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「実は無意識にやっていた…」左折時の“あおりハンドル”に物議「危ないからやめて」「ヒヤッとする」

  • 2026.6.20
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出典元:photoAC(画像はイメージです)

車を運転していると、ほかの車の運転にヒヤッとすることがあります。なかでもSNSなどでたびたび話題になるのが、左折の際に一度右へふくらんでから曲がる運転です。

曲がる方向とは逆に車体を振るため、対向車線にはみ出したり、後続車を戸惑わせたりするケースもあり、危険な運転として指摘されることがあります。

SNSではたびたび、「左折のときに逆方向へハンドルを切るのはやめてほしい」という趣旨の投稿が話題となり、さまざまな意見が寄せられています。

この動きは「あおりハンドル」「右振り左折」などと呼ばれ、対向車や後続車を不安にさせる行為として知られています。

はたして、「左折時に逆へハンドルを切る運転」について、多くの人はどのように考えているのでしょうか。SNSの声を中心に紹介します。

「ヒヤッとする」危ないからやめてほしい!

最も目立ったのは、「危ないからやめてほしい」という意見です。実際にヒヤッとした体験談が多数寄せられていました。

  • 対向車が急にこちらへふくらんできて、ぶつかりそうで怖かった
  • 左折のはずが右へ車体を振られて、思わずブレーキを踏んだ
  • 隣の車線にはみ出されると、ぶつかりそうで毎回ヒヤヒヤする

曲がりたい方向と逆に動かれると、周囲の車は次の動きが読めません。「ぶつかるかも」という不安が、強い恐怖につながっているようです。

また、「特定の地域や交差点でよく見かける」という声も多く見られました。

  • 自分の住んでいる地域では、この曲がり方をよく見かける
  • 通勤で使う交差点では、ほぼ毎回この動きに出くわす
  • 都市部の交通量が多い場所ほど、見かける機会が多い気がする

一部の人だけの問題ではなく、身近でよく見かける光景になっているようです。だからこそ、危険を感じる人も多いのかもしれませんね。

「家族に指摘された」自分も無意識にやっていた…

一方で、「実は自分もやっていた」という声も少なからず見られました。多くの場合、本人は気づかないままだったようです。

  • 教習所で、無意識にこの動きをするクセを指摘された
  • 自分ではやっているつもりがなく、言われて初めて気づいた
  • 曲がりやすいと思って続けていたが、危ないと注意された

無意識のうちに身についてしまい、自覚がないまま続けている人もいるようです。「危ない」と気づくきっかけがないまま、習慣になっているのかもしれません。

また、家族や周囲の人を通じて気づいた、というエピソードも寄せられていました。

  • 助手席に乗った家族から、曲がり方が危ないと指摘された
  • 親世代がこの曲がり方をしていて、その影響を受けたようだ
  • 高齢者向けの講習で、この動きを直すよう注意されたと聞いた

身近な人の運転を見て、自然と同じクセがうつってしまうこともあるようです。だからこそ、誰かに指摘されて初めて気づく、というケースが多いのかもしれませんね。

「どうしてふくらむの?」逆に切る理由とは

では、なぜ逆方向へハンドルを切ってしまうのでしょうか。SNSでは、その理由をめぐってさまざまな考察が寄せられていました。

まず多かったのが、「内輪差を気にしているのでは」という声です。

  • 左側を巻き込むのが怖くて、ふくらんでいるのではないか
  • 内側をぶつけたくなくて、逆に振っているのかもしれない
  • 狭い道に備えて、つい大きく曲がるクセがあるのでは

内輪差とは、曲がるときに前輪と後輪の通る位置に生じるズレのことです。これを気にしすぎて、必要以上にふくらんでしまうのではないか、という見方です。

次に多かったのが、「スピードを落としたくないのでは」という声です。

  • 減速せずに曲がりたくて、大きく回っているのではないか
  • ハンドルを大きく回すのが面倒で、楽をしているのかも
  • ゆるやかに曲がったほうが、車体が安定すると思っているのでは

また、「運転の感覚に関係しているのでは」という考察もありました。

  • 運転に慣れておらず、車幅の感覚がつかめていないのでは
  • 自分の車の大きさを、まだ把握しきれていないのかもしれない
  • ぶつけた経験から、怖くてふくらむクセがついたのでは

さらに、「大型車のイメージが影響しているのでは」という声も。

  • 大型トラックの曲がり方を、まねているのではないか
  • 大型車を運転している感覚のまま曲がっているのかもしれない

加えて、「昔の車の名残では」という見方もありました。

  • パワーステアリングがなかった頃は、ハンドルが重くて回しづらかった
  • 当時の運転のクセが、今も残っているのではないか

理由はさまざまですが、共通しているのは「今の普通車や軽自動車では、その必要がほとんどない」という点のようです。

そもそも「あおりハンドル」とは?

ここまで何度か出てきた「あおりハンドル」(右振り左折)は、実は公の機関も「気をつけて」と呼びかけている運転です。

三重県交通安全研修センターは、左折のときに一度右へハンドルを切るこの動きについて、公式サイトで注意を呼びかけています。

そもそも左折は、どう曲がるのが正しいのでしょうか。同センターは、道路交通法で決められた曲がり方を紹介しています。

道路交通法で、左折の方法として「車両は、交差点において左折するときは、あらかじめその前からできる限り道路の左側端に寄り、かつ、できる限り道路の左側端に沿って徐行しなければならない。」となっています。
出典:三重県交通安全研修センター「あおりハンドルしていませんか?」より

少し難しい言葉ですが、かんたんに言うと「道路の左端に寄って、ゆっくり曲がってね」ということです。つまり、左に寄って曲がるべき場面で右へふくらむのは、ルールの面から見ても、周囲の車にとって危険な運転といえます。

このセンターによると、あおりハンドルは無意識のうちにやってしまう人が多いそうです。曲がるときにスピードを十分に落とさないことや、内輪差への不安が、ふくらむ原因になりやすいといいます。

自分ではなかなか気づけないため、となりに乗っている人に教えてもらうのが、直す近道になるようです。

危ない運転は、まず気づくことから

今回は、「左折のときに逆方向へハンドルを切る運転」について、世の中の人がどのように考えているのかを紹介しました。

「ぶつかりそうでヒヤッとする」「危ないからやめてほしい」という声が多く寄せられる一方で、「実は自分も無意識にやっていた」という人も少なくありませんでした。

また、「あおりハンドルをしてしまう理由」について、内輪差への不安やスピードの問題、車の感覚をつかめていないことなど、さまざまな事情が考察されています。

無意識のクセは、自分ではなかなか気づけないもの。だからこそ、まずは「自分もやっているかも」と振り返ってみることが、安全運転への第一歩なのかもしれませんね。


参考:
あおりハンドルしていませんか?(三重県交通安全研修センター)


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