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惨劇は白昼のファミリーレストランで始まる…『名無し』本編冒頭の77.4秒が公開

  • 2026.5.2

佐藤二朗が原作、脚本、主演を務め、城定秀夫が監督する『名無し』(5月22日公開)から本編冒頭の77.4(ななし)秒を収めた映像が解禁された。

【写真を見る】『名無し』の本編冒頭映像77.4(ななし)秒に映るものとは?

【写真を見る】『名無し』の本編冒頭映像77.4(ななし)秒に映るものとは? [c]佐藤二朗 永田諒 / ヒーローズ [c]2026 映画「名無し」製作委員会
【写真を見る】『名無し』の本編冒頭映像77.4(ななし)秒に映るものとは? [c]佐藤二朗 永田諒 / ヒーローズ [c]2026 映画「名無し」製作委員会

本作は、佐藤演じる数奇な運命を背負う“名前のない怪物”と化した男の希望と絶望、そして狂気を描破するサイコバイオレンス。白昼のファミレスを襲った無差別大量殺人事件。防犯カメラに残されていたのは容疑者の中年男。被害者は誰もが鋭利な刃物のようなモノで切りつけられていたが、映っているはずの凶器だけが目視できない。鍵を握るのは男の右手。その手が向かう先には必ずなにかが起こるのだった。

このたび解禁された77.4秒の映像で映しだされるのは、どこにでもある白昼のファミリーレストラン。向かい合って座るのは、“名無し”と一人の女性。俯いた“名無し”に向かって女性がたわいもないことを話している。その“何気なさ”の奥に、決定的な異物が“ほんの一瞬だけ”潜んでいる。それは女性の首元に揺れるペンダント。その反射のなかに映り込んでいるのは、大きな出刃包丁を手にした“名無し”の姿だ。しかし女性はその禍々しい凶器に全く気付くそぶりもなく会話を続ける。一瞬の異物を目にした者だけがその“異常”に気づいている。

先日解禁された特別動画でも明かされたように“名無し”は右手で触れたものを全て消す異能を持つ。この“凶器が見えない“という発想について、原作者の佐藤は「普通の日常の中に狂気が潜んでいるシーンを自分で演じたいなと思ったのが始まりです。笑っていると思ったらいつの間にか泣いているとか、怒っていたのになんか笑っちゃうとか、言葉で説明できないような笑いや怒り、曖昧な感情、そういう人間の瞬間に僕は興味があって面白みを感じるんですね。”凶器が見えない“という設定もその時、同時に思いついて、あとで男性が右手で触ったものは消えてしまうことが明かされて、ファミレスの女性には出刃包丁が見えていなかったとわかる仕掛けにしました」と語っている。

日常に潜む静かな狂気が原作者でもある佐藤の怪演と共に描かれる『名無し』。今回、解禁された冒頭映像で作品の世界にいち早く触れてみて!

文/サンクレイオ翼

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