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夫「お前、家事の効率悪すぎ!」暴言モラ夫が初めて自分で洗濯「あ、あれ…?」効率よくできなかった結果<タイパ夫〜家庭崩壊カウントダウン〜>

  • 2026.5.3

結婚6年目のユウリさんは、4歳の娘・レイナちゃんを育てるママ。夫のタカシさんはいつしか「タイムパフォーマンス」を重視するようになり、ユウリさんだけでなく娘にまで「ママを反面教師に、効率よく生きるんだぞ」とタイパ思考を押し付けてきます。日々の暴言に耐えかねたユウリさんは、義母の提案でホテルへの避難を実行。
やがて「帰ってきてくれ」と夫からお願いされ、義父母と共に帰宅。すると夫は、タイパ思考を押し付けてユウリさんや娘にも効率のよい生き方を求めるのは、家族で幸せに生きていくためだと主張しました。しかしユウリさんにとっては、夫の考えが幸せにつながるとは思えず、態度を改めないのであれば離婚すると宣言。しかし、その後も話し合った結果、夫にも事情があったことが判明し……?

家族みんなにとっての幸せは…

夫は、過去に元上司からタイパを執拗に求められ、「かけた時間に見合う成果がないと、暴言を吐かれていた」と話します。そのことがきっかけで「タイパが悪いこと=悪」だと思うようになり、家族にいい人生を歩んでほしい一心で、効率よく動けと言い続けていたのです。

「それは家族の幸せには繋がらない」とユウリさんに言われ、ようやく自分のしていたことのひどさを認めて謝罪した夫。ユウリさんは、心から悪いと思っているのであれば離婚は一旦保留にする、しかし今後態度が変わらなければ離婚する、と伝えました。2人はようやく、本音を伝え合って仲直りできたのでした。

翌日笑顔で出勤した夫でしたが、「久しぶりだな!」と背後から突然声をかけられました。聞き覚えのある声に振り返ると、そこには「タイパが悪いことは悪」という考えを夫に植え付けた張本人の元上司・川田部長がいました。

「タイパよく動けているのか?」と元上司に聞かれた夫は、苦しそうな顔をしながら「タイパのことはよくわかりません」と返事。すると元上司は「あれだけ俺が教育してやったのに!?」と不機嫌そうに声を荒げます。「あぁ、ユウリもこんな気持ちだったのか……」と、タイパ思考を押し付けられる側の気持ちを実感した夫。

今までは言い返せずひとりで抱え込んでいましたが、今は家族とも仲直りできて新しい上司にも褒められ、幸せを感じています。「タイパのことはよくわからないけど、それでも今は楽しいです」と、はっきりと反論することができました。タイパがよくなくても幸せな人生を送れるのだと気づいた夫は、新しい上司や職場の仲間、家族を思い浮かべながら、元上司に立ち向かったのです。

その夜、帰宅した夫はあたたかく迎えてくれた家族を見て、感極まって涙。過去にひとりで元上司の暴言に耐えていたことを思うと、今は家族が支えてくれていることがうれしく、存在のありがたみを実感しました。

今までユウリさんに押し付けてしまっていた家事も少しずつするようになり、その大変さを身をもって実感。「こんなに大変なことを、毎日してくれてたんだな……」「今更だけど、ありがとう」と、感謝の気持ちを伝えたのでした。

ユウリさんと本音を伝え合い自分の今までの言動を反省した夫は、それ以来ユウリさんと家事を分担するように。今までユウリさんに散々「お前は本当にダメだな! もっと効率よく動け!」と言っていましたが、自分でしてみて初めてそんなに簡単にはいかず、大変なのだと気づくことができました。

そして、レイナちゃんの誕生日にケーキを買って帰り家族団らんを楽しんだ夫は、満足そうに眠るレイナちゃんを眺めながら、ユウリさんに改めて「見捨てないでいてくれてありがとう」と、目に涙を浮かべながら感謝の気持ちを伝えます。

一度は離婚を考えたユウリさんでしたが、夫が今までのことを反省し言動を改めてくれたことで、結果的に許すことができました。たくさん傷つけられましたが、やはりレイナちゃんと夫、そして自分の3人で暮らし続けることを望んでいたので、「家族がバラバラにならずに済んでよかった!」と、笑顔で応えました。

夫が常に言っていた「タイパよく生きること」も、時には大事なのかもしれません。しかしやはり、家族みんなで笑い合える幸せな時間を、ゆっくり噛み締めていきたいと改めて感じたユウリさんなのでした。

◇ ◇ ◇

「タイパよく生きる」ことは、忙しい日常を乗り越えるために必要な場面もあるかもしれません。ただ、それを家族に押し付けたり、そればかりを優先する生き方では、心の余裕や人生の豊かさを失ってしまうこともあります。また、家事や育児を一方的に相手に任せることで、知らないうちに相手を精神的にも肉体的にも追い詰めてしまうこともありますよね。

お互いの価値観や努力を認め合い、役割や負担を分かち合うことが、家族みんなが穏やかで幸せに暮らしていく大切なポイントなのかもしれません。

家事や育児を通して相手の視点や苦労に気づき、「ありがとう」と感謝を伝え合える関係でいられたら素敵ですね。


著者・イラスト制作者:マンガ家・イラストレーター 愛川なつみ

ベビーカレンダー編集部

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