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妹が突然「玉の輿も~らい♡」弁護士のハイスペ婚約者を略奪宣言「誰のこと?」バラ色人生から大転落!

  • 2026.5.20

夜の世界で働き、夜の世界で遊びまくる私の妹。両親を早くに亡くし、私たちはたった2人きりの家族でした。私が親代わりとなって妹を支えてきましたが、妹は金遣いが荒く、たびたび私に借金を申し込んできて……。

そのたびに「生活を改める」「もう借金はしない」と言う妹ですが、約束を守れた試しがありません。「次に約束を破ったら縁を切るからね」そう伝えてはいるものの、私もたったひとりの妹を強く突き放せずにいました。

いつまでも自立しない妹

私は妹に安定した仕事に就くよう勧め、就職活動も手伝いました。ようやく事務の仕事が決まり、これで妹も自立してくれると少しホッとしました。しかし妹は、就職してから数カ月が経っても相変わらずお金の使い方は荒く、私に生活費を無心してきます。

生活が安定するまでと思って辛抱していましたが、半年以上も同じ状態が続き、私の貯金も底をつきそうになってきました。そろそろ自分で何とかしてほしいと伝えると、妹は不満そうな顔を見せるようになりました。

そして驚くことに、せっかく決まった昼間の仕事を辞めてしまい、再び遊び歩いていることが発覚したのです。

これ以上、妹を甘やかすわけにはいきません。「次に約束を破ったら縁を切る」という私の言葉を忘れたのかと問い詰めました。

私が「私と縁を切ってもいいの?」と、悲しい気持ちで尋ねると、妹は鼻で笑いながら言ったのです。

「そんな約束、はなから守るつもりなかった」

私は妹の言葉がショックでたまりませんでした。しかし、そんな私をよそに妹は「お姉ちゃんと縁を切ったところで何も困らない」と平気な顔で言ってのけたのです。そして、得意げに話し出しました。

突然の「婚約者略奪」宣言

「ねぇ、なんで今まで黙ってたの?」
「お姉ちゃん婚約者いたんだ?」

「しかも弁護士なんだ、玉の輿も~らい♡」

婚約者? 弁護士? まったく心当たりがありません。

「誰のこと?」と聞くと、妹は「は?」と不機嫌そうに言い、ある男性の名前を出しました。それは、以前私が知人の集まりで一度だけ会い、連絡先を交換した男性でした。彼はSNSで「敏腕弁護士」を自称しており、高級車やタワーマンションの写真をアップしていました。

しかし、共通の友人から「あれは全部嘘で、見栄っ張りな男なんだよね。実際は定職にも就いていないらしいよ」と聞いて、私は関わらないようにしていた人物だったのです。どうやら妹は、私の知人経由で彼のSNSを見つけ、ある投稿を見て私と彼が付き合っていると勘違いし、こっそり彼に連絡を取って猛アプローチをかけたよう……。

妹は私の妹であることを隠し、偶然を装って彼に接近。彼もまた、自分を“ハイスペックな男”に見せたかったのでしょう。「彼女はいない」と言いながら、妹の猛アプローチを受け入れたようです。妹は、私が彼との関係を隠しているのだと思い込み、「お姉ちゃんから玉の輿の座を奪った」と、ひとりで盛り上がっていたのでした。

「ハイスペックな彼氏のほうが、お姉ちゃんよりずっと役に立つし♡」

そう言って、私を見下して笑う妹を見て、私はすべてがばからしくなりました。彼が嘘つきだという事実を教える気にもなれず、私は黙って妹の略奪宣言を受け入れることにしたのです。

ちなみに、妹が勘違いしたある投稿というのも、彼の見栄っ張りな性格によるものでしょう。バラの花束の写真に「大切な人へのプレゼント。彼女は早くに両親を亡くし、ひとりで妹さんを支え続ける素敵な女性。そんな彼女のことは、僕が支えていくと決めました」と綴られていました。

もちろん彼とはお付き合いもしていなければ、連絡を取り合ったこともありません。知人の集まりで私は少しだけ自分の身の上話をしたので、その話を引用したのでしょう。

本当に「さようなら」

その後、妹は私のもとを去り、彼と同棲を始めました。私はこれを機に、以前から考えていた他県の会社への転職を決め、引っ越しました。連絡先も変え、妹とは物理的にも完全に距離を置くことにしました。

しばらくして、共通の知人から妹の近況を耳にしました。妹は意気揚々と同棲を始めたものの、彼の嘘はすぐに露呈したそうです。弁護士というのは真っ赤な嘘(弁護士を目指した過去はあるそうですが……)で、彼は借金を抱えるヒモ男でした。

玉の輿に乗るどころか、彼に生活費をせびられ、妹は夜の仕事に戻り、必死に働いて彼を養う羽目になっているとのことでした。

連絡先は変えたものの、まったく動かしていなかった私のSNSアカウントに、妹から「お姉ちゃん、ごめんなさい! 彼が働かなくて苦しいの、助けて!」と悲痛なメッセージが届きました。

しかしかつて、この世界でたったひとりの家族である私を「役に立たない」と切り捨てたのは妹自身。今さら都合よく助けを求められても、もう妹に振り回される人生はごめんです。

私はメッセージをそっと削除し、妹のアカウントをブロックしました。これで本当に「さようなら」です。新しい土地での生活は心穏やかで、今までの苦労が嘘のようです。これからは妹のためではなく、自分の幸せのために生きていこうと思います。

◇ ◇ ◇

家族だからこそ「支えたい」「見捨てられない」という気持ちに縛られてしまうことは少なくありません。しかし、「助ける」という行為は、お互いの思いやりがあってこそ成立するものではないでしょうか。一方が搾取し続ける関係は、いつか必ず破綻してしまうものなのかもしれませんね。

血のつながりがあっても、わかり合えない相手であれば、勇気を出して距離を置くことも自分を守るための大切な選択です。自分の心と生活を守るためには、冷たいと思われても、必要なときには「決別」を選ぶことのできる勇気を持っていたいですね。

【取材時期:2026年4月】
※本記事は、実際の体験談をもとに作成しています。取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

※一部にAI生成画像を使用しています


著者:ライター ベビーカレンダー編集部/ママトピ取材班

ベビーカレンダー編集部

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