1. トップ
  2. クイズ
  3. 読めそうで読めない!「御御御付」はなんと読む?→気になる正解は?【漢字クイズ】

読めそうで読めない!「御御御付」はなんと読む?→気になる正解は?【漢字クイズ】

  • 2026.6.5

今回は、見た目が少し不思議な「御御御付」という難読漢字をご紹介します。実は、日本人にはとても身近な、とある料理を指す言葉です。

同じ漢字が三つも並んでいますが、みなさんは正しく読むことができますか?

問題

「御御御付」はなんと読む?
undefined

女房詞が由来となった言葉

「御御御付」の正しい読み方は「おみおつけ」です。味噌汁を丁寧に言う語として用いられます。「御」が三つも付いているなんて少し面白い気がしてしまいますが、実はこの言葉には「女房詞(にょうぼうことば)」が深く関わっています。

「女房詞」とは、室町初期頃から宮中に仕える女房が使い始めた一種の隠語のことです。髪を「かもじ」、豆腐を「おかべ」などと言いました。

今回の「おみおつけ」という言葉にも、味噌を表す「おみ」と、吸い物を表す「つけ」という女房詞が使われています。「おつけ」とは、「つけ」に接頭語の「御」が付いて、丁寧な表現となったものです。

また、「おつけ」をさらに丁寧にして「御御(おみ)」を付けたものが「御御御付」だとする説もあります。

「御御」を用いた言葉

「御」を二つ重ねた「御御(おみ)」という接頭語は、尊敬や美化の意味を表します。「御御御付」の他にも、「御御足(おみあし)」などがあります。また、「御神酒(おみき)」「御神輿(おみこし)」「御神籤(おみくじ)」にも「おみ」という読みが見られます。


参考文献:大辞林、明鏡国語辞典

 

 

 

文(編集):そこさん

元国語科教員。一文字でたくさんの意味を持つ漢字に魅了され、大学では中国文学を専攻し、漢詩について研究。とても身近なのに、意外と深くは知らない漢字。読むだけでちょっと賢くなれる、そんな豆知識をお届けします!

の記事をもっとみる