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観客動員328万人超え『大ヒット作』で異彩放った“イケメン俳優” 実は千葉屈指の『名門進学校』卒!「とんでもない秀才」

  • 2026.5.27

スクリーンや舞台で圧倒的な存在感を放つ一方で、洗練された教養や深い洞察力を漂わせる名優たち。高い知性やスマートな立ち振る舞い、難解な役柄を巧みに解釈して体現する姿が、これまでも数多くの人々を魅了してきました。今回は、そんな“知的な一面が輝く名優”をテーマに、5名をセレクトしました。

本記事ではその第5弾として、杉野遥亮さんをご紹介します。誰もがうらやむ抜群のスタイルと爽やかな笑顔で注目を集め、数々の話題作で重要な役柄を任されてきた杉野さん。映画やドラマで見せる抜群の存在感はもちろん、役柄の魅力を冷静に引き出すスマートな役作りと、一歩ずつ着実にステップアップを続ける杉野さんの役者としての本質に迫ります―。

※本記事は、筆者個人の感想をもとに作品選定・制作された記事です
※一部、ストーリーや役柄に関するネタバレを含みます

名門進学校からモデルの頂点へ…スターダムへと駆け上がった原点

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新潟県の新しいプレミアム米の新CM発表会 杉野遥亮   (C)SANKEI

1995年9月18日、千葉県に生まれた杉野遥亮さん。杉野さんの知的なイメージの土台となっているのが、地元・千葉県でもトップクラスの進学校として広く知られる千葉県立佐倉高校で過ごした学生時代です。「とんでもない秀才」「スゴすぎ」などの声が見られるほどの名門校で高い学力と豊かな感性を磨いた杉野さんは、2015年に大きな転機を迎えます。松坂桃李さんらを輩出したことで知られる、男性向けファッション誌『FINEBOYS』の専属モデルオーディションに挑戦し、見事にグランプリを獲得して芸能界入りを果たしたのです。

圧倒的なスタイルを武器にモデルとして活動したのち、2016年に配信ドラマ『民王番外編 秘書貝原と6人の怪しい客』で俳優デビューを果たします。翌2017年には、映画『キセキ ーあの日のソビトー』で映画初出演を飾り、劇中のグループ『グリーンボーイズ』のメンバーとしてCDデビューも達成。さらに、ドラマ『嘘の戦争』や『兄に愛されすぎて困ってます』といった人気作に続けて出演し、端正なルックスとフレッシュな演技で、一躍若手最注目俳優としてのポジションを確立したのです。

大ヒット作『東京リベンジャーズ』で放った知的な説得力

杉野さんの役者としての評価をさらに高め、多くの観客に強烈なインパクトを残したのが、映画『東京リベンジャーズ』シリーズの出演です。本作は、2024年時点で世界累計8,000万部を突破した和久井健さんによる漫画『東京卍リベンジャーズ』を原作とした実写映画。ダメフリーターの主人公・花垣武道が、学生時代の過去へとタイムリープし、かつての恋人を救うために運命を変えようとヤンキー組織の中で奮闘する胸熱な青春サスペンスです。迫力満点のアクションや、熱い仲間との絆が大きな見どころとなっています。

本作は、2021年の第1作公開時に観客動員数328万人、興行収入43.8億円を突破し、同年の実写映画No.1の興行収入を記録(2021年9月26日時点)。さらに、2023年に公開された続編『東京リベンジャーズ2 血のハロウィン編 -運命-/-決戦-』では前後編累計で興行収入50億円を突破するなど、映画界の歴史に残る空前の大ヒットを記録しました(2023年9月7日時点)。SNS上でも「ヤンキー映画の大傑作!」「映画館で観られる時代に生まれて幸せ」「漫画原作のなかでもかなりの名作」といったファンからの大絶賛の声が鳴り響きました。

そんな壮大な物語のなかで、杉野さんは現代で命を落としてしまった姉・橘日向を救うため、武道とともに過去の改変に奔走する警察官・橘直人を熱演しました。直人は、武道が過去へ戻るためのトリガーとなるキーパーソン。複雑なタイムリープの法則を冷静に分析して主人公を導く物語の頭脳的存在で、知的な杉野さんにピッタリな役柄です。しかし、杉野さんは日本最大級の総合情報ニュースサイト「マイナビニュース」のインタビューで、出演にあたっての意外な本音を語っていました。

