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「旦那さんは何が好きなん?」隣のおばあちゃんに答えた結果 →『想像以上のお返し』にびっくり

  • 2026.6.4

筆者の話です。
実家へ帰省するたび、隣のおばあちゃんから夫に『ちょっとした頼みごと』が入ります。
正直「またか」と感じていた私でしたが、ある日思いがけない出来事があって──。

画像: ftnews.jp
ftnews.jp

頼まれ事

実家へ帰省すると、隣のおばあちゃんがよく顔を出します。
ひとしきり世間話をすると、必ず
「ちょっと手伝ってくれん?」
と話を切り出すおばあちゃん。頼まれるのは、電球交換や重たい荷物の移動など、ほんの数分で終わるようなことばかり。

夫も嫌な顔をせず手伝っていましたが、帰省中くらい家族でゆっくり過ごしたい気持ちもあり、私は内心「またか」と思ってしまうことがありました。

届く気遣い

そんなある日、実家の食卓に立派なメロンが並んでいました。
「隣のおばあちゃんの息子さんからよ」
母にそう言われ、私は驚きました。
話を聞くと、北海道に転勤した息子さんに
「いつもお世話になってるんだから送りなさい」
と、おばあちゃんが伝えていたのだと言うのです。

それから少しして、隣のおばあちゃんが顔を出し、こう声をかけてきました。
「旦那さんは何が好きなん?」
何気なく聞かれた私は、冗談半分で「『白い恋人』が大好物ですよ」と答えたのです。

本気の顔

すると、おばあちゃんは目を丸くして「送らせるわ!」と、本気の顔で張り切って帰っていきました。
私は急に申し訳なくなり、遠慮なく言いすぎたかなと反省。
けれど夫は笑いながら「今度はこっちがおばあちゃんにお土産買って帰ろうや」と、あっさり言ったのです。

後日、おばあちゃんの家へお土産を持って行くと
「これ好きやろ? 持って帰り」
と差し出されたのは『白い恋人』でした。
しかも、自分ではなかなか買わないような缶タイプの54枚入り。
思わず夫と顔を見合わせてしまいました。

持ちつ持たれつ

頼られることを負担に感じる日もありました。
けれど、おばあちゃんにとっては「お願いすること」も、「返そうとすること」も、どちらも自然なやり取りだったのかもしれません。

帰省すると、今でも「ちょっと手伝って」と声がかかります。
それでも以前ほど身構えなくなったのは、夫の言葉や、おばあちゃんの気持ちを知ったからだと思います。

人との関係は『してもらう』だけでも『してあげる』だけでも続かない。
持ちつ持たれつで成り立っているのだと、少しだけ見え方が変わった出来事でした。

【体験者:50代・筆者、回答時期:2026年5月】

※本記事は、執筆ライターが取材又は体験した実話です。取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

FTNコラムニスト:Kiko.G
嫁姑問題をメインテーマにライター活動をスタート。社宅生活をしていた経験から、ママ友ネットワークが広がり、取材対象に。自らが離婚や病気を経験したことで、様々な悩みを持つ読者を元気づけたいと思い、自身の人脈や読者の声を取材し、記事として執筆。noteでは、糖尿病の体験記についても発信中。

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