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『日曜劇場』で視聴者をトリコにする“注目俳優(35)”「驚きを隠せない」「ビックリ」“意外な血筋”に相次いだ反響

  • 2026.5.28

どんな役を演じても、その存在感が画面を支配する――。観る者の想像を超える演技の振り幅と、あらゆるキャラクターに溶け込む自在さは、その俳優を他の誰とも代え難い"異彩"として際立たせる、確かな証左でもあります。

今回は、“異彩を放つ名俳優”をテーマに、5名をセレクトしました。本記事ではその第2弾として、山田裕貴さんをご紹介します。元プロ野球選手の父を持ちながら演技の道を切り開き、日本映画界をけん引するカメレオン俳優として地位を確立した山田さんの軌跡とは――。

※本記事は、筆者個人の感想をもとに作品選定・制作された記事です
※一部、ストーリーや役柄に関するネタバレを含みます

プロ野球一家からの転身―異色のデビューまで

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2012年ごろ撮影 山田裕貴(C)SANKEI

山田裕貴さんは1990年9月18日生まれ、愛知県出身。父は、なんと元プロ野球選手の故・山田和利氏です。1983年のプロ野球ドラフト会議で中日ドラゴンズに4位指名で入団して活躍した球人で、1988年には中日のリーグ優勝に貢献。1991年広島東洋カープへ移籍し、翌1992年には82試合に先発出場するなど、通算366試合のプロ生活を刻みました。SNSでは「驚きを隠せない」「ビックリ」という声も。

プロ野球選手の父の背中を見て育った裕貴さんも、小学3年生から中学時代まで野球に打ち込みました。しかし、強豪チームで補欠だった経験から「俺には無理かもな」と痛感し、自ら野球に区切りをつけます。その後は、「自分で決めたことは最後までやり続けろ」という父の言葉を胸に、俳優の道へと進みました。

そして出合ったのが演技の世界です。2010年“D-BOYSスペシャルユニットオーディション”のD-BOYS部門でグランプリを獲得し、芸能界入りを果たします。翌2011年には特撮ドラマ『海賊戦隊ゴーカイジャー』でジョー・ギブケン/ゴーカイブルー役を演じ、俳優としての第一歩を踏み出しました。父ゆずりのアスリートとしての身体能力と、プロの世界を間近で見て培ったストイックさを武器に、着実にキャリアを積み重ねていくのです。

「村山良樹」が生んだ異彩の原点―『HiGH&LOW』の衝撃

転機となったのは2015年から始まったLDHの大型プロジェクト『HiGH&LOW』シリーズです。山田さんが演じたのは鬼邪高校の番長・村山良樹。窪田正孝さん、岩田剛典さん、林遣都さんら実力派キャストが揃う作品の中で、山田さんは圧倒的な強さの中にどこか抜けた余裕を持たせる独自の解釈でキャラクターを構築しました。

山田さんは村山良樹への思いを次のように語っています。

役の思いと自分の思いが重なる瞬間が多くて、村山のことは化身みたいに感じていますね出典:『『山田裕貴「ハイロー」シリーズを振り返るー「役柄とはいえ、本当に悔しかった」【短期連載・第1回】』』CINEMAS+ 2017年11月11日配信

SNSでは「いっちばんかっこいい」と反響が相次ぎ、シリーズを通じてこの役に全力を注いだ山田さんは、"異彩を放つ若手俳優"として確固たる認知を獲得したのです。続く映画『東京リベンジャーズ』でのドラケン役、『キングダム』シリーズなど話題作への出演が続き、2023年にはYahoo!検索大賞 俳優部門1位を獲得するなど、人気・実力ともに日本を代表する俳優へと成長していきました。

積み重ねた代表作と、日本映画界を震わせた「爆弾」

2025年10月31日公開の映画『爆弾』では、警視庁捜査一課刑事・類家役で主演を担いました。呉勝浩さんのベストセラー小説を実写化したリアルタイムサスペンスで、謎の中年男(佐藤二朗)との取調室における攻防を圧倒的な演技で体現。

山田さんは映画『爆弾』公式サイトで次のように語っています。

僕は当て書きかと思うくらい自分が生きるキャラクターの気持ちに寄り添ってしまいました出典:映画『爆弾』公式サイト

興行収入は31億円を突破し、観客動員は223万人を記録する大ヒット作となりました。この熱演が実を結び、2026年1月には第49回日本アカデミー賞優秀主演男優賞を受賞。佐藤二朗さんの最優秀助演男優賞のほか優秀作品賞を含む11部門で優秀賞を受賞する快挙となりました。

日曜劇場『GIFT』で見せた"本気"の名演

2026年4月スタートのTBS系日曜劇場『GIFT』では、車いすラグビーチーム“ブレイズブルズ”の“輝きを失った”孤高のエース・宮下涼役を演じています。高校時代はサッカー部キャプテンとしてインターハイを目指していましたが、交通事故で車いす生活を余儀なくされた青年という重厚なキャラクターです。

放送後のSNSには「本当に好き」「別格」「1番イイ」といった称賛の声が続々と寄せられ、その熱量あふれる演技力と感情表現が大きな反響を呼びました。

元プロ野球選手の父から受け継いだアスリートのストイックさと、役者として積み上げてきた表現力が融合したからこそ生まれる名演と言えるでしょう。これからも役を演じ尽くす山田裕貴さんの活躍に、ますます目が離せません。


※記事は執筆時点の情報です

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