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ねこにお決まりの展開など必要ない!? もしも、ねこがわらしべ長者だったら… 【書評】

  • 2026.6.7

【漫画】本編を読む

誰もが知っている昔話に、ねこが登場していたら…という、「ねこに癒やされ疲れも吹っ飛ぶ」童話×ねこ漫画『よっ!ねこむかしばなし』(ぱんだにあ/KADOKAWA)。

もしも「わらしべ長者」の主人公として、わらしべ(藁)を口にくわえた猫がいたら…というお話。藁を咥えたねこちゃんの絵だけで、既にかわいらしさで胸がいっぱいになる。

わらしべ長者の物語は、貧しいけれど素直な男が、観音様のお告げ通りに行動し、持っていた藁をみかんと交換し、今度はみかんを反物と、お次は反物を馬と交換……最終的に、立派なお屋敷を手に入れるという仏教説話に基づく古典的おとぎ話だ。

これが、ねこだとどうなるのか。

ねこラブな方ならお分かり頂けると思うが、ねこは決してめんどうなことはしない。地道な努力で最終的に幸せに…なんて手間のかかる過程は、決して必要ないのである。

そういった大変さは全て人間が受け持つ。それがねこに対する礼儀と言っても過言ではない…! では、ねこはどんな手段でわらしべ長者となるのだろうか? 読んでみてからのお楽しみだ。

ねこがいると「その存在だけで、なぜか、みんな幸せになっちゃうなぁ」と、思わず微笑んでいる自分がいるはず。仕事が忙しくてちょっと心に余裕ない…なんて方に、特にオススメしたい。

文=雨野裾

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