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『NHK人気ドラマ』“地上波 初放送”が決定「ヤッターーー!」「全員観て」“4度”も映像化された『至高の原作』

  • 2026.6.23

ドラマや映画の中には、放送から長い年月を経てもなお、多くの人の心に残り続ける作品があります。今回は、そんな“愛され続ける名作”を5本セレクトしました。本記事ではその第3弾として、ドラマ『天城越え』(NHK総合)をご紹介します。

舞台は、伊豆の山あいにある修善寺の遊郭。そこで生きる一人の遊女と、彼女に淡い想いを寄せた少年。二人の偶然の出会いが、やがて思いもよらぬ結末へとつながっていきます。故・松本清張さんのミステリーを豪華キャストで映像化した本作の魅力とは――。

※本記事は、筆者個人の感想をもとに作品選定・制作された記事です
※一部、ストーリーや役柄に関するネタバレを含みます

あらすじ

  • 作品名(放送局):ドラマ『天城越え』(NHK BSプレミアム4K)
  • 放送日:2025年5月10日

昭和の伊豆。天城峠で、修善寺の遊女・大塚ハナ(生田絵梨花)は少年と出会います。手を取り合って峠を越えた数時間は、少年にとって淡い初恋となりました。

ところが、少年と別れたハナは、土木作業員(奥野瑛太)を殺害したとして逮捕されてしまいます。殺害を認めたハナでしたが、その自供にはどこか、誰かをかばうような不自然さがありました。

長い歳月が流れ、静岡で印刷業を営む大人になった望月次郎(萩原聖人)のもと定年間近の刑事・田島(岸谷五朗)が現れます。捜査資料を目にした次郎は、過去の記憶を呼び覚まされることに――。資料に記された「少年」とは、ほかならぬ過去の自分自身だったのです。

時効を迎えた今、田島はなぜ望月に過去を問いただすのか。やがて事件の“真相”が明かされ、望月は、若村麻由美さんが演じる大塚ハナと運命の再会を果たすのでした。

“これぞ清張の真骨頂”NHKの本気が滲む名作ドラマ

ドラマ『天城越え』の原作は、故・松本清張さんの短編集『黒い画集』に収められた一編です。

この物語が描き出すのは、事件の謎ばかりではありません。人を突き動かす愛と業、抗いようのない運命、そして歳月を経てもなお消えることのない記憶——。真相を追う面白さがありながら、同時に、人間の心の奥底をそっとのぞき込むような重さが全編に流れています。

原作そのものへの評価も高く、「人間の闇が深い」清張作品の中で一番好き」「珠玉の名作」「サスペンス小説の金字塔」といった声が後を絶ちません。

その清張ミステリーならではの濃度を、今回のドラマ版で支えているのが、NHKらしい丁寧な作り込みです。主演の生田絵梨花さんにいたっては、遊女役の所作を表現するために所作指導を受けたといいます。

こうした製作陣の姿勢には、「キャスト陣が豪華」「さすがNHK」「公共放送の本気を感じる」といった声が相次ぎました。

名作と呼ばれる原作を、真正面から受け止めようとする ——その真摯な姿勢が、ドラマ『天城越え』の完成度を確かなものにしているのかもしれません。

二人のハナ ― 名優たちの競演 

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フジテレビ系ドラマ「この素晴らしき世界」制作発表 若村麻由美 (C)SANKEI

本作のもう一つの見どころは、豪華なキャスト陣が織りなす芝居にあります。

主演の生田絵梨花さんが演じるのは、主人公の遊女・大塚ハナ。美しさと気の強さを合わせ持つ若き日のハナを、生田さんは体当たりで演じきっています。遊女ならではの色香、そして所作のひとつひとつにまで神経を通わせ、華やかさと危うさが同居する女性像を見事に立ち上げました。

そしてもう一人、物語に奥行きを与えているのが、30年後の大塚ハナを演じる若村麻由美さんです。元・遊女として生きてきたハナが、かつて天城峠で出会った望月次郎(萩原聖人)と長い時を越えて再会する場面は、本作の大きな見せ場となっています。

脇を固める顔ぶれも豪華です。事件を追う所轄刑事・田島貞藏を岸谷五朗さんが、大人になった望月次郎を萩原聖人さんが、そしてハナと同じ置屋「歌麿」で最上級の遊女として君臨する菊乃を岡田結実さんが熱演。

そんなキャスト陣には、「遊女の艶やかさに目を奪われた」「生田絵梨花の演技が圧巻」「若村麻由美が出るだけで空気が締まる」「まさに実力派」「二人のハナがつながる瞬間に鳥肌」「隙のない最高の演出」といった称賛の声が多数寄せられています。

実力派が顔をそろえたこの一作で、名優たちがどんな競演を見せてくれるのか、ぜひ注目してみてください。 

4度も映像化された不朽の名作、ついに地上波初放送へ

『天城越え』は、これまで何度も映像化されてきた物語です。古くは1978年に『松本清張シリーズ 天城越え』としてNHKで放送され、1983年には田中裕子さん出演の映画版も製作されました。そして今回が、4度目の映像化にあたるといいます。こうして世代を越えて何度も映像化されてきたこと自体が、原作の力を物語る何よりの証と言えるでしょう。

本作は2025年5月にBSプレミアム4Kですでに放送されていますが、NHK総合で全国に届けられるのは今回が初めて。前後編の構成で、前編が2026年7月11日、後編が7月18日、いずれも午後10時からの放送予定です。一話44分30秒と、じっくり物語に浸れる尺になっているのもうれしいところ。放送後は、NHK ONEでの配信も予定されています。

地上波初放送のニュースに、ネットでは歓喜の声が続出。「ヤッターーー!」「全員観て」「NHK様ありがとう」「めちゃくちゃ楽しみ」「放送が待ちきれない」「絶対観る!」と、期待のコメントがあがっています。

松本清張さんが遺した不朽のミステリーを、NHKが豪華キャストで映像化した『天城越え』。若き日のハナを生田絵梨花さん、30年後のハナを若村麻由美さんが演じ、一人の女の数奇な生涯を、時を超えて描き出します。四度目の映像化となる本作が、NHK総合で初めて全国に届けられるこの夏。長く愛されてきた物語の世界に、あらためて出会ってみてはいかがでしょうか。


※記事は執筆時点の情報です

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