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イケメンすぎる次期国王からモデル伯爵まで! “称号はく奪”でも話題のデンマーク王室メンバー図鑑

  • 2026.5.30
NurPhoto / Getty Images

王室スリム化を目的とした孫たちの称号剥奪、そして半世紀ぶりとなる歴史的な譲位を経て、新体制へと舵を切ったデンマーク王室。2026年5月に報じられた前女王マルグレーテ2世の緊急入院についての状況や、アメリカ赴任からの帰国を控えるヨアキム王子一家の動向など、最新情報についても触れながら、変革の渦中にある主要メンバーのプロフィールを見ていこう。

Martin Sylvest Andersen / Getty Images

フレデリック国王一家

現在のデンマーク王室の中核を担うのが、フレデリック国王が率いる直系ファミリーである。

マルグレーテ前女王を中心に、国王を支えるメアリー王妃、次世代を担う4人の子どもたちで構成されている。王位継承順位第1位の長男クリスチャン皇太子、長女イサベラ王女、そして双子のきょうだいである次男ヴィンセント王子&次女ヨセフィーネ王女の4人は、主要なロイヤル行事の随所でその姿を披露している。

Gisela Schober / Getty Images

マルグレーテ2世女王

フレデリック10世の母であるマルグレーテ2世は、1940年4月16日生まれの現在86歳。13歳だった1953年の憲法改正により女性の王位継承が可能となり、推定相続人となった。妹にはベネディクテ王女(1944年生まれ)と、元ギリシャ国王コンスタンティノス2世(2023年没)と結婚し王政廃止までギリシャ王妃を務めたアンネ=マリー王女(1946年生まれ)がいる。

1972年の即位から52年間にわたりデンマーク女王として在位したが、2024年1月14日に長男のフレデリック10世へ王位を譲り生前退位した。退位後も「マルグレーテ女王」の称号を維持している。芸術への造詣が深く、舞台美術や衣装デザインを手がける文化人としてのライフスタイルでも有名。

2026年5月、心臓関連の不調のため緊急入院。バルーン血管形成術を受けて一度は退院に至ったものの、そのわずか4日後に再入院を余儀なくされている。過去の転倒に関連した股関節付近の大きな血腫が認められたといい、その健康状態に対する懸念が高まっている。

Mark Cuthbert / Getty Images

フレデリック国王

マルグレーテ前女王の長男フレデリック10世は、1968年5月26日生まれの現在58歳。生誕から4年後の1972年、母が王位に就いたことに伴い皇太子となった。オーフス大学へ進学し、米ハーバード大学にも1年間在籍。これにより、彼はデンマーク王室で初めて大学教育を受けた人物となった。

王妃とのなれそめは、2000年のシドニーオリンピック開催時、現地のパブでオーストラリア出身のメアリー・ドナルドソン(現王妃)と出会ったことに始まる。2004年5月14日に結婚し、4人の子どもに恵まれた。

2024年1月14日、母の退位に伴い新国王に即位した。即位後も精力的に公務を行っており、2025年4月には大阪・関西万博の開幕に合わせて来日、2026年4月にはイースター礼拝に出席、毎年恒例で5月に行われるロイヤル・ランでは市民と一緒に走るなど、親しみやすい王室像を示し続けている。

Patrick van Katwijk / Getty Images

メアリー王妃

フレデリック国王の妻であるメアリー王妃は、1972年2月5日生まれの現在54歳。オーストラリア・タスマニア州出身で、1994年にタスマニア大学を卒業後は広告代理店に勤務。のちにフレデリック皇太子(当時)とシドニーで出会った当時は、不動産会社でキャリアを積むキャリアウーマンであった。2001年12月にデンマークへ移住し、2004年の結婚を機にデンマーク国籍を取得、同時にルター派への改宗を経験している。2024年1月14日の夫の即位に伴い、デンマーク王室史上初となる民間出身の王妃となった。

洗練されたファッションセンスは世界的に高く評価されており、サステナブルな観点から同じドレスを何度も着回すライフスタイルが支持を集めている。

近況としては、実父であるジョン・ドナルドソンが他界するという私生活での大きな喪失を経験した。

Martin Sylvest Andersen / Getty Images

クリスチャン皇太子

フレデリック国王&メアリー王妃の第1子であるクリスチャン皇太子は、2005年10月15日生まれの現在20歳。王位継承順位は第1位。2024年1月14日、父が新国王フレデリック10世に即位したことで、クリスチャン王子から皇太子となった。

190cm近い高身長と端正な容姿を兼ね備え、世界中のロイヤルファンから「北欧のイケメンプリンス」として高い注目を集める存在。もっとも、単なるアイドル的ロイヤルにとどまらず、将来の国王としての社会的責任を担うべく着実にキャリアを積んでいる。

