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「平均年齢40歳です」新しく通い始めたバレエ教室の名簿を見た瞬間→最高齢95歳と知って固まったワケ

  • 2026.5.16

体験レッスンに飛び込んだ日

仕事の合間に新しいことを始めたくなり、自宅近くのバレエ教室に体験レッスンを申し込みました。

30代になってから運動らしい運動をしておらず、体を動かす感覚を取り戻したかったのです。

週末しか時間が取れないので、土曜日のクラスを選んで朝から出かけました。

受付で書類に記入していると、教室の先生がにこやかに名簿を見せてくれました。

「平均年齢40歳なんです」

その数字だけ聞けば、自分よりやや上くらいの感覚です。

少し安心して、レッスンが始まる部屋に向かいました。

けれど、鏡張りのスタジオに集まっている顔ぶれを見て、私は思わず動きを止めてしまったのでした。

見渡した先のレオタード

レッスンに参加していたのは10人ほど。私以外はみんな、明らかに60代を超えていそうな方々でした。終わったあとに先生から名簿を改めて見せてもらい、目が泳ぎました。

10人の中で、80歳以上が4人。最高齢が95歳。

「うちの教室、ベテランさんが多いんですよ」

と先生は誇らしげに言います。

確かに皆さん背筋がきれいで、私よりずっと立ち姿が美しい。

それは素直に尊敬できる光景でした。けれど一方で、若い人と一緒にステップを踏みたいという素朴な期待が、すうっと萎んでいくのも感じてしまったのです。

SNSで見たような同世代の生徒さんたちと笑いながら練習する場面を、勝手に思い描いてしまっていたのでした。

20年後の自分を考えてしまった

更衣室で帰り支度をしながら、ぼんやり計算してしまいます。

私が今30代。20年通い続けたら50代。教室の最年長の方は、20年後には115歳。

(このメンバーで20年後も続けられているのは、何人なんだろう)

悪いことを考えているつもりはありませんでした。

ただ、長く一緒にレッスンを重ねたい、その人たちの上達を見届けたい、という気持ちと、避けようのない時間の流れが、頭の中で静かにぶつかっていたのです。

順番に発表会を迎えるたびに、メンバーが一人ずつ減っていく場面を想像してしまい、自分でも驚くほど気持ちが沈みました。

先生の指導は丁寧で、先輩の生徒さんたちも親切でした。

教室そのものに不満はありません。

年配の方を否定したい気持ちは少しもないのです。

それでも、私の中には言葉にしづらいモヤモヤが残ったまま、結局は通うかどうかの返事を保留にして家路についたのでした。

駅までの道のりで、何度も自分の年齢と教室の現実を頭の中で行き来させていたのです。

※GLAMが独自に実施したアンケートで集めた、30代・女性読者様の体験談をもとに記事化しています

※本コンテンツ内の画像は、生成AIを利用して作成しています。

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