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今最もオスカーに近い!エミリー・ブラントが話題の映画『スマッシング・マシーン』について語る【sweetムービーインタビュー】

  • 2026.6.1

『スマッシング・マシーン』に出演のエミリー・ブラントさんにインタビュー。話題作に出演し続け今一番オスカーに近いとされるエミリーさんが思うこととは。

Emily Bluntエミリー・ブラント

1983年2月23日、ロンドン生まれ。2001年に舞台デビューし、03年から映画界に進出。『プラダを着た悪魔』(06)の助演で注目を集めた。『メリー・ポピンズ リターンズ』(18)、『オッペンハイマー』(23)などハリウッド大作に数々出演。


おそらく今一番オスカーに近い俳優とされる、エミリー・ブラント。キャリアの長さ、これまでの候補歴、主演・助演を問わずに好評を得る役柄の幅広さ、どれをとっても名優の条件なんですよ。そんな彼女の当たり役だった『プラダを着た悪魔』(06)のエミリー役でカムバックした続編『プラダを着た悪魔2』は全世界で話題に。今夏にはスピルバーグ監督の最新作『ディスクロージャー・デイ』でも主演しており、ついにオスカーにリーチか! とされる中、今年の映画賞で話題になった『スマッシング・マシーン』が日本公開されます。

「私が演じたドーンは、マーク・ケアーのパートナー。スターアスリートとしての重圧、慣れない日本など、苦悩を抱えたマークを支える役です。彼らは愛し合い、助け合っているけど、ときに衝突もします。心の痛みをどう克服していったかについてを語る作品であり、実在する2人の旅路を追体験する物語でもあるんですよ」


総合格闘技PRIDEのスターとして招かれたマーク・ケアーが、こんな側面をもっていたとは……と驚かされることばかりの本作。「格闘家のパートナーは、その格闘家の一番近くにいるのにサポートするチームからは疎外されてるんですよ」とか。

「本当に意外なことでした。ドーン本人に会って話を聞いたとき、マークとドーンそれぞれが孤独に感じていたことを知って驚きました。だって、彼が試合で勝っても負けても彼女は必要とされるのに、試合の2週間前には家を追い出されるのよ。ドーンにとってそれがどれほど寂しいことか。しかも、格闘家は試合が近づくと次第にプレッシャーが高まり、ときに感情的になったり暴力的になってしまうこともある。リングの外で起きる暴力と、それを受け止めなければならなかったドーンを表現することができたのは、私にとっての幸せでした」

本作でゴールデン・グローブ賞最優秀助演女優賞候補になったエミリー。ファンタジー、アクション、SF、ヒューマンドラマ、コメディ、となんでもこなす彼女、次は何をしたい?

「⼀緒に仕事をしてみたい監督はたくさんいますし、どんな役でもやりたいんですけどね。個人的には歴史ものが好きなんですよ(笑)。19世紀を舞台にしたドラマ『The English』に出演してすごく気に入っていますし、幼いころから母と一緒に観ていたのは『シェーン』のような西部劇。とはいえ、今やるなら現代的なテイストで女性を描いた時代劇がいいですね」


『スマッシング・マシーン』

Story:総合格闘技デビューから人気と実力を持つマーク・ケアー(D・ジョンソン)は、日本のPRIDEに進出。一躍人気者となるが、日々のプレッシャーから心を病み、鎮痛剤への依存を深めてしまう。

監督:ベニー・サフディ/出演:ドウェイン・ジョンソン、エミリー・ブラント、ライアン・ベイダー、大沢たかお、光浦靖子 ほか/配給:ハピネットファントム・スタジオ/公開:5月15日より、TOHOシネマズ 日比谷ほか全国ロードショー
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text : Masamichi Yoshihiro

※記事の内容はsweet2026年6月号のものになります。
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