現在は軍隊での任務に就いており、2026年1月、両親がエストニア公式訪問で不在の間には、初めて「摂政」としての任務を本格的に遂行。自身が滞在していたスラーゲルセの兵舎から法案への署名を行うなど、次世代のリーダーとしての確かな存在感を示している。

Martin Sylvest Andersen / Getty Images

イサベラ王女

フレデリック国王とメアリー王妃の第2子であるイサベラ王女は、2007年4月21日生まれの現在19歳。王位継承順位は第2位。母メアリー王妃のセンスを受け継いだ、洗練されたファッションスタイルで若者の注目を集める存在だ。2025年4月に18歳の誕生日を迎えた際には、オーフス市庁舎を訪れて王室一家と祝賀行事に出席した。

近況としては、高校卒業後の2026年8月から、スラゲルセの近衛軽騎兵連隊にて11か月間の兵役に就くことが発表された。これは国内の女性徴兵制度拡大に伴うもので、かつて兄のクリスチャン皇太子も任務に就いた場所で新たな一歩を踏み出す予定である。

Mark Cuthbert / Getty Images

ヴィンセント王子

フレデリック国王とメアリー王妃の第3子であるヴィンセント王子は、2011年1月8日生まれの現在15歳。ヨセフィーネ王女とは双子の兄であり、王位継承順位は第3位。2026年1月に15歳の節目を迎え、洗練された公式ポートレートが公開されたほか、同年4月18日にはフレデンスボー宮殿にて堅信礼を受けた。この儀式は、デンマーク王室において、ロイヤルメンバーとして大人への第一歩を踏み出す極めて重要な伝統行事である。

抜群の運動能力の持ち主でもあり、父フレデリック国王の50歳を記念して始まった伝統の市民マラソン「ロイヤル・ラン」の2026年5月大会ではその実力を発揮した。1マイルのファミリー・マイルレースに出場し、なんと1位でゴール。国王一家の中でも、最速タイムを記録したのはヴィンセント王子だったという。

Mark Cuthbert / Getty Images

ヨセフィーネ王女

フレデリック国王とメアリー王妃の第4子であるヨセフィーネ王女は、2011年1月8日生まれの現在15歳。双子の兄であるヴィンセント王子の誕生から30分後に生まれた。王位継承順位は第4位である。2026年1月に15歳の節目を迎え、同年4月18日には、双子の兄ヴィンセント王子と共に堅信礼を受けた。かつてはヴィンセント王子と同じトラネゴーズスコーレンで初等教育を受けていたが、2023年の転校を経て、2025年秋からはデンマーク南部にある全寮制学校、スピア・エフタスコーレへと進学している。

母メアリー王妃とワードローブをシェアする洗練されたファッションセンスも注目の的に。2025年9月、メアリー王妃が公務の際に、ヨセフィーネ王女のペールブルーのブラウスを着用して登場し大きな話題を呼んだ。“母が娘の服を借りる”という新鮮な関係性は、風通しの良いモダンロイヤルらしい対等な親子関係を物語っている。

RITZAU SCANPIX

ヨアキム王子一家

ここからは、マルグレーテ女王の次男であるヨアキム王子が率いるファミリーをご紹介。ヨアキム王子とマリー妃を中心に、王子の前妻アレクサンドラ・マンリーとの間に生まれた長男ニコライ伯爵と次男フェリックス伯爵、そして三男ヘンリク伯爵、長女アテナ伯爵令嬢の4人の子どもたちが名を連ねる。

ヨアキム王子はフランス・パリでの4年間にわたる滞在生活を経て、2023年秋からはアメリカ・ワシントンD.C.へと拠点を移し、現在も米国での生活を送っている。2023年に4人の子どもたちの称号はく奪という大きな転換期を経験した現在、それぞれが独自のキャリアや国内外での学業に専念している。

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ヨアキム王子

マルグレーテ前女王の次男でフレデリック国王の弟であるヨアキム王子は、1969年6月7日生まれの現在56歳。王位継承順位は第5位。前妻アレクサンドラ・マンリーとの間に2子、現在の妻マリー妃との間に2子をもうけている。

軍事および外交のキャリアを積んでおり、パリのデンマーク大使館での防衛駐在官としての勤務を含め、フランス・パリに4年間駐在した経歴をもつ。その後、2023年秋からは駐米デンマーク大使館の防衛産業アタッシェ(防衛駐在官)としてアメリカ・ワシントンD.C.に赴任しており、家族とともに米国を拠点にするライフスタイルを送っている。

