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コアラが1日22時間も寝ている本当の理由!主食ユーカリの毒を解毒する代謝の事情が想像と違いすぎた

  • 2026.5.26
コアラが1日22時間も寝ている本当の理由!主食ユーカリの毒を解毒する代謝の事情が想像と違いすぎた

1日22時間眠るコアラ、ただの怠け者ではなかった

動物園でいつ見てもうとうとしているコアラ。1日に最大22時間も眠ると聞くと「ずいぶん怠けているなあ」と思ってしまいますが、調べてみたら、その長すぎる睡眠には主食ユーカリにまつわる切実な事情が隠れていました。

毒のある葉を食べるという生き方

コアラの主食であるユーカリの葉には、青酸配糖体やテルペン類といった毒素が含まれています。

多くの動物にとっては食べると体調を崩しかねない葉ですが、コアラは肝臓で時間をかけて解毒しながら消化する仕組みを持っています。この解毒作業に大量のエネルギーを使うため、起きている時間を最小限にして体を休める必要があるのです。

低カロリーゆえの省エネ生活

ユーカリの葉はタンパク質約4%、脂質約3%とカロリーが極めて低い食材です。1日に約500g〜1kgを食べても、得られるエネルギーは限定的。

コアラの基礎代謝は同サイズの哺乳類のおよそ半分とされ、体温も36.6度前後とやや低めに抑えられています。さらに盲腸が約2mと動物界でも極端に長く、葉をじっくり発酵分解する仕組みも備えています。

起きている時間はほぼ食事

では起きている2〜6時間で何をしているかというと、その大半は食事に充てられています。樹上性で天敵が少ないため、長時間眠っていても安全という生態的条件もそろっているのだそう。

「怠け者」どころか、毒のある低栄養食を生き延びるための合理的な戦略だったわけです。

まとめ

コアラの長い睡眠は、ユーカリという特殊な食生活を成立させるための必然だったというお話。動物園でうとうとする姿を見たら「今、解毒中なんだな」と思うと、ちょっと見方が変わるかもしれません。

参考:「オーストラリア コアラ基金」

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