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布団をクリーニング店並みにきれいに洗いたい 花王に聞いた洗濯の仕方

  • 2026.5.10

「毛布は自宅で洗濯できるのか」「自宅でクリーニング店並みにきれいに洗えるのか」と考える人もいるのではないでしょうか。

物価が上昇している中では、家事にかかるコストを少しでもおさえて、賢く節約したいですよね。

本記事では、おしゃれ着用洗剤『エマール』などを手がける日本最大級総合日用品メーカー、花王株式会社(以下、花王)に、洗える毛布の見極め方、正しい洗い方や干し方のコツを聞いてみました。

毛布はクリーニング並みに自宅で洗える?

洗濯機で洗えるマークが毛布についていれば、自宅でもクリーニング店に近い仕上がりを目指せます。

手洗いマークがついている場合でも『おしゃれ着コース』などで対応できる場合があるため、お使いの洗濯機の取扱説明書を確認してみましょう。

※写真はイメージ

また、洗濯表示に加えて、次の2点も事前にチェックしておくと安心です。

1.毛布の重さと洗濯機の対応容量の確認

無理に詰め込むと、汚れ落ちが不十分になるだけでなく洗濯機の故障につながるおそれがあります。

2.適切な干し場所の確保

陰干しに適した毛布もあるので、洗濯表示を確認したうえで適切な干し場所を確保することが大切です。

容量や干し場所の条件を満たせない場合は自宅での洗濯が難しいので、コインランドリーの利用を検討しましょう。

コインランドリーの洗濯機は家庭用よりも容量が大きく、毛布を無理なく洗えます。

また、家庭で洗えないマークがついている毛布は洗濯機で洗うと生地を傷めるおそれがあるので、クリーニング店へ依頼しましょう。

※写真はイメージ

プロが教える毛布の正しい洗い方

正しい手順で洗えば、毛布の風合いを守りながらすっきりと清潔に仕上げられます。

1.洗剤と道具の準備

花王の洗剤ならば、繊維の種類を選ばず毛玉や縮みを防ぐおしゃれ着用洗剤『エマール』の使用がおすすめです。

ニオイや黒ずみが気になる場合は酸素系漂白剤『ワイドハイター EXパワー』を併用し、ふんわり仕上げたい時は『ハミング』などの柔軟剤を使いましょう。

ただし、洗濯表示に漂白剤使用不可のマークがある場合は、塩素系、酸素系ともに使用できません。

※写真はイメージ

また、擦れによる傷みを防ぐため、洗濯機や毛布のサイズに合った洗濯ネットを準備してください。

洗濯機によっては、洗濯ネットを使わずに洗えるタイプや洗濯キャップが必要な場合もあるため、事前に取扱説明書を確認しておきましょう。

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2.洗う前の前処理

表面のほこりや髪の毛を、掃除機や粘着クリーナーなどで取り除きます。

肌が直接触れる首元などの汚れが気になる場合には、エマールの原液をタオルなどでやさしくなじませておきましょう。

綿や合成繊維の毛布なら『アタック泡スプレー 除菌プラス』を吹きかけるのも有効です。

3.洗濯機での洗濯

毛布は『屏風だたみ』にしてネットに入れます。汚れている面が外側にくるように畳むと、汚れが落ちやすくなりますよ。

※写真はイメージ

洗濯機では『毛布コース』や『大物コース』を選択してください。

専用コースがなければ、取扱説明書を確認したうえで『おしゃれ着コース』などのやさしいコースで洗い、脱水後は速やかに取り出して干すのがポイントです。

丁寧な事前準備と正しい手順を意識して、お気に入りの毛布をふんわりと心地よく洗い上げましょう。

毛布の効率的な乾かし方と最適な天気

毛布は厚みがあり乾きにくいので、カビやニオイを防ぐには干し方の工夫とタイミングが重要です。

1.効率的に乾かす『M字干し』

風が通りやすいよう、可能なら物干し竿を2本使って毛布をM字型に掛けて干しましょう。

竿が1本しかない場合は濡れた面が密着しないようにし、途中で裏返したり向きを変えたりすることで乾きやすくなります。

2.最適な洗濯日和と時間帯

しっかり芯まで乾かせるよう、次の条件が揃ったタイミングを選びましょう。

・天気:晴れて気温が高く、湿度が低い日。

・時間帯:気温が上がる日中に長く干せるよう、午前中の早い時間。

※写真はイメージ

なお、素材によっては日光で色褪せるおそれがあります。洗濯表示を確認し、陰干しの指定があれば直射日光を避けて風通しのよい場所で干してください。

また、干す時に花粉が気になる時は、花粉除けのカバーや日の当たる窓際の室内干しなどで対処しましょう。

清潔さを保つ毛布の簡単お手入れ法

頻繁に洗濯ができなくても、日常の簡単なお手入れで毛布の清潔さを保てます。次の方法を組み合わせて、湿気やほこりをこまめに取り除くことが大切です。

・陰干し:週に1回程度、風通しのよい場所で干して湿気を逃がし、カビやニオイを防ぐ。

・ほこり取り:陰干し時に手ではたく、粘着クリーナーや掃除機を活用する、洋服ブラシで毛並みに沿ってブラッシングする。

・カバーの活用:毛布カバーを掛け、本体への直接的な汚れの付着を防ぐ。

※写真はイメージ

花王が教える正しい手順で汚れを落とし、こまめなケアを習慣にして、大切な毛布を清潔に保ちましょう。

適切な手入れで風合いを守れば、次のシーズンも心地よく眠れるようになりますよ。

[文・取材/ブリジア 構成/grape編集部]

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