1. トップ
  2. ファッション
  3. 「これまでの人生、ずっと自分に自信が持てなかった」52歳のヴィクトリア・ベッカムが自然なエイジングを受け入れる理由

「これまでの人生、ずっと自分に自信が持てなかった」52歳のヴィクトリア・ベッカムが自然なエイジングを受け入れる理由

  • 2026.6.5

水曜日の朝、ヴィクトリア・ベッカムが夫のデヴィッド・ベッカムを「赤くて怒っている小さな男」と呼ぶなんて、誰も予想していなかったはず。でも、私たちは彼女のリアルな本音を聞く準備ができている。イギリスの『The Sunday Times Style』が公開した約30分間の対談動画で、ヴィクトリアはビューティ・エディターのサラ・ジョセルと対談。お気に入りのサプリメントからエイジングケアへのアプローチ、速度を落とさないライフスタイルまで、余すところなく語った。

ハーパーちゃんが例えた、ベッカム家の朝のリアル

自身を「ポジティブな人間」と評するヴィクトリアは、娘のハーパーから映画『インサイド・ヘッド』(原題:Inside Out)のキャラクター「ヨロコビ(Joy)」に似ていると言われたエピソードを披露した。さらに面白いのは、デヴィッドが「イカリ(Anger)」にそっくりだと言われた理由だ。「私はとてもハッピーで、最高の1日を始めようとするタイプ。でも、ベッカム家のほとんどの人は朝が苦手だから、私が『ヨロコビ』担当なの。するとデヴィッドが『ハーパー、なんでそんなことを言うんだ?』って聞いて。ハーパーは『だってパパは朝、あの赤くて怒っている小さな男そのものだもん』って答えたの(笑)」と、ベッカム家の微笑ましい朝の光景を明かした。

WPA Pool / Getty Images
NurPhoto / Getty Images

スパイス・ガールズ時代のアイコニックな美容史を振り返る

話題はスパイス・ガールズの全盛期へと移る。当時、ヴィクトリアは「髪型のカメレオン」として知られていた。2000年代にはピクシーカットから、彼女の代名詞となったボブ(通称「ポッシュ・ボブ」や「ポブ」)、ショートヘアまで、あらゆるスタイルに挑戦してきた歴史がある。そんな輝かしいヘアのレガシーを持つ彼女に、サラは自らが手がけるブランド「ヴィクトリア・ベッカム・ビューティ」からヘアケアラインが登場する可能性について尋ねた。しかし、ヴィクトリアは「私は自分の髪を自分でセットできないの」と即座に否定。「でもヘアミストは大好き。香りが長持ちするヘアミストを見つけるのは難しいから、それならあり得るかもね」と付け加えた。

過去の失敗から学び、現在のビューティへと昇華

また、ヘアスタイルと同様にアイコニックだったのが彼女のメイクだ。「スパイス・ガールズ時代は、濃すぎるリップライナーを引いたり、拳ほどの大きさもあるような大粒のグリッターアイシャドウを塗って、目元からポロポロ落としたりしていたわ。あの頃から本当に多くのことを学んだからこそ、それを今の製品作りに活かせているの」と振り返る。彼女の美容の進化は、まさに歴史に残るものと言えるだろう。その後、2人の対話はエイジングと自分の外見に対する向き合い方という、より深いテーマへと進んでいく。ヴィクトリアのアプローチは、驚くほどシンプルで、周囲の目を一切気にしないことだという。

「最高の自分」を目指す!ヴィクトリアのシンプルなアプローチ

「私はただ、最高の自分でありたいだけ。健康で、フィットしていたい。本当にそれだけなの。年齢のことに囚われすぎることはないわ」さらにヴィクトリアは、これまでの人生でずっと「自分は十分ではない」と感じていたという驚きの本音を告白した。「歳を重ねることの素晴らしい点は、他人がどう思うかを本当に気にしなくなること。今は自分の人生の物語(ナラティブ)を自分でコントロールできる。人生の大半を、自分は十分ではないと感じ、自分の見た目を好きになれずに過ごしてきた。でも、歳をとって素晴らしいのは、今の自分の見た目をそのまま受け入れられるようになったことね」

50代になっても妥協しない、前向きなマインドの持ち方

ヴィクトリアはそのポジティブな変化が、年齢とともに止まることはないと考えている。「50代になったからといって、諦める必要なんて全くない。妥協しなきゃいけないという意味でもないわ。私たちはいつだって素敵でいられるはずよ」さらに彼女は、「アンチエイジング」という言葉について、「優れたマーケティング用語にすぎない」と一蹴する。「肌に塗るもの(局所的なケア)だけでエイジングのプロセスを止められるなんて信じていないわ。それに、その言葉自体が少しネガティブに感じるの。私は今でも、ワークアウトの内容を年齢に合わせて変えたりはしていない。むしろ、20代や30代の時よりも今のほうが見事に動けているくらいよ」

定期的な血液検査で、自分に必要な栄養を賢くチョイス

「だから、歳を重ねたからといって、できることが制限されるわけではないの。年齢を重ねても、素晴らしいことを達成できるわ」最後にサプリメントやコラーゲンパウダーについて聞かれると、ヴィクトリアは自身も夫のデヴィッドも大ファンであることを認めた。「毎日アミノ酸と、他のビタミン類を欠かさず摂っているわ。私たちは定期的に血液検査を受けているから、自分たちの体にどのビタミンが必要なのかを正確に把握しているの」日本でも最近、クリニックでの血液検査をもとに自分に足りない栄養素をオーダーメイドする「パーソナライズサプリ」が注目を集めているが、ヴィクトリアもまさにその先進的なアプローチを実践している。髪や爪、肌の健康を考えるとき、ビタミンやサプリメントの重要性は見落とされがちだ。もしこの対談から何かを学ぶなら、まずは自分の体を詳しく調べ、血液検査の予約をしてみることかもしれない。

専門家の紹介:リア・マプーラ(Lia Mappoura)

『Cosmopolitan UK』のビューティライター。雑誌、SNS、動画、デジタルプラットフォーム全般にわたり4年以上のレポート経験を持つ。最新のトレンド分析からセレブのヘア&メイクまで幅広くカバーし、次のビッグトレンドをいち早く見極めるエキスパート。2025年にはデジタルフレグランスコンテンツの権威として「The Rising Media Star」を受賞。時代遅れの美容のステレオタイプに挑戦し、包括的な表現を支持している。


※この記事は『Cosmopolitan UK』の翻訳をもとに、ウィメンズヘルス日本版が編集して掲載しています。

From: Cosmopolitan UK

元記事で読む
の記事をもっとみる