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行き当たりばったりのノープランが楽しい! 子育てが少し落ち着いた著者による「ひとり遠足」にリフレッシュのヒントをもらおう!【書評】

  • 2026.5.1

【漫画】本編を読む

いくつになっても「遠足」と聞くとワクワクしてしまう。その理由はやはり普段とは違う景色や体験が待っているという非日常な時間を想像するからだろう。『うきうき思いつきひとり遠足』(たかぎなおこ/KADOKAWA)は、著者のたかぎなおこ氏が、あるきっかけから近くのさまざまなスポットやイベントなどへ、ひとり遠足に行った様子を描いたコミックエッセイだ。

20代はお金をかけずに近所をぶらぶら、30代はよく国内ひとり旅行に出かけていたたかぎ氏。40代になり結婚して子どもが生まれると、お出かけは基本家族全員で子どもの希望する場所に行くようになる。やがて子どもが小学生になって、平日昼間に自由に過ごせる時間ができたある日、思いがけずひとりで少し遠出することになる。千葉の砂浜で拾ったアサリの中にヤドカリが混じっていたため、そのヤドカリを自宅から一番近い海のお台場へ放しに行くのだった。海岸で無事目的を果たしたたかぎ氏は、ついでにお台場のスポットをぶらり。懐かしいゲームをしたり、クレープを食べたり、さらにレインボーブリッジを徒歩で渡るなど充実した時間を過ごせたことによって、それから「ひとり遠足」に出かけるようになる。

東京都内に住むたかぎ氏の遠足先は、新宿御苑や両国の下町などのほか、少し離れた埼玉県や神奈川県など。どの遠足エピソードも、目的をひとつふたつ設定するほかはノープランという気軽さのため、気の向くままに店や施設に立ち寄るといった行き当たりばったりな展開にはライブ感があり、まるで一緒に遠足に行っているかのような気分になるだろう。

「旅行」となると身構えてしまうが、「遠足」ならば準備にも時間はかからない。日頃からぼんやりと「どこか行きたいな」と思っている人や、リフレッシュ方法を探している人は、たかぎ氏の「ひとり遠足」を参考にしてみると思わぬ発見や喜びに出会うかもしれない。

文=nobuo

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