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片付けのプロが断言。本棚を背表紙の色で整えるべきでない理由とおすすめの分類法5

  • 2026.6.5
© eleonora galli / Getty Images

かつて、本棚は背表紙の色ごとに並べることがトレンドだったことがあった。片付けとデザインのプロたちは、他の方法をすすめ、色を主役にしたスタイリングは本棚を“今一つ”に見せてしまうと断言する。

「同系色の本同士をまとめる手法は確かに魅力的に思えることがありました。一見ビビッドで、面白いルックだともてはやされることもありました」と、ゴッサム・オーガナイザーズの設立者、リサ・ザスロウは言う。「落ち着いて考えると、カラーブロッキングされた本棚は、時代遅れな印象を拭えません。アボカド色のフォーマイカを使ったキッチンのカウンタートップがそうであるようにね」

色別に整理するデメリットについて、オーガナイズド・バイ・ケンドラのケンドラ・リトルジョンは、こうコメントする。「色に従い、スタイリングされた本棚は写真で見るとすばらしいのですが、実際に目の前にあると存在を主張しすぎます」

「何より、本を見つけにくいと思います」と彼女は笑う。「本棚は機能的でもあるべきで、美しさだけを優先させてしまっては本末転倒です。多くの人にとって、それは整理整頓とは真逆の結果をもたらします」

これから本棚を整えていこうとしているのなら、どのような本が手元にあるのか、そしてそれらをどのように使っていくのかをよく考えよう。小説が多くを占めるなら、ジャンルで分類してみてはいかがだろうか。膨大な数のブックコレクションが自慢なら、作者の名前順に並べてもいいかもしれない。

具体的な方法を知りたいなら、ここで片付けのプロたちがおすすめするやり方をチェックしてみてほしい。実用的なニーズに応えつつ、本棚を美しく見せる秘訣と出合えるはずだ。US版「グッド・ハウスキーピング」より

David Madison / Getty Images

王道は「作者の名前順」「カテゴリー別」

メック・オーガナイジングの設立者、ナンシー・メックは、このやり方をすすめる。「本棚から本を探し出すために、背表紙の色を覚えなければいけないなんて、おかしいですよね。これに比べ、作者名順か、カテゴリー別に並べていれば、本の外観ではなく中身に着目しているわけですから、理に適っています」

kool99 / Getty Images

同じ分野の蔵書は「サブジャンル」で細かく分類

自宅にある本のほとんどが、同じカテゴリーに属しているなら、もう少し細かく分類してみよう。「ある牧師に頼まれて、教会内の事務所を整理したことがあり、そこで多くのことを学びました」とザスロウは言う。「私にとって、そこにある本はすべては同じカテゴリー、『宗教』に属するものでした。けれど、彼女は専門知識に従い、典礼、経典、聖書史などとさらに分類を進めていったのです」

xu wu / Getty Images

意外と理に適った「サイズ別」

同じサイズの本同士をまとめて並べるのもおすすめだ。「大型本や高さのある本を1カ所にまとめれば、本棚のスペースを最大限に活用することができます」とインホーム・ブティック・スペーシーズの設立者、リサ・マローンは言う。原則として、大きく、重い本は本棚の下部に置こう。

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装丁の「フォーマット」を基準にする

マローンは文庫本とハードカバーを分けるやり方も提案。このアプローチにより「クリーンでバランスの取れた外観を手にいれることができます」と彼女は言う。そうすれば、ハードカバーの間に入り込んだ文庫本を見つけられなくなってしまうこともないし、スペースを余すところなく活用できる。

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分類を諦めそうになったら「色分け」も検討

一切の分類を諦めそうになっているのであれば、躊躇することなくレインボーカラーの本棚をつくってほしい。「最悪なのは、本を箱に詰め込み、納屋などの収納エリアに放置してしまうこと」とメック。「本は、手に取られなければ、魅力を失います」

カラフルなスタイリングが好き人のために、リトルジョンは部分的にこれを採用することをすすめる。「色に元気をもらえるなら、特定のカテゴリー内でカラーブロッキングを楽しんではいかがでしょう。あるいは、(全体ではなく)ひとつの棚を選び、アクセントとして色を強調した配置を試してみてもよいかもしれません」

original text : SARAH LYON
translation : CHISATO YAMASHITA

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