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育休中の夫「早く泣き止ませて」私「何のための育休?」1年後、ご褒美の推し活を満喫した夫が青ざめたワケ

  • 2026.4.25

20代で出産した私。初めての育児に不安を抱えていた私にとって、夫が1年間の育休を取得してくれたことは大きな安心材料となりました。
しかし、その期待は、子どもと一緒に帰宅したその日から大きく裏切られることになったのです……。

出産後、娘とともに退院して自宅に戻ったときのこと。私は玄関を開けた瞬間、思わず立ち尽くしてしまいました。

部屋の中は、まるで長い間放置されていたかのような状態でした。シンクには洗い物が山積み、床には脱ぎっぱなしの服やゴミが散乱していて、とても赤ちゃんを迎え入れられる環境とはいえません。

私は呆然としながらも、娘が眠っている間に必死で片付けを始めました。コンビニに出かけていたらしい夫は、帰宅しても一切手伝おうともせず、ソファにどっかりと座ってゲームに夢中。

産後で体調が万全ではない中、私は新生児の世話に加え、夫の生活の後始末まで担うことになってしまったのです。

育児も家事も「人ごと」な夫

娘が夜中に泣くと、夫は露骨に不機嫌になりました。

「泣いてるぞ」
「早くなんとかしてくれ」

そう言うだけで、抱っこすることもあやすこともありません。私はミルクを作りながら、「どうして自分だけがすべて背負っているのだろう」「夫が育休を取った意味って……?」と、何度も考えました。

何度か「育児も家事も夫婦でやるものだよ」「この子はあなたの子でもあるんだから」と伝えましたが、夫は「男にそんなの無理だろ」と取り合ってくれませんでした。

父親である前に、1人の大人としての責任すら感じていない様子に、私は強い違和感と失望を覚えたのです。

数カ月が過ぎても状況は変わりませんでした。

娘がどれだけ泣いても、夫は関わろうとせず、家事も一切手をつけません。

一方で、夫が熱心に取り組んでいたのは、推しのアイドルを追いかける「推し活」でした。毎日のようにスマートフォンを見ては、推し活仲間とやり取りをして過ごしていたのです。

私は次第に、「この人は父親としての役割を果たす気がないのではないか」「このまま一緒にいる意味はあるのだろうか」と考えるようになり、復職後に離婚を切り出すことも視野に入れていました。

育休終了間際の出来事

育休が終わる1カ月前、夫は「仕事が始まる前に、自分へのご褒美としてリフレッシュしてくるわ」と言って泊まりがけでアイドルコンサートへ出かけました。

その姿を見ても、私はもう何も言う気になれませんでした。「早く仕事に復帰して離婚の手続きを進めなきゃ」「保育園も探さなきゃ」と、離婚に向けて動こうとしていたのです。

翌日――。

帰宅した夫は、出かける前とはうってかわって静かでした。

不思議に思って話を聞くと、夫は外出先で推し活仲間に育休中の過ごし方について話したそう。最初は笑顔で聞いてくれていた友人たちですが、だんだんと表情が曇っていったのだとか。

「それはおかしい、何のための育休なんだ」

「家庭を顧みないままだと、取り返しがつかないことになるぞ」

そう厳しく指摘され、夫は驚いたのだそう。自分の行動に何の疑問も持っていなかった夫は、そこで初めて現実を突きつけられたのだといいます。

そして、夫は私に頭を下げました。

「これまでのこと、反省している。これからはちゃんと向き合いたい」

その言葉を聞いても、すぐに信じることはできません。私は正直に、「このまま変わらないなら、離婚も考えている」と伝えました。

夫は驚きのあまり青ざめた様子で言葉を失い、しばらく黙り込んでいました。そのときの表情は、これまで見たことのないほど真剣なものでした。

少しずつ変わっていった夫

それ以降、夫は少しずつですが行動を変えていきました。

最初は慣れない手つきでおむつを替えることから始まり、次第にミルクの準備や寝かしつけ、掃除や洗濯もできるように。時間はかかりましたが、今では安心して子どもを任せられるまでになっています。

あのまま夫が何も変わらなければ、私たちはきっと別々の道を選んでいたと思います。

育休は単なる「休み」ではなく、家庭の一員としての役割を見直す大切な期間。その意味に気づくきっかけがあったからこそ、今の関係があるのだと感じています。

厳しい言葉で現実を教えてくれた夫の推し活仲間には、今でも感謝しています。

※本記事は、実際の体験談をもとに作成しています。取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。


著者:ライター ベビーカレンダー編集部/ママトピ取材班

ベビーカレンダー編集部

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