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「奥さんに似て可愛くないわね」息子だけ無視する義母→夫の代わりに怒ってくれた意外な人物の正体とは

  • 2026.6.10

義実家の団欒で始まった露骨なお菓子差別

義実家に夫と息子の三人で遊びに行った日、玄関には義妹の靴も並んでいた。

義妹も子供を連れて遊びに来ていたらしい。子供同士は近い年齢で、リビングに通された瞬間からおもちゃを取り合って大はしゃぎだった。

義母はソファで足を組み、孫たちの様子を満足げに眺めていた。

私は息子の隣に座り、お茶を一口含んで肩の力を抜いた。義妹も向かいで麦茶を持ち、夫と義妹の旦那さんは庭の話で盛り上がっている。

和やかな団欒だった、義母が突然立ち上がるまでは。

義母は台所から個包装のお菓子を山ほど抱えて戻ってきた。そしておもむろに、義妹の子の手のひらに一つ、二つ、三つと載せ始めた。

私の息子も目をきらきらさせて、義母のほうへ小さな手を差し出した。

息子の手を素通りして放たれた一言

義母の視線は、息子の手のひらをそのまま通り抜けて義妹の子のほうに戻った。お菓子は一つも回ってこない。義妹の子の山を見て、息子は何が起きたのか分からない顔のまま手を引っ込めた。

私の喉の奥が一瞬で乾いた。

義母はソファに腰を下ろし、息子のほうを一度も見ずに、お茶を啜りながら独り言のようにこう吐き捨てた。

「旦那に似てないから可愛くない」

リビングの空気が止まった。義妹の旦那さんがお茶を持ち上げかけた手を、宙で止めるのが視界の端に映った。

私は夫の顔を見た。何か言ってくれるはずだった。だが夫は膝に視線を落としたまま、義母に向かって一言も返さない。

母親の機嫌を損ねるくらいなら、息子の頭の上を発言が素通りするほうがましだ、と顔に書いてあった。

私は息子を膝の上に抱え上げ、髪を撫でることしかできなかった。涙が出そうになるのを、お茶のグラスで隠した。

義妹の旦那の一言で雷に打たれた姑

その時、向かいの席から低い声が割って入った。義妹の旦那さんが、義母のほうに身体を向け直したところだった。

「お義母さん、そういうこと言うのはやめましょうよ」

声を荒げたわけではない。

だが部屋の中の音という音が全部止まった。義母は数秒、目を見開いたまま固まっていた。

実の娘の夫から、まさか面と向かって止められるとは思っていなかったらしい。

雷に打たれたような顔のまま、義母の手の中のお茶がカップの中で小さく波打った。義妹も俯いて夫の腕に手を添え、無言でうなずいた。

義母はそれ以上、息子のお菓子の話にも顔にも触れなかった。

帰り際、義妹の旦那さんはこっそり息子の手のひらに、自分の鞄から出した飴を二つ握らせてくれた。

あの日の義母の固まった表情だけは、いまも私の家族の中で語り継がれている。

※GLAMが独自に実施したアンケートで集めた、30代・女性読者様の体験談をもとに記事化しています

※本コンテンツ内の画像は、生成AIを利用して作成しています。

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