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「絶望的な文字」「なんというテロップを…」ラストに突然表示された“不穏すぎる一文”に反響続出【NHK大河ドラマ】

  • 2026.6.28
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『豊臣兄弟!』6月21日放送 (C)NHK

6月21日に『豊臣兄弟!』第24回「軍師官兵衛!」が放送された。毛利か、織田か、と揺らいでいた播磨だが、ついに平定が叶う。その中には裏切りと復活があった。

※以下本文には放送内容が含まれます。

荒木村重の行動に呆れの声も

有岡城に籠城する荒木村重(トータス松本)と対峙する小一郎(仲野太賀)。長く籠城する村重たちだったが、その士気が衰える様子がない。調べると実は村重に買収された織田方の兵が兵糧を横流ししていたのだ。横流ししていた兵たちを処罰するのではなく、倍の報酬を提示することで事態を変える小一郎。これで一気に有岡城の状況が変化することになる。追い込まれた村重は幽閉していた官兵衛(倉悠貴)に助言を求めるが、官兵衛もまたギリギリの精神状態となっていた。

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『豊臣兄弟!』6月21日放送 (C)NHK

そんな中、小一郎が仕掛ける。村重の妻・だし(山谷花純)を調略。村重に信長に降伏するように説得させたのだ。もはや、村重にはそれ以外の道は残っていなかった。が、あろうことか村重はひとりで毛利側へと逃げてしまう。家臣も、だしも置いて、だ。「おのれ、村重!」と半狂乱で怒るだし。これにはSNSにも「最悪だ、村重……」「村重、人でなし」と呆れる声が並んだ。その一方で、際立ったのはだしの気高さ。怒りを露わにしたものの、自らが処刑される刑場では、空に視線を移し、つがいの鳥を見て「それでもお慕い申し上げておりました」と言う。この最期に「だしの最期、とても美しかった」「だしの最期が見事だった」と声が上がった。丁寧に描かれただしの最期は荒木方の凄惨な結果が際立つ。だしだけでなく、村重の一族や家臣たちは惨殺されたのだ。

そこまでして生き残った村重の心中やいかに。信長への恐怖か、それとも死への恐怖か。「欲のない男ですまんのう」と村重はかつて言っていたが、何よりも生きる欲が強い男だったということだったのかもしれない。

軍師官兵衛の誕生

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『豊臣兄弟!』6月21日放送 (C)NHK

一方で引き立ったのが、三木城の別所長治(下川恭平)だ。兵糧もなくなり、ギリギリの状態だった三木城。それでも長治の叔父賀相(田中美央)は降伏を勧めてきた秀吉(池松壮亮)を家臣たちに討ち取らせようとする。ずっと長治は叔父に従っていたが、ここで最後ぐらいは自分で決めると言う。降伏の申し出を受け、家臣たちの命乞いをする。その身をもって多くの命を救ったのである。村重との対比が際立つ構成となっていた。

また、この三木城の結末を導いたのは、有岡城から助け出された官兵衛である。力ずくで三木城を落とすように命じていた信忠(小関裕太)を止めたのが官兵衛だったのだ。力ずくで城と領土を手に入れても、民の心は手に入らないと播磨をよく知っている官兵衛が説得したのだ。

そして、秀吉たちに小寺ではなく黒田官兵衛として仕えていきたいと誓う。自分の息子を救ってくれた半兵衛(菅田将暉)への思いに応える気持ちもあったのだろう。幽閉されているときのことは多くは描かれなかったが、彼に大きな影響を与えたであろうことは想像に難くない。そんな彼を支えたのは半兵衛の存在であったことも明かされた。名前だけではなく、きっとあらゆるものが生まれ変わった官兵衛。ここで秀吉たちは真の意味で強力な軍師を味方につけたこととなったのではないだろうか。

そしてラストには、「本能寺の変まで、あと2年」という不穏なテロップが表示された。視聴者からは「絶望的な文字」「なんというテロップを…」などの声が上がり、迫り来る運命に不安を募らせている。次回からはなぜ本能寺の変が起こることとなったのか、描かれていくことになるのだろうか。


NHK大河ドラマ『豊臣兄弟!』毎週日曜よる8時放送
NHK ONE(新NHKプラス)同時見逃し配信中・過去回はNHKオンデマンドで配信

ライター:ふくだりょうこ(Fukuda Ryoko)
うさぎと暮らすライター。シナリオやインタビュー、コラム、エッセイなどを中心に執筆。小説とお酒と音楽とドラマがあればだいたいご機嫌。

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