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「恐ろしいほど面白い」「ネトフリここにあり」“世界トップ”独占!『メガヒット作』で“鮮烈”に輝いた【トップ女優】の躍進

  • 2026.6.26
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ゲーム「仁王3」完成発表会 土屋太鳳  (C)SANKEI

一つの役に全身全霊で向き合い、強い感情や身体表現で作品の世界に引き込む俳優たちがいます。今回は「熱演で魅せる名優」をテーマに、印象的な演技で観る者を魅了してきた俳優たちをピックアップします。

その第4弾で取り上げるのは、土屋太鳳さん。明るくまっすぐなイメージで親しまれる女優さんですが、その一方で、極限を生きる人物や芯の強いキャラクターを全身で演じ、忘れがたい姿を残してきました。

世界的なヒットとなったNetflixシリーズ『今際の国のアリス』での熱演を中心に、意外なキャリアの原点や最新の出演作までをたどりながら、その魅力に迫ります。

※本記事は、筆者個人の感想をもとに作品を選定・構成しています
※一部、ストーリーや役柄に関するネタバレを含みます

世界に届いた代表作――Netflixドラマ『今際の国のアリス』

土屋太鳳さんの存在を世界へと広げたのが、Netflixシリーズ『今際の国のアリス』です。麻生羽呂さんの漫画を原作に、佐藤信介さんが監督を務め、2020年12月から配信が始まりました。気づけば人けの消えた“異次元の東京”に迷い込んだ人々が、命を懸けた理不尽な“げぇむ”に挑んでいく、スリリングな物語です。

主人公・アリスを演じる山﨑賢人さんとともにW主演を務めたのが、土屋さんでした。日本発の実写Netflixシリーズとして海外のファンの心をつかみ、配信を重ねるごとに人気を広げていきます。

2020年配信のシーズン1は配信後28日間で世界1,800万世帯超に視聴され、当時の日本発の実写オリジナル作品として過去最大を記録。2022年配信のシーズン2は、配信週にシーズン1・2を合わせて約8,000万時間が視聴され、Netflixの週間グローバルTOP10(非英語シリーズ)でシーズン1・2が1位と2位を独占。日本発のNetflix作品として全世界で最も観られた作品となりました。

さらに2025年のシーズン3は世界87の国でNetflix週間グローバルTOP10(非英語シリーズ) 入りし、シーズン1〜3すべてがTOP10にランクイン。配信のたびに記録を更新し続けた、まさに社会現象級のヒットシリーズです。

そのなかで土屋さんが演じたのが、“ウサギ”と呼ばれる女性でした。“ウサギ”こと宇佐木柚葉は、アリスとともに“今際の国”で命懸けの“げぇむ”に挑む、物語の鍵を握る存在です。高い場所も軽やかに駆け抜ける抜群の身体能力を持ち、どれほど追い詰められても、生き延びようとする強さを失いません。 

とはいえ、土屋さんがこの役で魅せるのは、アクションの鮮やかさだけではありません。逆境でも前を向く芯の強さと、恐怖や迷いに揺れる人間らしさ。その相反するものが同居しているからこそ、 ウサギは観る者の胸に迫ります 。

アリスとの関係も、シリーズを通した見どころです。過酷なゲームをくぐり抜けるなかで育まれていく二人の信頼と絆は、物語を引っ張る大きな軸になっています。 

そんな本作に、SNSでも「恐ろしいほど面白い」「ネトフリここにあり」「太鳳ちゃんに見惚れる」「美しさに撃ち抜かれた」といった称賛の声が続出。

こうした人気を受けて、『今際の国のアリス』は、2025年9月にシーズン3が配信されました。描かれたのは、かつて極限の世界をともに生き抜いたアリスとウサギの、その後の関係。一つの役と長く向き合うなかで、土屋さんはウサギに新たな表情を吹き込み、その存在をいっそう忘れがたいものにしています。 

テレビドラマ初出演は“大河ドラマ”

