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【女子旅 岐阜県】 はじめての鵜飼観覧。ぎふ長良川で過ごす特別な夜

  • 2026.5.13

こんにちは。リンネル暮らし部エディターアカリと柚子です。

「鵜飼」という言葉を聞いたことはあっても、実際に見たことがある方は少ないのではないでしょうか。

今年も、ぎふ長良川の鵜飼は5月11日(月)から開幕します。

夏のはじまりを告げる、岐阜の風物詩。

目の前で繰り広げられる光景は、想像していた以上に迫力があり、日本の伝統や歴史をぐっと身近に感じられるものでした。

昨年、はじめて観覧したときの体験をもとに、その魅力をご紹介します。

橙の灯りに包まれる、 高級観覧船「花篝」に乗って

岐阜の鵜飼が見られる高級観覧船「花篝(はなかがり)」
【女子旅 岐阜県】 はじめての鵜飼観覧。ぎふ長良川で過ごす特別な夜の画像

今回は、友人たちと高級観覧船「花篝(はなかがり)」を貸し切って乗船しました。

この船に乗ることも、今回楽しみにしていたことのひとつ。

最高のポジションで鵜飼を観覧できることや、鵜匠さんによる個別の説明を受けられるのも、高級観覧船ならではの魅力です。

船内に足を踏み入れると、篝火の色を思わせる橙の灯りがやわらかく広がり、外の暗がりと自然になじむような落ち着いた空間が広がっていました。

岐阜の鵜飼が見られる高級観覧船「花篝(はなかがり)」の船頭さん
【女子旅 岐阜県】 はじめての鵜飼観覧。ぎふ長良川で過ごす特別な夜の画像

船頭さんが棹を操りながら、ことことと水面を進む時間は、想像していたよりもずっと穏やかで、船はゆっくりと動き出し、長良川を静かに進んでいきます。 やわらかな間接照明に包まれる中、景色とともに岐阜の日本酒をお供に楽しみました。

やわらかな間接照明に包まれる中、景色とともに岐阜の日本酒をお供に楽しみました。

飛騨高山の酒蔵の純金箔入り大吟醸
純金箔入り大吟醸:飛騨高山の古い町並みにある酒蔵で、華やかな金箔が特徴

鵜匠さんに教わる、鵜飼のしくみと歴史

鵜飼の説明をする鵜匠さんの足もと
【女子旅 岐阜県】 はじめての鵜飼観覧。ぎふ長良川で過ごす特別な夜の画像

船が進み、日が少しずつ暮れてきたころ、鵜匠さんから鵜飼についての説明が始まります。

鵜飼とは、鵜を使って魚を捕る伝統的な漁法で、1300年以上の歴史があるそう。

戦国時代には、織田信長がこの地で鵜飼を保護し、接待の場としても用いていたという話も残っています。

鵜匠さんの装束も、江戸時代からほとんど変わらず受け継がれているそうで、それぞれに役割があるという説明も印象的でした。

そんな話を聞きながらも、どうしても気になってしまうのが、鵜籠(うかご)の中で出番を待つ鵜たちの存在。

いよいよ、鮎を使った様子も目の前で見せていただくことになりました。

鵜籠の中で出番を待つ鵜たち
【女子旅 岐阜県】 はじめての鵜飼観覧。ぎふ長良川で過ごす特別な夜の画像

鮎を前にした鵜は、迷いなく向かい、そのまま一気に飲み込みます。
その動きは想像以上にダイナミックで、思わず目を奪われました。

さらに驚いたのは、そのあと。
飲み込んだ鮎を、鵜匠さんの合図で吐き出す——

その一連の流れも非常にスムーズで、気づけばその動きを追ってしまいます。

鮎を飲み込み、鵜匠さんの合図で吐き出す鵜
一生懸命な姿がかわいい…

鵜の首には「鵜縄(うなわ)」と呼ばれる紐がついており、魚を完全に飲み込まないように調整されているそうですが、呼吸や動きを妨げるものではなく、鵜に負担がかからないように工夫されているとのこと。

また、鵜匠さんは鵜とともに生活し、日頃から信頼関係を築いているからこそ成り立つものだと知り、その仕組みや関係性にも自然と興味が湧いてきました。

花火を合図に、鵜飼が始まる

鵜飼を始める合図となる花火
昔は花火が打ち上がると、鵜飼開始を知らせると同時に周囲の電気を消す合図でもあったそうです。

合図となる花火が上がるといよいよ鵜飼がスタート。

川の空気が一気に引き締まります。

上流から現れた鵜船が列をなし、篝火を揺らしながらゆっくりと下り始めます。

この篝火の灯りは、鮎を驚かせて動かし、鵜が見つけやすくするためのものだそう。

鮎を驚かせて動かし、鵜が見つけやすくする篝火
【女子旅 岐阜県】 はじめての鵜飼観覧。ぎふ長良川で過ごす特別な夜の画像

揺れる炎と水面に映る光の中で、鵜匠さんの掛け声とともに鵜が放たれ、鮎を追い込むように川を進んでいきます。

先ほど間近で見ていたかわいい存在が、今度は実際の漁として動き出す。

想像以上の大きな炎に驚き、鵜匠さんの鵜とかがり火を操る技術にも目が離せなくなりました。

鵜匠さんが篝火と鵜を操り鵜飼をおこなう3隻の鵜船
先頭の3隻の様子

やがて6隻の鵜船が横並びになり、川幅いっぱいに広がる光景は圧巻。
静かな川の上で、伝統の技がひとつの流れとして完成していく瞬間でした。

はじめての鵜飼観覧で見つけたこと

ぎふ長良川での、はじめての鵜飼観覧。
鵜飼の歴史や日本の伝統文化に触れながら見ていると、1300年前の人たちも同じようにこの光景を見ていたのかもしれない、とふと想像してしまいます。

ちなみに、鵜が捕った鮎は「鵜鮎(うあゆ)」と呼ばれ、傷みが少なく高級品として扱われるそうです。

ぎふ長良川の鵜飼は、5月11日(月)から10月15日(木)まで開催されています。

少し特別な時間を過ごしたい日に、ぜひ訪れてみてはいかがでしょうか。


リンネル暮らし部エディター・アカリと柚子さん

【女子旅 岐阜県】 はじめての鵜飼観覧。ぎふ長良川で過ごす特別な夜の画像

旅とお酒、そして日々の暮らし。ちょっぴり世界が広がる瞬間を大切にしています。Instagramでは、ナチュラル×トラディショナルなコーディネートを発信。リンネル暮らし部エディターとしてブログも更新中。


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