【60代女子旅】箱根でオリエント急行を貸切！アートと美食を一気に楽しむ、大人のための1日旅へ！

月刊誌『素敵なあの人』の公式ブロガーの日常を綴った素敵ブログ。今回は、旅行インフルエンサーのにいみりささんが体験した、短い時間で満喫できる箱根日帰り旅行をご紹介します！

---

日帰り旅を組むのって、下調べは意外と時間がかかるもの。
ばたばた慌ただしく巡るのではなく、優雅に観光＆食事、アートにも浸りたい。そんな欲張りな思いを叶える、満足度高い箱根の1日を過ごしてきました。クライマックスはセレブを魅了した列車、オリエント急行貸切のティータイムです！

オリエント急行でティータイム

ラリック美術館

箱根・仙石原が大人旅にちょうどいいワケ

箱根は、交通手段が充実しています。時間の融通が効きやすいんです。
箱根登山鉄道や、箱根登山ケーブルカー、箱根登山バス 箱根観光巡りバス経路は、ウェブサイト「箱根ナビ」にまとまっているので、活用してます。

箱根観光は選択肢が多くて、どこに行くか迷う……そんな方に！今回のプランは、ランチ・美術館・オリエント急行という3つの体験が効率よく詰まってて充実感たっぷりなんです。

箱根湯本駅が旅のスタート地点。

ランチ

オリエント急行の乗車券

箱根の山にかこまれた敷地内は、散策道もあります

森の中に佇む美術館

ランチは箱根の森の中に佇むレストランで

観光地の賑わいから少し離れ、自然と静けさが心地よく混ざり合う場所にあるレストラン。ラリック美術館併設「箱根 エモア・テラス by 温故知新」

美術館のチケットなしで、レストランだけの利用もできます。やわらかな自然光が差し込むガラスの向こうには、 緑の芝や、光や風にゆらめく木々。一気に非日常モード。さらに、デザートビュッフェコーナーの奥には、あの「オリエント急行」が見えて、この後の体験を想像してワクワクが止まりません。

レストラン外観

セミビュッフェの様子：クリのミニスープ、おかわりしちゃいました。

オードブルやデザートも充実

セミビュッフェの様子：ドリンクコーナーの奥に広がる景色に癒されます

この景色に見惚れながらのランチタイムはご褒美時間

メイン料理：私は太刀魚、友人はチキンを。

レストランの入り口。ランチだけでなく、モーニングやカフェ利用もできます。

デザートのマカロンタワーの奥に、オリエント急行が見えます

森に包まれた箱根ラリック美術館で、アートに浸る

ランチのあとは、敷地内の小道を進み、森に包まれるように佇む 箱根ラリック美術館 へ。
展示されているのは、アール・ヌーヴォー、アール・デコを代表するフランスの工芸家・ルネ・ラリックの作品。香水瓶、ジュエリー、衣装装飾から、壁面装飾まで、多岐にわたる創作の世界が繰り広げられています。館内で写真撮影ができるのは、エントランスの一角のみ。だからこそ、展示室ではひとつひとつの作品とじっくり向き合う時間が生まれます

美術館入り口：レストラン・ミュージアムショップの利用だけも可能です。

美術館チケット

美術館の入り口

美術館内部から見る 池の風景：まるでモネの睡蓮の庭のよう。

美術館内の写真撮影許可の場所はここだけです。

撮影許可の場所：香水瓶・壁面・天井照明（動画は不可です）

クライマックスは、オリエント急行貸切ティータイム

ラリックの世界に浸ったあと、いよいよ今回の期待値大のクライマックスへ。

美術館の敷地内に展示されている、オリエント急行は、スイスから運ばれてきた実際に使われていた車両です。セレブを魅了した車両は、艶めくマホガニーの落ち着いた車内。ラリックが手がけた優美な壁のレリーフは150枚以上も。天井の照明もラリック。クラシックなソファも窓の取っ手、コートかけの金具ひとつひとつも、当時のままなんです。走っていないのに、「旅をしているような気持ち」に。

貸切は、事前にウェブサイト「OTONAMI」で予約をした人たちだけの特別な時間帯なんです。

＊オリエント急行でのティータイムは当日現地でも体験可能です。ただし、時間帯は選べないの。美術館サイトでも予約は受け付けていないので、ご注意を。

オリエント急行全景

乗車券・ 改札口

オリエント急行：ファーストクラス車両です

車内は当時のままの内装が維持されています

ラリックの手がけた、レリーフ。ブドウと男女のレリーフは豊かな実りを象徴しているのだそう。

ドリンクは、オリジナルブレンドティー/ハーブティー(フラワリームーン/翡翠レモン)/アイスティー/南フランス産ナチュールワイン 白/赤）から選べます

マホガニーの内装に、窓のデザインがアクセント

季節のスイーツとドリンクがセットになっています。

約180分で満たされる、非日常エレガンス体験

ランチで整え、アートで感性をひらき、オリエント急行でエレガントな空気感をまとう。前後に「食」と「アート」が丁寧につながっているのがポイント。ランチ（約90分） → 美術館（約50分） → オリエント急行（約40分）ラリック美術館で、箱根の午後を、移動のストレスなく密度高く楽しめる約180分。

このプランは、Otonami公式サイトで予約できます。ランチに合わせて箱根湯本駅をめざせば良いので、日常生活にも響きにくいの。おとなのゆとり旅を優雅に過ごせます。

非日常感たっぷりのランチタイム 13：45スタート15：15（90分）

ラリック美術館アート鑑賞 15：15〜16：05（50分）

オリエント急行貸切ティータイムの特別感 16：05〜16：45（40分）

観光情報リスト

■箱根ラリック美術館
所在地：神奈川県足柄下郡箱根町仙石原186-1
・ミュージアム9:00〜16:00（最終入館 15:30）入館料：大人 1,500円・ガーデン／併設カフェ・レストラン／ショップ9:00〜17:00（入場無料） アクセス
・箱根湯本駅より箱根登山バス 約30分
「仙石案内所前」下車すぐ
・箱根登山鉄道 強羅駅より観光施設めぐりバス
「箱根ラリック美術館」下車 ■箱根 エモア・テラス by 温故知新（箱根ラリック美術館併設）
・カジュアルフレンチとスイーツビュッフェ
営業時間：9:00〜17:00
モーニング／ランチ／カフェ利用可 ■オリエント急行（通常利用）
・当日現地で先着順にてご案内
料金：2,750円（税込／ティーセット付き）
営業時間 OPEN 10:00-16:00（受付開始 9:00 最終受付 15:00）
※Otonamiプランでセットで事前予約可 【今回利用した体験】
Otonami公式サイト
「箱根エモアテラス」仙石原の大自然の中で巡るアートと美食
―オリエント急行貸切プラン―
・体験費用：10,800円（税込）
・1名から予約可能
・所要時間：約180分

強羅駅：周囲の自然に調和し、スイスをイメージした山小屋風の駅として、関東の駅100選に選ばれています。箱根登山鉄道の終着点

強羅駅の改札すぐ外にある、手湯。高温注意！とあるように熱めです

強羅はスイスのサン・モリッツと姉妹鉄道なんですね。

この記事を書いた人 にいみりささん

60歳をすぎてインスタグラムの休眠アカウントを、4ヶ月でフォロワー1万人超えに育て、一気にインフルエンサーに。旅＆グルメを中心に暮らしを楽しむエッセンスを発信中。「何をしてるのか教えて！」とお願いされ開講しているインスタ運用レッスンが好評。