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彼女に「スマホ見ないで」と怒られた俺。メモしていた中身を伝えた夜、返ってきた一言

  • 2026.5.30
ハウコレ

彼女と過ごす休日のデートでは、毎回のように「スマホ見ないで」と注意されてきました。確かにスマホを触っているのは事実なのですが、それには彼女に言えない事情があったのです。

来月のサプライズに向けた密かな準備

もうすぐ彼女の誕生日。何を渡せばいいか、自分のセンスにはまったく自信がない俺は、半年前から地道に「彼女が普段欲しがっているもの」をメモアプリにためる作戦を続けていました。一緒に出かけると、彼女は気になった服を見ながら「これ可愛い」、お菓子の棚を覗いて「これ美味しそう」と、無意識のように口にします。本人は数分後には忘れているような呟きですが、俺にとっては全部メモする価値のあるヒントなのです。

「スマホ見ないで」と叱られた瞬間

その日もデート中、彼女が「これ可愛い」と言った服のブランド名と棚の位置、色をすばやくメモしていました。次のお店でショーケースを覗いた彼女が「これ美味しそう」と言ったときも、店名と商品名を打ち込みます。けれど休憩で入ったカフェで、スマホを開いてしまったときでした。「ねえ、デート中にスマホ見ないでって前にも言ったよね」と、彼女に真っ直ぐ目を見られたのです。ごめん、と短く謝ってポケットにしまいましたが、本当の理由は言えませんでした。

夜の返信に込めた覚悟

別れて家に帰り、シャワーを浴びている間も、ずっと彼女の表情が頭を離れません。せっかくのデートを台無しにしてしまったのではないか、不安が膨らんでいきました。

その後、彼女から「今日もスマホ見てたよね」とメッセージが届いたのです。正直に話そうか、誤魔化そうか、何度も入力欄を行ったり来たりしました。サプライズはバラしたくない。でも、彼女に勘違いされたまま夜を越したくない。最後に俺が打ったのは、「お前が『可愛い』って言った服と、『食べたい』って言ったケーキをメモしてた」の一行でした。

そして...

返信は「先に言って」でした。少し怒っているのか、半分は呆れているのか、文面からは判別がつきません。俺はもう開き直って「言ったらサプライズにならない」と打ち込みました。本当はもっとカッコよく当日サプライズを成功させたかったのに、結果的にバレてしまった自分の不器用さに笑えてきます。それでも、彼女に余計な不安を抱かせるくらいなら、これでよかったのかもしれません。当日のプレゼントが何かまでは、まだ伝えていません。来月、彼女が本当に欲しがっているものを渡せるよう、メモはこれからもこっそり更新していくつもりです。

(20代男性・会社員)

本記事は、ハウコレ読者への独自アンケートに寄せられた実体験をもとに制作していますが、個人が特定されないよう、一部設定を変更しています。

(ハウコレ編集部)

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