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「浮気はしない。異性と遊ぶ時は必ず事前に報告する」付き合った時に彼と決めたルール。だが、友人から聞いた彼の本性に絶句

  • 2026.6.9

傷だらけの2人が交わした約束

大学時代、1つ上のサークルの先輩と付き合っていた。

私には浮気して別れた前カレがいた。

先輩にも浮気して別れた前カノがいた。

交際を始めた最初の夜、互いに同じ傷を見ていたから、私たちは細かいルールを口に出して決めた。

「浮気はしない。異性と遊ぶ時は必ず事前に報告する」

たったそれだけの約束だった。私はそれを守った。

男友達と飲む日も、サークル仲間とご飯に行く日も、行き先と帰宅予定の時間まで先に伝えた。

返信は決まって「気をつけて」の一言だけだったが、それで十分だと思っていた。

先輩からも同じように報告が来ると思っていた。来なかった。

何度も並びの飲み会に呼ばれていたらしいのに、私の耳に入るのは、いつも他人の口からだった。違和感を口にすると、先輩は「言うほどのことじゃないだろ」と笑って流した。

共通の友人が口を滑らせた夜

サークルの飲み会の帰り道、共通の友人と並んで歩いた。

話題が先輩のことに移った時、彼女が言葉を選びながら口を開いた。

「あの人、最近よく女の子と遊んでるよ」

耳の奥が一瞬遠くなった。

報告は一度も受けていなかった。詰め寄ると、友人は仕方なさそうに自分のスマホを開いて、先輩から女の子に送られていたメッセージのスクショを見せた。

文面は短く、軽く、迷いがなかった。

「かわいいね」

「今度2人で遊ぼうよ」

息が一段浅くなった。スクロールするとさらに別の名前が並び、同じ文面がいくつも見えた。

私が報告を律儀に守っていた半年間、先輩は同じサークルの女子に向けて、同じ言葉を何人にも流していた。あの約束を口にしたのは先輩の方だったのに、守っていたのは私だけだった。友人は気まずそうに「ずっと言いたかったけど、言える雰囲気じゃなくて」と小声で付け足した。

問い詰めても残った薄い言い訳

その夜、先輩を呼び出してスクショの画像を見せた。先輩は一瞬黙り、それから視線をテーブルの端に逃した。

「ただの社交辞令だって。誰にでも送ってる」

誰にでも送っている、という弁解の方が私の中で何かを完全に壊した。報告しない理由を聞いても、答えは曖昧なまま流された。

私は別れを告げてその場を立った。先輩は最後まで自分から謝らなかった。改札に向かう途中、ふと立ち止まって振り返ったが、追いかけてくる足音はなかった。あれだけ「お互い浮気しないようにしよう」と先に口にした人が、約束を守らなかった半年の重さだけが、家に帰る電車の窓に貼りついていた。

※GLAMが独自に実施したアンケートで集めた、30代・女性読者様の体験談をもとに記事化しています

※本コンテンツ内の画像は、生成AIを利用して作成しています。

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