いまや世界的なシリーズで主演を張る土屋さんですが、その第一歩は意外な大舞台から始まりました。なんと、初めて出演したテレビドラマが、2010年のNHK大河ドラマ『龍馬伝』だったのです。 

『龍馬伝』は、NHK大河ドラマの第49作。坂本龍馬(福山雅治)の生涯を、盟友・岩崎弥太郎(香川照之)の視点から見つめた物語です。この大舞台で土屋さんが演じたのは、龍馬の姉・坂本乙女の少女時代。まだ駆け出しの身でありながら、堂々たる作品に名を連ねたのです。

土屋さんが演じた乙女は、気弱だった幼い龍馬を母親のように見守り、ときに鍛える存在。剣術の相手をしたり、川で泳ぐ龍馬をそばで支えたりと、その姿には早くも芯の強さがにじんでいました。

さらに、母・坂本幸(草刈民代)が息を引き取る場面では、亡き母にすがって号泣する熱演を披露。共演者がつくり出す空気に支えられながら、デビュー作とは思えない感情の振り幅を見せつけました。

こうした経歴には、SNSでも 「えっ、びっくり!」「このドラマで初めて知った」「今さらだけど観たい!」といった声が寄せられています。

『龍馬伝』を入口に、土屋さんはNHK作品で着実に存在感を高めていきます。2014年に連続テレビ小説『花子とアン』に出演し、翌2015年の『まれ』ではヒロインに抜てき。大河の原点から朝ドラのヒロイン、そしてNetflixの世界的シリーズへと、活躍の場を一歩ずつ広げていきました。 

刑事ドラマからスリラー、音楽史まで――止まらない快進撃

こうして着実にキャリアを重ねてきた土屋さんは、今もジャンルの垣根にとらわれることなく、次々と新しい役に挑んでいます。 ここでは2026年の最新作を3本ご紹介します。

  • 『ボーダレス~広域移動捜査隊~』(2026年4月放送 / テレビ朝日系)
    トラックで現場へ爆走する“動く捜査本部”を描いた、ひと味違う刑事ドラマ。佐藤勝利さんとのダブル主演で、土屋さんは移動捜査課のノンキャリア刑事・仲沢桃子を演じました。思ったことをすぐ口にする激情型で、相手が誰だろうと媚びず臆さず向き合う桃子。まっすぐで熱量のある現代の刑事像に土屋さんの“今”がにじみます。

  • 映画『マッチング TRUE LOVE』(2026年秋公開予定) 
    興行収入9.7億円を記録したヒット作『マッチング』の続編にあたる、完全新作のラブサバイバル・スリラー。土屋さんは前作に引き続き、マッチングアプリ絡みの連続殺人で家族や友人を失った主人公・輪花を演じます。舞台はアプリから南の島のマッチングツアーへと移り、“真実の愛を証明できなければ殺される”デスゲームが幕を開けます。 
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  • 映画『SUKIYAKI 上を向いて歩こう』(2026年12月25日公開予定) 
    全米ビルボードで3週連続1位に輝いた名曲『上を向いて歩こう』を軸に、その時代を生きた人々を描く作品です。故・中村八大さん(岡田准一)、故・永六輔さん(松坂桃李)、故・坂本九さん(仲野太賀)が並ぶなか、土屋さんは坂本九さんの妻・柏木由紀子さんを演じます。監督は瀬々敬久さん、脚本は港岳彦さん。刑事ものやスリラーとは異なる、音楽史を題材にした作品での新たな一面に期待が高まります。

テレビドラマ初出演の大河ドラマ『龍馬伝』、世界へと届いた『今際の国のアリス』のウサギ役、そして刑事ドラマにスリラー、音楽史の映画と広がる近作――。こうして並べてみると、土屋太鳳さんが手がけてきた役は、規模もジャンルも実にさまざまです。

それでも、どの役にも共通しているのは、その人物として生き抜こうとする強さと、画面の向こうへ感情を届ける熱量です。一つの役に深く向き合い、作品ごとに違う表情で観る人を引き込んでいく――。そんな土屋さんの新作が待ちどおしくてなりません。


※記事は執筆時点の情報です

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