1. トップ
  2. 9年前、「日曜劇場」で異彩放った“国宝級イケメン” 興行収入245億の“超大作”を牽引する「日本の宝」

9年前、「日曜劇場」で異彩放った“国宝級イケメン” 興行収入245億の“超大作”を牽引する「日本の宝」

  • 2026.5.26

ヒット作の裏には、必ずと言っていいほど、その作品を背負って立つ俳優の存在があります。今回は“ヒット作を牽引した国民的俳優”をテーマに、5名をセレクトしました。

第1弾は、モデルから俳優へと活動の幅を広げ、若手時代から数々の話題作に出演してきた山﨑賢人さんです。「国宝級」とも称されるビジュアルの美しさはもちろん、近年では国民的大作の主演を任され、作品の成否を背負う俳優となり、演技力が磨かれ続けています。

本記事では、山﨑さんがいかにして大作を牽引する俳優へと成長したのかを振り返ります。

※本記事は、筆者個人の感想をもとに作品を選定・構成しています
※一部、ストーリーや役柄に関するネタバレを含みます

サッカー少年から俳優の道へ

undefined
フジテレビ系「水球ヤンキース」のイベントに参加した山﨑賢人(C)SANKEI

山﨑賢人さんは、小学校から中学校まで、夢中でボールを追いかけるサッカー少年でした。 そんな山﨑さんに転機が訪れたのは、中学3年生のとき。わずか14歳にして街中で声をかけられたことをきっかけに、芸能界へ足を踏み入れます。2009年には『ピチレモン』のメンズモデルとしてデビューし、10代で早くも表舞台に立ちました。 

俳優デビュー作は、2010年放送のドラマ『熱海の捜査官』(テレビ朝日系)。翌2011年には映画『管制塔』で映画初主演を飾ります。モデルから俳優へと軸足を移しながら、山﨑さんは映像作品での経験を一歩ずつ積み重ねていきました。

その歩みが実を結んだのが、映画『orange-オレンジ-』『ヒロイン失格』での演技です。両作の評価により、山﨑さんは第39回日本アカデミー賞新人俳優賞を受賞。若手俳優として確かな存在感を放ち、恋愛映画や青春作品にとどまらず、アクション大作、医療ドラマ、配信シリーズ、日曜劇場へと活躍の舞台を広げていきました。

「天下の大将軍」と迷い続けた『陸王』

山﨑賢人さんの歩みを語るうえで欠かせないのが、実写映画『キングダム』シリーズです。2019年公開の第1作から2024年の『キングダム 大将軍の帰還』まで4作品が公開され、累計動員1700万人、興行収入245億円を記録。2000年以降にシリーズ化された邦画実写として、1作目から4作連続で興行収入50億円を超える快挙も達成しました。

演じたのは、戦争孤児でありながら「天下の大将軍」を目指す主人公・信。第1作では約10kgの減量を行い、アクションにも挑戦しました。粗野で未熟ながらも、仲間との出会いを通じて成長していく信の姿を、山﨑さんはシリーズを通して熱演。第4作『キングダム 大将軍の帰還』では、第48回日本アカデミー賞優秀主演男優賞を受賞しました。興行面でも演技面でも、山﨑さんの代表作と呼べるシリーズです。

SNSでも「役作りがストイック」「まさに“信”そのもの」「熱量がすごい」「山﨑賢人の代表作」「日本の宝」といった声が並び、信役が俳優人生を象徴する存在として受け止められたことがうかがえます。

一方、2017年放送のTBS系日曜劇場『陸王』では、また違った魅力を見せました。日曜劇場初出演となった同作で演じたのは、老舗足袋業者「こはぜ屋」社長の長男・宮沢大地。就職活動に失敗し、やりたいことを見つけられず、家業を手伝いながら自分の進む道に迷う青年です。足袋作りの技術を生かした ランニングシューズ「陸王」の開発に関わるうち、少しずつ変化していく大地の姿を、等身大に演じきりました。

『キングダム』の信が外へ向かって突き進む人物だとすれば、『陸王』の大地は自分の内側にある迷いと向き合う人物。アクション大作とは異なる形で青年の停滞と成長を演じた『陸王』もまた、山﨑さんの俳優としての幅を物語る一作です。

俳優・山﨑賢人の傑作選

『キングダム』『陸王』のほかにも、山﨑さんは多くの話題作で主演や重要な役柄を担ってきました。ここでは、その歩みを象徴する代表作をご紹介します。

ドラマ『グッド・ドクター』(2018年 / フジテレビ系)

フジテレビ系連続ドラマ初主演作にして、初の医師役。演じた新堂湊は、自閉症スペクトラム障がいとサヴァン症候群を抱える小児外科医です。全話平均視聴率11.2%を記録し(ビデオリサーチ調べ / 関東地区)、主演俳優としての存在感を印象づけました。

Netflixシリーズ『今際の国のアリス』(2020年 - 2025年 / Netflix)

土屋太鳳さんとのW主演で挑んだNetflixシリーズ。演じた有栖良平は、理不尽な「げぇむ」に巻き込まれ、極限状況を生き抜こうとする青年です。3シーズンすべてが世界各国でTOP10入りを果たし、配信時代を象徴する代表作となりました。

映画『ゴールデンカムイ』(2024年)

野田サトルさんの人気漫画を実写映画化した作品で、「不死身の杉元」と呼ばれる元軍人・杉元佐一を演じました。役のために約10kg増量し、馬そりに引きずられる場面などはスタントなしで撮影。『キングダム』と同じく、身体を張って挑んだアクション大作です。 

2028年には、大河ドラマ『ジョン万』でジョン万次郎を演じ、初の主演を飾る山﨑さん。大河初出演にして初主演という大舞台は、俳優人生における新章の幕開けとなることでしょう。今後の活躍からますます目が離せません! 


※記事は執筆時点の情報です

の記事をもっとみる