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「もう結婚するべきではないのかも」費用分担のもめ事と追い打ちをかける限定品の焼失で私は

  • 2026.5.20

結婚式の準備は、思っていた以上に気持ちが揺れる時間でした。楽しみなはずなのに、ふとしたことで不安になる。周囲には順調に見えていたと思いますが、私の心の中は決して穏やかではありませんでした。

友人へ託した役目

夫との結婚式が決まったとき、25年来の友人に代表スピーチを、17年来の友人に受付をお願いしました。2人は迷うことなく引き受けてくれ、私以上に喜んでくれました。その姿が本当にうれしく、心強く感じたのを覚えています。

大切にしてきた世界観

私は21年間ずっと愛しているキャラクターがあり、その公式コラボによるコンセプト婚を挙げることになりました。その話をすると、友人が結婚祝いにウェルカムドールを贈りたいと言ってくれました。毎年すぐに完売してしまう人気商品でしたが、友人が最後の1つを確保してくれました。あとは届くのを待つだけでした。

届いたまさかの知らせ

ところが、ウェルカムドールを保管していた倉庫が火災に遭い、発送ができなくなったという連絡が届きました。そのころ、私は夫と結婚式費用の折半について意見が合わず、気持ちが不安定になっていました。そこへ重なった出来事に、「結婚するべきではないということなのかもしれない」と、つい悪い方向へ考えてしまったのです。

友人からの前向きな提案

落ち込む私に、友人は「ぬいぐるみが2人の厄を引き受けてくれたんだよ。だから大丈夫」と言ってくれました。その明るさに、少しだけ心が軽くなりました。さらに「あなたには特別なものが必要なんだと思う。完全オーダーメイドにしよう」と提案してくれました。

完成したのは、私と夫が当日着るドレスとタキシードをまとい、ティアラやブーケ、小物まで細かく再現したキャラクターのウェルカムドールでした。どれだけ費用がかかったのかは聞いていませんが、決して安いものではなかったと思います。

まとめ

結婚準備は幸せな時間のはずなのに、お金のことや思いがすれ違う瞬間に、心は簡単に揺れ動いてしまうものだと知りました。私は「完璧な式にしなければ」とひとりで抱え込み、不安を大きくしていたのだと思います。

けれど、そばで前向きに支えてくれる友人の存在が、その気持ちをやさしくほどいてくれました。完璧な形よりも、支えてくれる人の温かさこそが、これからの人生を照らすたしかな灯りなのだと気付きました。

※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。

著者:藤﨑優織/30代女性・医療従事者

イラスト:ほや助

※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2026年3月)

ベビーカレンダー/ウーマンカレンダー編集室

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