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春の気のゆるみでクレカ請求が前月の2倍に…ひとり暮らしが「無意識の出費」を見える化した方法【中道あんさん】

  • 2026.5.1

春の気のゆるみでクレカ請求が前月の2倍に…ひとり暮らしが「無意識の出費」を見える化した方法【中道あんさん】

「人生100年時代」と言われる今、50代後半から60代は、これからの時間をどう過ごそうかと考え始める頃。まだまだ先は長い。だからこそ、のんびり隠居はもう少し先にとっておいて、今のうちに“できること”を始めておきたいものです。トップブロガー中道あんさんが今回語るテーマは、工夫していたつもりで、そうではなかったこと。

「やらかしちゃったこと」とは

私は、冬が苦手です。なので寒い時期は、家に引きこもっております。それが、お彼岸あたりから気分がぱぁっと晴れやかになり、活動的になるのです。毎年この調子なので、この春もそうでした。でも、あることをやらかしちゃったのです。

それは……。4月のクレジットカードの引き落とし明細を見て、唖然としました。前月の2倍以上使っていたのです。「え?嘘やん」と固まってしまいました。きっと、何か大きな引き落としがあったのかもしれない……。そう思って、スマホで利用状況を確認すると、「あぁ、あれね」と思い当たる節もあり、そのせいで支払う金額が大きくなっていると納得しましたが、一方で「無意識」に使ってしまっているとも思えました。

やっぱり「やらかしちゃった」と反省しました。春になって、気持ちが浮かれてしまうのは毎年のことなんですが、クレジットカードを使いすぎてしまったようです。起きてしまったことを後悔してもどうにもなりません。

まずは、クレカの利用歴をプリントアウトしました。必要経費・生活費・趣味・特別支出に色分けしました。ほかにも、それが消費なのか、浪費なのか、投資なのか、そして、適正なのかを、じっくりと眺めてみました。そして、どうしてこうなったのかを自分なりに考えてみました。

スーパーで約5万円、カフェランチで約3万、使ってしまっていました……。あくまでもネット情報ですが、勤労者世代のひとり暮らしの1カ月平均は、4万円から5万円未満です。仕事の関係上、カフェの利用率は高いから、外食費が多くても仕方ないのですが、スーパーに行く回数が多かったと反省しました。

4月に入り、人間ドックで検査を受けました。そのうちの血液検査で脂肪面積が過去最高まで大きくなり、脂質異常も認められたのです。毎日1万歩以上は歩いているし、ピラティストレーニングだってしている。焼肉屋さんへは半年以上行ってない。魚中心で野菜もいっぱい食べている。腸活だってやっている。なのに、なぜ?!

生活指導の看護師さんからは、「甘いもの」を食べすぎていませんか?と言われちゃいました。確かに、ケーキにお饅頭、プリンやシュークリームを定期的に買っていたなぁ。もしかして、癖になっていたのかもしれません。とりあえず、3カ月間、食生活を見直すように指導され、帰ってきました。

スーパーに行った回数や1回に使っている金額を振り返ってみて、健康的な食生活を送っているつもりが、「実はめっちゃ食べているんだ」ということが分かりました。

あれ?私、全然コントロールできてない……

そして、もうひとつ気づいたことがありました。それは、部屋の中に不要なものが増えていたことです。引越して1年になります。その間に、なんとなく増えてしまったものが、気づけば部屋のあちこちにありました。

・捨てるにはもったいない、コピーの裏紙の束
・一時置きに引き出しに入れたままの資料
・化粧品のサンプル

つい、つい溜め込んでしまった不要品。その状態を見たときに、「ああ、思考がくすんでいたんだな」と感じたのです。部屋が整っていないと、頭の中もどこか曇ってしまう。そしてその「くすみ」は、お金の使い方にそのまま現れているのだと思いました。

まずは、引き出しひとずつ開けて、整理整頓します。期限切れのクーポン、古い明細書など、情報が古くなったものはゴミ箱へ。個人情報の記載があるもの、YouTube動画を見ながらシュレッダーにかけました。紙一枚一枚は薄いものですが、溜まってくると、いつか確認しなきゃという無意識のプレッシャーを感じ続けます。どこか部屋の空気が重く感じるから不思議です。

化粧品のサンプルは、海外旅行に持っていくために、あれこれ溜めていたのです。(私って、ほんとケチ)。私にとっては、いつか使う宝の山だったんですけれど、引き出しの中は、雑多になりすぎていました。その中をのぞいてみると、実は旅行の楽しさよりも「いつのものか分からない」という不安を感じるように。

それに、似たようなパウチの中から「クレンジング」「洗顔」「化粧水」「クリーム」のセットを探し出す作業は意外と脳のエネルギーを消費します。もらってから1年以上経っていそうなものは、思い切ってボデイ用に使い切ってしまうことにしました。

化粧品のサンプルを集めて旅行の時にそれを使うのは節約の意識というよりも工夫する楽しさが強かったのです。買っても大した金額じゃないことはわかっているんですが、でもあえてそれを「買わない楽しさ」みたいのが、化粧品サンプルの使い方だったのです。でもこの機会に「サンプル集め」から卒業します。そうしたら、引き出し1つ分空になりました。

私はもともと、買わずに済ませる工夫をするのが好きなんです。どうすれば、お金を使わずに楽しめるか。それを考えるのは、どこかゲームのようで、むしろ楽しんでいる自分がいます。でも今回、カードの明細を見て思いました。「あれ?私、全然コントロールできてないやん」と。

工夫しているつもりでも、無意識で使ってしまっていたら意味がない。

やっぱり大切なのは、「自分でちゃんと選んでいるかどうか」なんだと思います。ふらっとスーパーへ行く。なんとなくカフェに入る。そんな小さな選択の積み重ねが、気づけば大きな差になっていくのかもしれません。まずは、そこから見直そうと決めて、今日で3日目です。

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