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「家計はちゃんと管理したい」給料を妻に全額預けていたが、口座が空に。だが、問い詰めた妻のお金の使い道に呆れた

  • 2026.6.7
「家計はちゃんと管理したい」給料を妻に全額預けていたが、口座が空に。だが、問い詰めた妻のお金の使い道に呆れた

結婚を機に妻へ全額預けた給料

結婚して数ヶ月の頃の話だ。

同い年の妻はしっかり者で、結婚前から「家計はちゃんと管理したい」と言ってくれていた。

自分は数字に弱く、お金の管理に自信がない。お願いします、と頭を下げて、毎月の給料はほぼ全額、妻名義の口座へ移して任せていた。

共働きで生活費はそれなりにかかるが、家賃も光熱費も食費も、私の給料だけで十分まわるはずだった。

実際、独身時代は同じ収入で毎月そこそこの貯金もできていた。

妻も働いているのだから、新婚の家計が苦しくなる理由がない。

「今月もちょっと足りないから、お小遣い少し減らしていい?」

たまにそう言われても、新婚で家具や家電を揃えている時期だ。仕方ない、と笑って頷いていた。だから明細を見たのも、本当にたまたまだった。

残高画面で固まった夜

給料日からちょうど2週間。スマホアプリで給与振込口座を開いた瞬間、目を疑った。

残高がほとんどない。家賃も光熱費もまだ落ちていないのに、桁が一つ少ない数字が表示されている。

何度も画面を更新したが、間違いない。妻に渡しているはずの生活費を引いても、こんなに減るはずがない金額だった。

その夜、夕食の片付けが終わったあと、妻に切り出した。

「口座、見たんだけど。残高ほぼ残ってないのって、何で?」

妻の手が止まり、皿を持ったまま動かなくなった。長い沈黙のあとで、絞り出すように打ち明けてきた。

「結婚前の借金、実は家計から返してた」

頭が真っ白になった。額を聞いて、もう一度息が止まる。

返済期限が迫っていて、結婚前に言い出せないままここまで来てしまった、と妻は俯いていた。怒鳴る気力もなかった。

信頼してすべて任せていた相手が、結婚生活の最初の数ヶ月で、自分の給料を黙って返済の穴に流していた。その事実をどう受け止めればいいのか、しばらく分からなかった。

立て直すまでの数ヶ月

翌月から生活費を限界まで切り詰めて、家計の管理は私の側に切り替えた。

外食はやめ、休日のお出かけも控えた。お弁当を持参し、コンビニにも極力立ち寄らない生活が続いた。

妻も自分の収入から少しずつ返済に回し、半年ほどでようやく借金は片付いた。完済してからは妻も心を入れ替え、今は二人で相談しながら家計を回せている。

それでもあの夜の残高画面と、長い沈黙のあと俯いた妻の表情を思い出すたびに、一度ぐらりと揺れた信頼の感覚がよみがえる。

最初に言ってくれていれば、と今でもふと考えてしまう夜がある。

※GLAMが独自に実施したアンケートで集めた、30代・男性読者様の体験談をもとに記事化しています

※本コンテンツ内の画像は、生成AIを利用して作成しています。

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