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「こんな事もできないの」外国人差別のお局→かばった新卒が入社2週間で出禁・退職「理不尽」に怒!【作者に聞く】

  • 2026.6.9
【漫画】『正社員で入社した会社を半年でやめたら感謝された件』を読む 画像提供:辰ノたむ(@tatsuno_tamu)
【漫画】『正社員で入社した会社を半年でやめたら感謝された件』を読む 画像提供:辰ノたむ(@tatsuno_tamu)

同期なしの新卒として入社し、人事部の先輩に連れてこられた配属先は「検査課」だった。「女性ばかりで大丈夫?」と聞かれ、高校はほぼ女子校だったため「問題ないと思います」と答えたものの、働き出したら問題しかない部署だった――。辰ノたむ(@tatsuno_tamu)さんの漫画『正社員で入社した会社を半年でやめたら感謝された件』を紹介するとともに、制作の裏側について話を聞いた。

『正社員で入社した会社を半年でやめたら感謝された件』_02 画像提供:辰ノたむ(@tatsuno_tamu)
『正社員で入社した会社を半年でやめたら感謝された件』_02 画像提供:辰ノたむ(@tatsuno_tamu)
『正社員で入社した会社を半年でやめたら感謝された件』_03 画像提供:辰ノたむ(@tatsuno_tamu)
『正社員で入社した会社を半年でやめたら感謝された件』_03 画像提供:辰ノたむ(@tatsuno_tamu)
『正社員で入社した会社を半年でやめたら感謝された件』_04 画像提供:辰ノたむ(@tatsuno_tamu)
『正社員で入社した会社を半年でやめたら感謝された件』_04 画像提供:辰ノたむ(@tatsuno_tamu)
『正社員で入社した会社を半年でやめたら感謝された件』_05 画像提供:辰ノたむ(@tatsuno_tamu)
『正社員で入社した会社を半年でやめたら感謝された件』_05 画像提供:辰ノたむ(@tatsuno_tamu)

絶対的な権力者が支配する「検査課」の実態

出社初日に配属先の検査課へ挨拶に向かうと、課長は居眠りをしており、早々に不安になった辰ノたむさん。部署内は課長以外全員が女性で、特に教育係のオツ野さんとボネ山さんが絶対的な権力を持っていることがわかった。

辰ノたむさんは当時の苦労について「同性が多いためコミュニケーションが取りやすい反面、グループや派閥ができやすく、そこに入るか入らないかで気を遣うことも多かったです。うわさ話も早く広まるため、ちょっとした行動が話題になりやすい傾向がありました」と振り返る。ほぼ女性しか登場しない本作の制作にあたっては、キャラクターの見た目が被らないようにこだわったという。

入社2週間でターゲットに…外国人労働者への差別

職場の権力者であるオツ野さんは、特に契約社員の外国人労働者へのあたりが強く、常に「こんなこともできないの?」と怒鳴っていた。そのせいで職場は常にピリピリとした空気に包まれる。さらに、契約社員は休憩室に入ることが許されず、ロッカールームでの休憩を指示されていた。休憩室でもオツ野さんが契約社員の愚痴や悪口を言うため、辰ノたむさんもゆっくり休むことができなかった。

ある日、契約社員にだけ大変な検品をやらせていることに気づき、それを指摘した辰ノたむさんは「新人のくせに」と怒られ、入社2週間で休憩室を出禁になってしまう。翌日から無視されるようになったが、それでも人として、契約社員だけが理不尽な扱いを受けることには納得できなかった。

退職を決意し社長へ直談判!読者へ伝えたい思い

陰湿ないじめが続き、結果的に半年で退職することを決意するが、検査課の退職者が後を絶たないことに疑問を感じた人事が動き、内部調査が入ることになる。本作は、非正規雇用や外国人労働者だからという理由での差別、無視や仲間外れといった陰湿ないじめの実態を生々しく描いている。

辰ノたむさんは「プライバシーの観点から一部フィクションを交えていますが、ほぼ私が体験した実話です。よくある『悪者を倒してスカッとする』という結末ではありませんが、助けてくれる人は必ずいるということを伝えたかったです」と込めた思いを語る。数カ月にわたる連載は初めての試みで、演出やまとめ方に苦労したそうだ。

現在は、夫婦関係や子育て、仕事など実際のエピソードをもとにした漫画を描いており、夫との私生活を絵日記でつづるブログ『うちのダンナがかわいすぎるっ!』も運営している。「読者さんからの体験談も募集しているので、よかったら遊びに来てくださいね!」と辰ノたむさん。本作はKindleで未公開のおまけ漫画も無料で読めるので、興味のある人はぜひ足を運んでほしい。

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