作品を見た時に、みんなで一つのものを作り上げたアクションシーンにはやっぱり熱があるし、共感しながら一緒に作っていくのは作品作りの醍醐味だと思っているので、自分も参加したかったなという気持ちはあります出典:マイナビニュース『杉野遥亮、『東リベ』過去チームへの本音も覗かせながら果たす「重要な役割」(2023年5月5日配信)

北村匠海さんをはじめ、山田裕貴さん、間宮祥太朗さん、吉沢亮さんといった豪華メンバーがバチバチのアクションを披露する点も大きな見どころとなっている本作。一方で、杉野さんが演じた直人は、物語の軸となっているタイムリープ後の出演は少なめ。そのため、重要な役割であることにやりがいや責任感は抱きつつも、過去チームとの孤独感を感じていたそうです。

それでも、知的な佇まいや高い演技力によって、キャラクターに原作と遜色ないレベルまでの説得力をもたらした杉野さん。その確かな存在感に対して、SNS上では「存在感抜群」「安定のかっこよさ」「演技力に圧倒」といった絶賛のコメントが続出。メガヒットシリーズの快挙を陰から力強く支えました。

杉野遥亮の軌跡をたどる傑作選

杉野さんは、その爽やかなイメージにとどまることなく、作品ごとに全く異なる表情を見せる見事な幅の広さで魅了し続けています。

ドラマ『恋です!〜ヤンキー君と白杖ガール〜』(2021年)

盲学校に通うヒロインと恋に落ちる、純粋で真っ直ぐなヤンキー・黒川森生役を熱演。コワモテでありながらも不器用で愛嬌あふれるキャラクターがSNSを中心に爆発的な話題を呼び、杉野さんの名が世間に知れ渡った出世作です。

ドラマ『ばらかもん』(2023年)

自身初のゴールデン・プライム帯連続ドラマ主演作。長崎県・五島列島を舞台に、挫折した若きエリート書道家・半田清舟が、温かい島民たちとの交流を通じて人間的にも芸術家としても大きく成長していく姿を生き生きと好演しました。

大河ドラマ『どうする家康』(2023年)

NHK大河ドラマにて、徳川四天王の一人である榊原康政(小平太)役を好演。最初はマイペースでありながらも、次第に知略に長け、義を重んじる頼もしい武将へと成長していく姿を瑞々しく演じきり、幅広い世代から高い評価を得ました。

ドラマ『マウンテンドクター』(2024年)

フジテレビ系月10枠で主演を務めた重厚な医療ドラマ。大自然の厳しい山岳医療の現場に赴任した青年医師・宮本歩役を熱演しました。さまざまな葛藤を抱えながらも、目の前の命を救うために山と真摯に向き合う姿が、多くの感動を呼びました。

話題作での好演と無限の可能性…大人の色気をまとって進む現在地

映画『東京リベンジャーズ』をはじめとする数々のヒット作を経て、今や日本のドラマ・映画界の最前線でまばゆい光を放つ杉野さん。30代を目前に控え、キャリアの円熟期へと向かう現在は、さらに深みのある役柄へと果敢に挑戦しています。

2025年には、NHKドラマ『永遠についての証明』で主人公の三ツ矢瞭司役として主演を務めたほか、日本テレビ系ドラマ『俺の話は長い 〜2025・春〜』のスピンオフ作品『海星のクラッチ日誌』で主演を務めるなど、確かな実力を発揮。さらに、芥川なおさんの大ヒット小説の実写化映画『ストロベリームーン 余命半年の恋』では、主人公の恋人である佐藤日向の13年後の姿という難しい役柄をエモーショナルに演じました。

2026年に入ってからもその進化は止まらず、2月20日公開の劇場版『教場 Requiem』というビッグプロジェクトに堂々出演。さらに3月には、TBSテレビおよびU-NEXTで放送・配信されたドラマ『ちるらん 新撰組鎮魂歌』にて、激動の時代に翻弄される優しき青年・阿比留鋭三郎役を熱演しました。

モデル出身としての洗練された格好良さのなかに、進学校で培った確かな知性と、役柄へ真っ直ぐに寄り添う誠実さを兼ね備えた杉野遥亮さん。無限の可能性を秘めた杉野さんのこれからの活躍に、注目が集まります。


ライター:天木拓海
映画・アニメ・ドラマなど、エンタメ作品を観ることを趣味としているライター。エンタメ関連のテーマを中心に、作品考察記事/コラム記事などを手掛ける。

※記事は執筆時点の情報です

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