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故オジー・オズボーン、AIアバターで「復活」…妻シャロンが明かした仰天計画

  • 2026.6.1

英時間2025年7月22日に76歳で逝去したブラック・サバスのフロントマン、オジー・オズボーンが、AIアバターとしてファンの前に再登場することが明らかになった。故オジーの妻シャロン・オズボーンと長男のジャック・オズボーンが米時間2026年5月20日にラスベガスで開催されたライセンシング・エキスポで発表したもので、生前の声や動きを忠実に再現したアバターがリアルタイムでファンと会話できるという異例のプロジェクトだ。(フロントロウ編集部)

「何でも質問できる」——オジーの声で応答するAIの仕組み

米Billboardによると、このプロジェクトはHyperrealとProto Hologramの2社の提携によって実現した。Hyperrealが持つ「デジタルDNA」という手法を用いて、オジーが生前に承認したオリジナル素材のみをもとに外見や声、仕草を再現した。「Proto Luma」と呼ばれる原寸大のインタラクティブ・タッチスクリーン端末を通じて、2026年夏から英国と米国での展開が予定されている。

シャロンは「彼に何でも質問でき、彼は自分の声で答えてくれます。そしてその答えは、まさにオジーが言いそうなことなんです」と語った。ジャックも「本当に驚くほど正確なんです」と表現しており、その精度の高さを強調している。Hyperrealはすでに、マーベル・コミックの故スタン・リーのAIアバターでこの手法を実用化しており、2025年のL.A.コミコンで公開した実績がある。

「父は生前に了承していた」批判への反論とファンの声

発表に対してSNSでは批判の声も挙がったが、ジャックはライブストリームで「上品なプロジェクトになる」と反論し、「父もきっとこういうことに興味を持っただろうと思うんです」と述べた。プロジェクトで使われるデータはすべて生前に本人が承認した素材のみで構成されているという。なお、今後は広告や商業利用への展開も視野に入れているとされる。

長年パーキンソン病と闘い続けたオジーは、英時間2025年7月5日に英バーミンガムでブラック・サバスとのコンサートに臨み、その17日後に永眠した。ヘビーメタルの伝説を受け継ぐAIアバターの登場は、故人の尊厳とAI技術の活用をめぐる倫理的議論に、新たな一石を投じることになりそうだ。

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