1. トップ
  2. おでかけ
  3. フランスの田舎町へ迷い込んだよう。元寝具店をリノベーションした隠れ家カフェ/阿佐ヶ谷「Au Détour café et brocante」

フランスの田舎町へ迷い込んだよう。元寝具店をリノベーションした隠れ家カフェ/阿佐ヶ谷「Au Détour café et brocante」

  • 2026.6.12

東京・阿佐ヶ谷の住宅街にたたずむ「Au Détour café et brocante(オ デトゥール カフェ エ ブロカント)」。扉の向こうに広がるのは、100年以上の時を重ねたアンティーク家具や、名もなき画家の絵画などが心地よく配置された空間。まるでフランスの古い町を訪れたような、どこかなつかしい空気がただよいます。本場のマドレーヌや香り豊かなフランス紅茶を味わいながら、遠いフランスに想いを馳せる――。そんな“小さな旅気分”を味わってみませんか。

フランスの田舎町へ迷い込んだよう。元寝具店をリノベーションした隠れ家カフェ/阿佐ヶ谷「Au Détour café et brocante」
フランスの田舎町へ迷い込んだよう。元寝具店をリノベーションした隠れ家カフェ/阿佐ヶ谷「Au Détour café et brocante」

フランスの田舎町を旅するように

フランスの田舎町へ迷い込んだよう。元寝具店をリノベーションした隠れ家カフェ/阿佐ヶ谷「Au Détour café et brocante」
あえて大きな看板は掲げず、住宅街にそっと溶け込むようなたたずまい

阿佐ヶ谷駅から歩くこと約17分。早稲田通り沿いの住宅街を進んだ先にあるのが「Au Détour café et brocante」です。

一見すると何のお店かわからない、隠れ家のような雰囲気。祖父母から受け継いだ寝具店を、セルフリノベーションしたアンティークカフェです。

フランスの田舎町へ迷い込んだよう。元寝具店をリノベーションした隠れ家カフェ/阿佐ヶ谷「Au Détour café et brocante」
引き戸や床など、元寝具店の面影を残した空間も魅力のひとつ
フランスの田舎町へ迷い込んだよう。元寝具店をリノベーションした隠れ家カフェ/阿佐ヶ谷「Au Détour café et brocante」
どの席からもアンティークが美しく見えるこだわりの配置

大きな引き戸を開けた瞬間、そこにはまるでフランスの古いカフェへタイムスリップしたような空間が広がります。

店内を彩るのは、店主の一瀬さんが長年かけて集めてきた、フランスのアンティークやブロカント、名もなき画家の絵画など。遠いフランスから阿佐ヶ谷へたどり着いた古いものの温もりを感じながら、ゆったりとした時間を過ごせます。

フランスの田舎町へ迷い込んだよう。元寝具店をリノベーションした隠れ家カフェ/阿佐ヶ谷「Au Détour café et brocante」
フランスからやってきた古い家具や雑貨に、それぞれの物語を感じる
フランスの田舎町へ迷い込んだよう。元寝具店をリノベーションした隠れ家カフェ/阿佐ヶ谷「Au Détour café et brocante」
店内の奥にあるカフェスペースは、寝具店時代に居間として使われていたそう

店名の「Au Détour」は、フランス語で「まわり道」「より道」という意味。駅から少し離れた場所にありながら、「わざわざ訪れる時間も楽しんでほしい」という一瀬さんの想いが込められています。

2025年5月のオープン以来、近所の常連さんはもちろん、遠方から足を運ぶ人も多いのだそう。駅から少し離れた場所にありながらも、多くの人を魅了する、とっておきの一軒です。

フランスから届く、2種のミニマドレーヌ

フランスの田舎町へ迷い込んだよう。元寝具店をリノベーションした隠れ家カフェ/阿佐ヶ谷「Au Détour café et brocante」
(上)「ミニマドレーヌショコラ」300円、(下)「ミニマドレーヌ クレームブリュレ」300円

お店を訪れたらぜひ味わいたいのが、本場仕込みのミニマドレーヌ。マドレーヌは、現地では子どもの頃から親しまれている定番のおやつなのだそう。発祥の地として知られるロレーヌ地方から取り寄せたものを、お店で丁寧に焼き上げて提供しています。

「クレームブリュレ」は、ブラウンシュガーのシャリっとした食感と、バニラビーンズがほんのり香る、やさしい甘さが魅力。「ショコラ」は、ココア生地にチョコチップが入った、ほんのりビターな味わいです。

カフェではめずらしい、フランス紅茶で優雅なひととき

フランスの田舎町へ迷い込んだよう。元寝具店をリノベーションした隠れ家カフェ/阿佐ヶ谷「Au Détour café et brocante」
「紅茶(フォションパリ)」600円

普通のカフェではなかなか出合えない、フランスの茶葉を使った紅茶がいただけるのも、このお店ならでは。今回いただいたのは、パリの老舗ブランドであるフォションの「ルーブルの朝」という茶葉を使ったアイスティー。

苦味が少なく、まろやかですっきりとした飲み心地が特徴で、上品な香りがふわりと広がります。マドレーヌと一緒にぜひ味わってみて。

アンティークのグラスできらめく、ヘーゼルナッツカフェラテ

フランスの田舎町へ迷い込んだよう。元寝具店をリノベーションした隠れ家カフェ/阿佐ヶ谷「Au Détour café et brocante」
「ヘーゼルナッツカフェラテ」680円

アイスドリンクは、フランス最古のガラスメーカー「ラ・ロシェール」のアンティークグラスで提供されます。時を重ねたガラスならではの重厚感と美しさがあり、カフェタイムをより特別なものにしてくれます。

フランスの田舎町へ迷い込んだよう。元寝具店をリノベーションした隠れ家カフェ/阿佐ヶ谷「Au Détour café et brocante」
イタリアの名門「Victoria Arduino(ビクトリア アルドゥイーノ)」社のマシンで、一杯ずつ丁寧に抽出

2層のコントラストがきらめく「ヘーゼルナッツカフェラテ」は、イタリア製のエスプレッソマシンで淹れる、コク深い味わい。フランス産のヘーゼルナッツシロップを使っていて、てんさい糖のやさしい甘さが、エスプレッソのコクを引き立てています。

街の歴史を紡ぐように、祖父母の寝具店を、フランスの空気がただようアンティークカフェへと生まれ変わらせた「Au Détour café et brocante」。日常を少し離れて、遠いフランスを旅するような時間を過ごしてみませんか。

元記事で読む
の記事をもっとみる