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「一人じゃ行けない」登校しぶりで泣く娘 → 近所の女性の【神対応】に「ありがたい」救われた話

  • 2026.5.13

これは筆者が体験した出来事です。登校を嫌がる子どもにどう対応すればいいのか悩んでいた朝、ある人に思いがけない形で助けてもらうことになりました。そのときのやり取りを振り返ります。

画像: ftnews.jp
ftnews.jp

家の前で続いた“押し問答”

ある朝、娘が「学校、行かない」と泣き出しました。

「一人じゃ寂しくて、行けない」
そう言って、家の前から動こうとしません。

気持ちは分かるものの、その日も娘を見送り、下の子を保育園に預けてから仕事に向かわなければいけませんでした。

なんとか声をかけ、説得を試みますが、彼女の足は止まったままです。

どうにもできない朝の焦り

(どうしよう、このままじゃ間に合わない)

そう思いながらも、無理に引っ張ることもできず、立ち尽くしていました。

子どもの気持ちも大切にしたい。でも、時間は待ってくれません。

どうしたらいいのか分からず、焦りを感じます。

「一人で行けるようになったよね。ママ、もう時間がないの」
いつの間にか、娘の気持ちよりも時間ばかりが気になり苛立ちも募りました。

近所の女性の“自然なひと言”

そのとき、近所でお世話になっている女性が通りかかりました。

「どうしたの?」と声をかけてくれたその方は、娘がよくなついていて、私も信頼している人です。

状況を見てすぐに、こう言ってくれたのです。
「じゃあNちゃん、途中まで一緒に行こうか」

その言葉に子どもの表情がゆるみました。

(そんなふうに言ってもらえるなんて、思っていなかった)

とはいえ、お願いしてしまっていいのか迷っていると——
「ママは弟くんのお世話があるんでしょ、任せて!」

迷いのないその言葉に、思わず頭を下げていました。

あの朝、ふと感じたこと

女性は、学校の手前まで娘に付き添ってくれました。その後、無事に登校できたと聞き、ほっとしたのを覚えています。

(一人で何とかしようとしていたな)そう感じたとき、頼ることにどこか遠慮していた自分にも気づきました。

あの一言に背中を押されて、少しだけ肩の力が抜けた気がします。

その出来事を思い出すたびに、「時には、人を頼ってもいいんだ」と思えるようになりました。

【体験者:40代・筆者、回答時期:2026年4月】

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

FTNコラムニスト:大空琉菜
受付職を経て、出産を機に「子どもをそばで見守りながら働ける仕事」を模索しライターに転身。 暮らしや思考の整理に関するKindle書籍を4冊出版し、Amazon新着ランキング累計21部門で1位に輝く実績を持つ。 取材や自身の経験をもとに、読者に「自分にもできそう」と前向きになれる記事を執筆。 得意分野は、片づけ、ライフスタイル、子育て、メンタルケアなど。Xでも情報発信中。

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