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「もう口利かない!」些細なすれ違いで夫と喧嘩→帰宅した夫が手にしていた予想外の品に胸が熱くなった

  • 2026.5.6
「もう口利かない!」些細なすれ違いで夫と喧嘩→帰宅した夫が手にしていた予想外の品に胸が熱くなった

怒りに任せて作ろうとした「日の丸弁当」

「もう口利かない!絶対に、私からは謝らないから!」

昨晩、些細なすれ違いから夫と大喧嘩に発展。

お互いに意地を張り、一言も口を利かないまま険悪な朝を迎えました。

いつも通り夫のお弁当箱を用意する私。

しかし、腹の虫はまだ全く収まっていません。

(今日のお弁当は、「日の丸弁当」にしてやる!)

炊きたての白米をお弁当箱にぎゅうぎゅうと敷き詰め、真ん中に梅干しを一つだけ乗せて、ささやかな仕返しをしてやろうと思ったのです。

けれど、ふと昨晩のやり取りが頭をよぎります。

(たしかに、私も少し言い過ぎたかもしれない……)

怒りのピークが過ぎると、じわじわと押し寄せてくる後悔の念。

結局、私は手にした梅干しをそっと元の容器に戻しました。

代わりにキッチンバサミを取り出し、焼き海苔を細かくチョキチョキとカット。

ご飯の上に、小さな文字を並べていきました。

『ごめん』

不器用な私の本音を託したのです。

身支度を終えた夫は、テーブルに置かれたお弁当を無言でカバンに押し込み、出勤していきました。

気まずい帰宅、そして予想外の結末

日中、仕事をしていても、お弁当のことが気になって仕方ありません。

(あの海苔の文字、気づいてくれたかな)

スマホを何度も確認しますが、夫からのメッセージはありませんでした。

そしてその日の夜。

ガチャリと玄関のドアが開く音がして、私の心臓はドクンと大きく跳ねました。

「……ただいま」

リビングに入ってきた夫の声は、今朝までの刺々しさが嘘のように穏やかです。

そして彼の手には、見慣れた箱。

近所で人気のケーキ屋さんの箱です。

「昨日は、俺こそごめんな。言い過ぎた」

夫はそう言って、ケーキの箱をそっとテーブルに置きました。

「お弁当、開けてびっくりしたよ」

はにかむような夫の笑顔を見て、私の中で張り詰めていた意地がふっと解けていくのを感じます。

「私の方こそ……意地張ってごめんなさい」

目頭が熱くなるのを誤魔化すように、私は慌ててお湯を沸かし始めました。

二人で並んで座り、温かい紅茶と一緒に甘いケーキを頬張る夜。

ささやかな仕返しのつもりが、思わぬ形で夫婦の絆を深めることになった、ある日の出来事です。

※GLAMが独自に実施したアンケートで集めた、30代・女性読者様の体験談をもとに記事化しています

※本コンテンツ内の画像は、生成AIを利用して作成しています。

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