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「私は先月資格取ったんだよね、みんな持ってる?」とマウントばかり取る友人。だが、他の友人の正論で空気が一変

  • 2026.5.23

さりげない一言がじわじわ刺さる

大学の友人グループで集まったときのことだ。

メンバーの一人は、話の流れで誰かと比べることが多かった。

成績の話になれば「私は成績よかったよ」と挟んできて、持ち物の話になれば「これ、ブランドもので高かったんだけど」と続けた。

本人は軽く言っているつもりなのかもしれない。でも、話のたびに自分が値踏みされているような、うっすらとした居心地の悪さがあった。

そのときに限っての話ではなかった。

何度か集まるうちに、彼女が何かを言うたびに身構えるようになっていた。楽しい場のはずなのに、どこかピリッとした空気が混じる。

その日も、みんなで資格の話になった。

「私は先月資格取ったんだよね、みんな持ってる?」という一言が来て、また始まったと思った。

はっきり言えばいいのかもしれない。

でも角が立つのが怖いし、グループの空気を壊したくもない。

そんな気持ちで何度も流してきた。毎回、自分の中に少しずつ何かが溜まっていく感覚があった。今回もそうするしかないと思いかけたとき、隣に座っていた別の友人がさらりと口を開いた。

その言葉に、空気がほぐれた

「人それぞれペースがあるし、比べる必要なくない?」

怒っているわけでも、責めているわけでもなかった。

ごく自然に、当たり前のことを言うような口調だった。それが余計に力強かった。

しばらく空気が止まった後、話題が別の方向に流れていった。

マウントしていた友人も、それ以上続けることはなかった。

私が言えなかったことを、代わりに言葉にしてくれた。そんな感覚があった。

強く反論するわけでも、その場を荒立てるわけでもなく、ただ静かに、比べなくていいと言い切ってくれた。

自分が否定されずに守られたような気がして、じわっと胸が軽くなった。

思えば、誰かが嫌な思いをしているとき、それを言葉にするのは勇気がいる。

黙って流せばその場は丸く収まるし、わざわざ指摘しなくても誰も責めない。それでも彼女はそっと言葉にしてくれた。

あの一言がなければ、私はまた何も言えないまま帰り道に一人で疲れを感じていたと思う。

言い出せない人を黙って守れる人の強さを、あの日に知った気がした。

比べることが当たり前みたいになっていた空気の中で、そうじゃないよと言える人がいる。そのことがこんなにも心強いとは、その日まで気づいていなかった。

※GLAMが独自に実施したアンケートで集めた、20代・女性読者様の体験談をもとに記事化しています

※本コンテンツ内の画像は、生成AIを利用して作成しています。

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