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『国宝』で名を馳せた“わずか16歳”の天才「日本の宝」「反則級の色気」世界を震わせる“規格外の実力派”

  • 2026.5.28

多くの人々を熱狂させる大ヒット作で、観る者を圧倒するほどの強烈な存在感を放つ名優たち。独自の空気感や息をのむような演技、一瞬で物語に深みを与える表現力によって、作品の魅力を何倍にも引き上げる役者たちが、数多くの観客の心を奪ってきました。今回は、そんな“大ヒット作で異彩を放つ名優”をテーマに、5名をセレクトしました。

本記事ではその第3弾として、黒川想矢さんをご紹介します。世界が絶賛した傑作映画で鮮烈なスクリーンデビューを飾り、現在最も目が離せない若手実力派として突き進む黒川さん。まだ16歳という若さでありながら、観る人をドキッとさせる大人びた魅力と、天才的な演技力の秘密に迫ります―。

※本記事は、筆者個人の感想をもとに作品選定・制作された記事です
※一部、ストーリーや役柄に関するネタバレを含みます

世界が驚いた圧倒的な表現力…映画『怪物』で魅せた天才的な演技

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舘プロニューフェイスお披露目会 黒川想矢(C)SANKEI

黒川さんの名前を世に大きく広め、その天才的な才能を証明したのが、2023年に公開された映画『怪物』です。本作は、是枝裕和監督がメガホンをとり、坂元裕二さんが脚本を手がけた名作。“第76回カンヌ国際映画祭”で脚本賞とクィア・パルム賞の二冠を達成し、国内でも“第47回日本アカデミー賞”優秀作品賞を受賞するなど、国内外の映画界で大絶賛されました。SNS上でも「日本を代表する名作」「超傑作だった」「とにかく凄すぎた…」といったコメントが数多く寄せられるなど、多くの人に強烈な感動を与えた作品です。

そんな映画『怪物』のなかで、黒川さんは物語の中心となる小学5年生の男の子・麦野湊役を熱演しました。子役という枠をはるかに超えた、複雑に揺れ動く少年の心を柊木陽太さんと共に全身で表現。セリフがない場面でも、目元の表情やたたずまいだけで湊の葛藤をリアルに伝え、多くの観客の心を揺さぶりました。黒川さんの素晴らしい演技に対し、ネットでは「胸を打たれた…」「怖いくらい演技が上手い」「日本の宝」といった称賛の声が続出。本作で「第47回日本アカデミー賞」新人俳優賞、「第66回ブルーリボン賞」新人賞などを受賞し、14歳という若さで実力派俳優としての地位を確立しました。

興行収入200億円突破の超大作映画『国宝』の幕開けを飾った妖艶な色気

映画『怪物』での鮮烈なスクリーンデビューから約2年後、圧倒的な演技力で再び大きな話題を呼んだ作品が、映画『国宝』です。公開から255日間で観客動員数1415万人、興行収入200億円を突破するという、まさに歴史的なメガヒットを記録した本作。“第49回 日本アカデミー賞”では、最優秀作品賞を含む10部門で最優秀賞を総なめにするなど、映画界に偉大な足跡を残しています。SNS上でも「さすがに傑作と言わざるを得ない」「魂の名作」「人生が変わった映画」といった絶賛の声が相次ぎ、まさに社会現象となりました。

この超大作のなかで、黒川さんは主演の吉沢亮さん演じる主人公・立花喜久雄の少年時代という、物語の幕開けにおいて重要なスタートダッシュを任されました。任侠の世界から歌舞伎の道へと進んでいく喜久雄の激しい運命を、公開当時15歳とは思えないほどの圧倒的な存在感と演技力で表現。特に、歌舞伎の女方を演じるシーンで見せた、妖艶で息をのむような美しいたたずまいと色気は、観客の目を釘付けにしました。すでに大人の色気と繊細さをあわせ持った黒川さんの実力は高く評価され、映画『この夏の星を見る』とあわせて「第17回TAMA映画賞」最優秀新進男優賞、「第38回日刊スポーツ映画大賞・石原裕次郎賞」石原裕次郎新人賞を受賞。SNSでも「序盤から魅入ってしまった」「凄く引き込まれた」「反則級の色気」といった称賛や驚きの声が続出し、数多くの人々を魅了しました。

日韓合作の主演作から話題のコメディまで…世界を視野に驚異の進化を続ける若き才能

映画『怪物』や『国宝』での圧巻の演技力で観客を圧倒し、今や日本のエンターテインメント界の未来を担う国宝的存在となった黒川さん。そんな黒川さんの快進撃は止まることなく、さらなる挑戦に身を投じています。

2025年には、映画この夏の星を見る』でひばり森中学校1年生の安藤真宙役として、天文を通じてつながっていく中学生を瑞々しく好演。さらに、映画とドラマの連動プロジェクトであるNHKドラマ地震のあとで』や映画アフター・ザ・クエイク』では2001年の善也役をエモーショナルに演じ切り、観る人の涙を誘いました。

2026年には、3月公開のオムニバス映画GEMNIBUS vol.2「青い鳥」』で森七菜さんと共演し、繊細な世界観のなかで確かな存在感を示しています。続く6月19日公開予定の映画免許返納!?』では、舘ひろしさんや西野七瀬さんら豪華なキャスト陣に次ぐ重要なキャラクター・来宮亮を担当。さらに11月6日には、佐賀県唐津市と韓国・釜山を舞台にした日韓合作の青春ラブストーリー映画3ミリの恋』で主演のタツヒコ役に抜擢。韓国の若手実力派俳優・キム・ジアンさんとともにW主演を務め、国境を越えた淡い恋模様を表現します。

子役としての経験を最高の武器に変え、驚くほどの成長スピードで実力派俳優へと進化を遂げた黒川想矢さんの快進撃。16歳とは思えない色気あふれる存在感と圧倒的な演技力をあわせ持つ彼が、次はどんな役柄で私たちを驚かせてくれるのか、その活躍から目が離せません。


ライター:天木拓海
映画・アニメ・ドラマなど、エンタメ作品を観ることを趣味としているライター。エンタメ関連のテーマを中心に、作品考察記事/コラム記事などを手掛ける。

※記事は執筆時点の情報です

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