽選会となった。

「Aブロック」は、①エグい速さ、②金魚番長、③ぎょねこ、④三遊間という出番順に。エグい速さは、今回が初の決勝進出。山里に意気込みを聞かれ、「どこ(の順番)に行っても(ライバルを)ぶっ潰すだけですよ!」と息巻いていたが、誰もが恐れる1番を引いてしまったショックで「ぶっ倒すなんてできないです…」と急速に弱気になり、「まさにエグい速さ(笑)」と山里を爆笑させるひと幕も。2番を引き当てた金魚番長は今回が3度目の決勝。箕輪智征は「もう3年出てるんで、今度は本当に気合い入れていきます」と健闘を誓った。

「Bブロック」は、①ゼロカラン、②江戸川ジャンクジャンク、③センチネル、④ダウ90000に決定。昨年に続いて2度目の決勝となるセンチネルは、トミサットが「去年は2倍速くらいでやっちゃったんで」と緊張のあまり早口になってしまった前回を反省。「今年は4倍速くらいでやらせてもらいます!」と宣言するボケを披露し、笑いを誘っていた。

山里が「メンバーのクセが強い!」と思わずツッコんだ「Cブロック」は、①ソマオ・ミートボール、②生姜猫、③ヨネダ2000、④豆鉄砲という顔ぶれ。3度目の決勝となるヨネダ2000は、誠が「ABCお笑いグランプリ…楽しみたいし、できれば優勝したい!」と意気込みを語るも、賞レースの会見などでは必ずといっていいほど口にするおなじみの決めゼリフ「ひき肉にしてやんよ!」をなかなか言わないというボケで山里を翻弄。初決勝の豆鉄砲は「ただただ、すごいことします!」とステージに寝そべった東健太郎の上を、ホセが助走なしで飛び越えるというド派手な大技を披露し、会見を盛り上げていた。

そんな12組が激突する「第47回ABCお笑いグランプリ2026」は7月26日(日)午後2時30分よりABCテレビで生放送。ABEMAでも全国ライブ配信される。

©ABCテレビ

(決勝進出者)

▼Aブロック
1.エグい速さ(初)2.金魚番長(3)3.ぎょねこ(2)4.三遊間(初)

▼Bブロック
1.ゼロカラン(初)2.江戸川ジャンクジャンク(初)3.センチネル(2)4.ダウ90000(4)

▼Cブロック
1.ソマオ・ミートボール(2)2.生姜猫(初)3.ヨネダ2000(3)4.豆鉄砲(初)

※各ブロック決勝ネタ順。( )内は今大会を含めた決勝出場回数

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