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“チョッピーボブ”が愛される理由と、お手本ヘアスタイル6選【2026夏ボブ】

  • 2026.6.9
Getty Images

夏の定番スタイルをアップデートしたい人にも、思い切ってドラマティックな新しいカットに挑戦したい人にも、チョッピーボブこそが最もエフォートレスにショートヘアを取り入れられるスタイルだ。豊かなレイヤーと無造作なテクスチャーを特徴とするこのカットは、ほぼあらゆる髪質に応えることでアイコニックなセレブリティたちに愛されてきた。そして2026年の今もなお、アイコニックなセレブたち、例えばヘイリー・ビーバーやマーゴット・ロビーに愛されている。

「チョッピーボブとは、毛先をあえて不揃いに見せるためのグラデーションレイヤーを入れたスタイルです」と語るのは、ヘアスタイリストであり「シルケ ロンドン」の創設者であるマリア・ソティリウ氏。「毛先が揃わないことで動きが生まれ、より無造作な仕上がりになるんです」。

70年代後半と90年代初頭から多大なインスピレーションを得たこのシャープなカットは、何十年にもわたって色褪せない魅力を放ち続けてきた。初期のポスターガールといえばデビー・ハリー。ブリーチを効かせた彼女のヘアは、無造作な動きと、印象的なレイヤー、そして記憶に残るチョッピーな前髪が特徴だった。1989年から1990年にかけてそのバトンを受け継いだのが、ウィノナ・ライダー。あごのラインで切り揃えられた彼女のカットは、2026年の今でも私たちのインスピレーション源となっている。今日では、レッドカーペットの至るところでこのカットを目にすることができ、近年ではダコタ・ジョンソンやビリー・アイリッシュ、ローラ・ハリアーといった面々が、こぞってこのスタイルを支持している。

Roberta Bayley / Getty Images

チョッピーボブはどのようにカットする?

チョッピーボブの最大の魅力は、レングスからレイヤーに至るまで、完全にカスタマイズが可能なところにある。あごのラインで短くキープすることもできれば、肩の高さまで流すこともできる。重要なのは、切りっぱなしの仕上がりとたっぷりのレイヤーが入っていることだけ。レイヤーは長めでソフトなものでも、より極端でエッジィなものでもかまわない。

「私はいつも、まずソリッドなベースを作り、その上にレイヤーを切り込んでいくようにしています。そうすることで、毎回違ったスタイルへとクリエイティブな選択をする余地が生まれ、カットを進めながら微調整することもできるのです」と語るのは、「スペクトラム ワン ヘアエクステンションズ」の創設者ケイティ・グリムショー氏。

ソティリウ氏によれば、チョッピーボブをカットする際は、フロント部分をバックよりもわずかに長めに残すことが重要だという。「ボブカットにおいて、ベースの重みは欠かせない要素なのでしっかりと残しておきましょう」

「ここで用いるのが、グラデーションレイヤーという手法。髪を高く持ち上げすぎず、ベースのレングスから離しすぎずに切る技法のことです。それぞれのセクションを少しずつ持ち上げてグラデーションを作り、各セクションの毛先をハサミの先端で切り込んでいく。これが、このスタイルが“チョップドボブ”と呼ばれる所以なんです」

チョッピーボブはどうスタイリングする?

朝のスタイリングに時間をかけられない人にとって、チョッピーボブはまさに理想的なスタイルだ。「チョッピーボブは、もともと自然な動きをたっぷり湛えたスタイル。その動きをキープするためにも、オーバースタイリングは避けるのが鉄則です」とソティリウ氏は語る。「チョッピーボブは手をかけすぎてはいけません。頭を前に傾けて、ディフューザーを付けたドライヤーで乾かしてみてください。グラデーションレイヤーが生きいきと動き出して、美しいボリュームが生まれます」。

グリムショー氏が薦めるのは、髪が乾いた後にシーソルトスプレーを手に取ること。スプレーがテクスチャーと立体感をプラスし、それこそがチョップドボブの魅力を最大限に引き出してくれるからだという。「お気に入りは『O&M』の“サーフボム”。軽やかで心地よい動きを生み出してくれます。もちろん、よりなめらかに仕上げたりソフトなウェーブを楽しんだりすることもできます。ヘアアイロンを使って髪全体に柔らかなカーブをつけてあげるのもよいですね」

チョッピーボブの正しいブロー方法とは

「チョッピーボブをブロードライする最良の方法は、まず髪全体にヒートプロテクト剤をなじませ、次にソフトホールドのムースをつけることから始まります」とソティリウ氏は提案する。

「ここでもドライヤーと手を使って、髪がほぼ乾くまで仕上げていきます。次に、ラウンドブラシを使って毛先をなめらかに整えながら、さまざまな方向へと軽く弾くように動かしてあげてください。仕上げに、フロント部分を好みのサイド、あるいはセンターに向けてブロードライ。あるいは、長めレイヤーを熱を使わないヒートレスカーラーで巻いてウェーブと柔らかさ、そしてツヤをプラスするのもおすすめです。最後に、パール粒大のセラムを手のひらでこすり合わせて、毛先になじませれば完成です」

ボリューム感やロックスターのようなラフなテクスチャーなど、何か特定のスタイルを求めているのなら、ツールとテクニックを少しアレンジするだけで、よりなめらかにも、よりラフでエッジィな仕上がりにも調整できる。

「少しだけボリュームを出したい場合は、ラウンドブラシでブロードライして根元に高さを出します。よりなめらかでタイトな仕上がりを求めるなら、フラットブラシを使ったブロードライがいいでしょう」とグリムショー氏。「テクスチャーを求めているなら70%ほど乾くまでラフにドライヤーをかけてあげるだけ。あとは、髪本来の自然な質感が残りの仕事をしてくれます」

チョッピーボブのベストスタイル6

【STYLE1】ロングチョッピーボブ

このテクスチャーを効かせたロングボブは、伝統的なあごラインのショートカットではなく、肩にふわりと触れるレングスが特徴。思い切ってバッサリと切る覚悟がまだできていない人にこそ、ぴったりのスタイルだ。

【STYLE2】ショートチョッピーボブ

あごのラインでシャープに切り揃えられたボブは、いつの時代もクラシックな魅力を放つ。レングスはクラシックなフレンチボブをイメージし、全体に少し不揃いな仕上がりをオーダーすれば、最高にテクスチャー感のあるルックが手に入る。

【STYLE3】カーリーチョッピーボブ

カールや強めのコイル、ウェーブヘアの持ち主なら誰もがこのボブトレンドへの参加を検討すべき。髪が持つ自然な動きのおかげで、毎日のスタイリングがエフォートレスに決まる。ディフューザーの準備をお忘れなく。

【STYLE4】ウェービーチョッピーボブ

もともとストレートヘアの傾向があるのなら、ヘアアイロンを使ってくせ毛風のうねりやウェーブをプラスして、テクスチャーを底上げしよう。たっぷりのレイヤーが不可欠だ。

【STYLE5】カーテンバングス×チョッピーボブ

今年はカーテンバングスが大流行しているため、テクスチャーのあるチョッピーボブと組み合わせてオーダーするのもおすすめ。顔まわりを自然に引き立てるフェイスフレーミング効果をもたらしてくれる。

【STYLE6】90年代風チョッピーボブ

ヘイリー・ビーバーが披露した90年代スーパーモデル風のパワーボブは、時代を超越する究極のヘアカット。ふんわりとしたソフトなレイヤーと仕上げのヘルシーなツヤ感を意識して。

Realization : Translation & Text : Nathalie Lima KONISHI

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