今後の動向にも注目が集まっており、2025年6月にはデンマークの放送局「TV2」のインタビューで「私たちは故郷に帰りたいと願っている。ここでの任務が終了すればデンマークに戻る予定だ」とコメントし、母国への愛着をにじませた。ワシントンでの職務は2026年に当初の任期終了を迎えるが、防衛省からは任期延長の可能性も発表されており、マリー妃が明かした2027年8月の帰国計画も踏まえ、家族の未来を見据えた次なるステップから目が離せない。

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マリー妃

ヨアキム王子の妻であるマリー妃は、1976年2月6日生まれの現在50歳。フランス出身の彼女は、結婚前は広告業界でいくつかの職に就きキャリアを築いていた。ヨアキム王子との交際が初めて報じられた2005年当時から、その自立したライフスタイルで注目を集め、2008年に結婚した。

2026年2月には50歳の節目を迎え、デンマークメディアのインタビューに対応。夫のワシントンD.C.での任期延長の可能性を見据えつつ、2027年8月に家族でデンマークへ帰国する具体的な計画を公表した。これは子どもたちの就学スケジュールを最優先に考慮した、母としてのライフスタイル上の決断であることを明かしている。

Wendell Teodoro / Getty Images

モンペザ伯爵ニコライ

ヨアキム王子と前妻アレクサンドラの長男であるニコライ伯爵は、1999年8月28日生まれの現在26歳。王位継承順位は第6位。マルグレーテ前女王による王室スリム化の決定に伴い、2023年1月1日付で「王子」の称号を失い、現在は「モンペザ伯爵」の称号を持つ。

学業の傍ら、早くからファッション界で頭角を現してきたニコライは、2018年に「バーバリー」のコレクションで鮮烈なモデルデビューを飾り、「ディオール」のランウェイを歩き、同ブランドのキャンペーンモデルにも起用されるなど、モデルとして活躍。その端正なルックスで世界のロイヤルファンから注目の的だ。

プライベートでは、学生時代から長年交際している恋人ベネディクテ・サウストラップと順調な関係を築いている。コペンハーゲン・ビジネススクールでの学生生活やオーストラリア・シドニーへの留学を共にするなど、公私にわたり洗練されたモダンなカップルとして常に注目を集める存在だ。

キャリアにおいても新たな局面を迎えており、2026年からは、デンマーク産業連盟(DI)の不動産部門にて、商業およびデータ主導の業務を担当するコンサルタントに就任。最新インタビューでも、自身が不動産投資の世界とモデル業という2つのキャリアを両立させたライフスタイルを明かしている。

Aflo

モンペザ伯爵フェリックス

ヨアキム王子と前妻アレクサンドラの次男であるフェリックス伯爵は、2002年7月22日生まれの現在23歳。王位継承順位は第7位。兄ニコライ同様、王室スリム化の決定により2023年1月1日付で「王子」から「モンペザ伯爵」へと称号が変更された。

当初は軍隊でのキャリアを試みたが、その後に方向転換を選択。2022年からはコペンハーゲン・ビジネススクール(CBS)に進学し、国際海運・貿易の学位取得に向けて学んでいる。

学業と並行し、ファッション界でも活動の幅を広げている。大手モデルエージェンシーと契約後、2022年2月にデンマークの老舗高級ジュエリーブランド「ジョージ・ジェンセン」のキャンペーンモデルに起用され、モデルデビューを果たした。また、2025年7月の23歳の誕生日には、継母マリー妃が撮影した大胆なバズカット(坊主頭)の近影が王室から公開され、その新鮮なヘアスタイルが国内外で大きな注目を集めた。

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モンペザ伯爵ヘンリク

ヨアキム王子とマリー妃の長男であるヘンリク伯爵は、2009年5月4日生まれの現在17歳。王位継承順位は第8位。2023年1月1日より「王子」から「モンペザ伯爵」へと称号が変更されている。

現在は両親とともにワシントンD.C.の学校に通う。母マリー妃のインタビューによると、ヘンリクが現地の高校を卒業する2027年8月のタイミングに合わせて、家族とともにデンマークへ帰国する予定であるという。

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モンペザ女伯爵アテナ

ヨアキム王子とマリー妃の長女であり、マルグレーテ前女王の最も年少の孫であるアテナ伯爵令嬢は、2012年1月24日生まれの現在14歳。王位継承順位は第9位。2023年1月1日より「王女」から「モンペザ伯爵令嬢」へと称号が変更された。

2026年1月に14歳の誕生日を迎え、ワシントンD.C.の自宅で撮影された公式ポートレートが公開されて話題を呼んだ。直近の動向としては、2026年5月2日にワシントンD.C.のジョージタウン・ルーテル教会にて堅信礼を受け、兄たちを含む家族全員が集まってその節目を祝福。2027年の帰国後は、デンマークの高校に進学する予定だという。

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