1. トップ
  2. 連携最強!プレミアリーグ史上最高の「ストライカーコンビ」TOP5

連携最強!プレミアリーグ史上最高の「ストライカーコンビ」TOP5

  • 2026.4.24

現代のサッカー界では4-3-3フォーメーションの採用が一般的となり、伝統的な「2トップ」のコンビネーションを目にする機会はめっきりと減ってしまった。しかし、プレミアリーグの歴史を紐解けば、ファンの記憶に深く刻まれた伝説的なコンビが数多く存在している。

今回は『Sports Mole』が選出した、「プレミアリーグ史上最も偉大な前線のコンビ」のベスト5を特集する。

第5位:アラン・シアラー&クリス・サットン

ともにプレーしたクラブ:ブラックバーン・ローヴァーズ

プレミアリーグ初期を象徴する名コンビのひとつが、ブラックバーンで強烈なインパクトを残したアラン・シアラーとクリス・サットンだ。のちに「SAS」という愛称で呼ばれるようになったこの二人は、共闘期間こそ長くなかったものの、1994-95シーズンのリーグ優勝という奇跡の中心にいた。

最大の特徴は役割分担の明確さである。シアラーは圧倒的な決定力でゴールを奪い続ける絶対的エースであり、その一方でサットンは高さ、強さ、献身性を兼ね備えた万能型として前線を支えた。

優勝した1994-95シーズンには、シアラーが42試合で34ゴール、サットンも15ゴールを記録。二人で49ゴールという破壊力は、今なおプレミアリーグ史に残るものだ。

ただ、次のシーズンはサットンの負傷もあって勢いを維持できず、ブラックバーンも現実へと引き戻された。それでも、短い時間でこれほど鮮烈な輝きを放った点こそ、このコンビが今なお語り継がれる理由だろう。

第4位:モハメド・サラー&サディオ・マネ

ともにプレーしたクラブ:リヴァプール

ユルゲン・クロップ体制のリヴァプールを世界最高峰のチームへ押し上げた原動力として、モハメド・サラーとサディオ・マネの存在は欠かせない。2トップというよりは、3トップの中央のロベルト・フィルミーノがノートップとして振る舞ったことによって結果的にそうなったというシステムだ。

したがって現代的な前線ユニットの象徴とも言うべきコンビであり、そのスピード、鋭さ、プレッシング強度、そして何より得点力は圧倒的だった。

サラーが加入した2017年以降、この二人はリヴァプールの攻撃の中心として長く君臨。二人の連係から生まれた得点は29ゴールに達し、個人の合計得点数はサラーが118ゴール、マネが77ゴールの計195ゴールという凄まじい数字を残した。特に2018-19シーズンには、それぞれ22ゴールずつを記録して計44ゴール。

リヴァプールをプレミアリーグ、チャンピオンズリーグ、さらには世界王者へと導いた、現代プレミアを代表する最強コンビのひとつであることは間違いない。

第3位:ウェイン・ルーニー&クリスティアーノ・ロナウド

ともにプレーしたクラブ:マンチェスター・ユナイテッド

2000年代後半のマンチェスター・ユナイテッドを思い出す時、多くのファンの脳裏にまず浮かぶのが、ウェイン・ルーニーとクリスティアーノ・ロナウドの華やかな共演だろう。アレックス・ファーガソン監督のもとで形成された“第3の黄金期”を象徴するコンビである。

二人が揃った5シーズンで、ユナイテッドはプレミアリーグ3連覇を達成し、2008年にはチャンピオンズリーグ制覇も成し遂げた。そこにカルロス・テベスも加わった前線はまさに豪華絢爛だったが、その中心軸はやはりルーニーとロナウドである。

2006年ワールドカップでの“ウィンク事件”によって一時は不仲説も広がったが、それを乗り越えたあとの二人はピッチ上で抜群の相性を見せた。

オールド・トラッフォードで共闘した期間に、二人の連係から生まれたゴールは20得点。さらにリーグ戦合計では145ゴール、全公式戦では209ゴールを積み上げた。

第2位:アンディ・コール&ドワイト・ヨーク

ともにプレーしたクラブ:マンチェスター・ユナイテッド

プレミアリーグ史において「理想のツートップ」と聞かれた時、真っ先に名前が挙がるコンビのひとつがアンディ・コールとドワイト・ヨークだ。

二人の関係を語る上で欠かせないのが、“テレパシー”という表現である。互いの動きをまるで予知しているかのような連携は、今なおプレミアリーグのストライカー・コンビの伝説として語られている。

ヨークが加入した1998-99シーズン、この二人はすぐさま阿吽の呼吸を見せ、ユナイテッドを伝説のトレブル達成へと導いた。そのシーズンには全公式戦で計53ゴールを記録し、翌シーズンも43ゴールをマーク。さらに1999-2000、2000-01シーズンと続くプレミア3連覇の中心にもなった。

互いを生かし合いながら、自分も決める。似たタイプの選手を並べて機能させるシステムにおいて、理想形を体現したコンビだった。

第1位:ティエリ・アンリ&デニス・ベルカンプ

画像: (C)Getty Images
(C)Getty Images

ともにプレーしたクラブ:アーセナル

プレミアリーグ史上最高のコンビを挙げるなら、やはりティエリ・アンリとデニス・ベルカンプを外すことはできない。単純な合計得点数だけで見れば他にも候補がいる。直接的な連係から生まれたゴール数でも飛び抜けているわけではない。それでも、この二人は頂点に置くにふさわしい存在だ。

ベルカンプは気品と創造性に満ちたアーティストであり、アンリはスピードと決定力を兼ね備えたプレミア史上最高級のスコアラーだった。二人は完璧に役割を補完し合い、プレミアリーグでは彼らの連係から18ゴールを生み出した。

共闘期間中のリーグ戦合計得点はちょうど200ゴール。うち164ゴールをアンリが決めた一方で、ベルカンプは数字以上に攻撃全体を成立させる不可欠な存在だった。

また、2003-04シーズンの無敗優勝“インビンシブルズ”は永遠の伝説である。アンリ自身が何度も語っているように、この関係は決して一方通行ではなく、ベルカンプは同じくらい重要な存在だった。数字と美しさ、その両方で頂点に立った究極のコンビである。

※選出基準は、各選手の実績に基づきながら筆者またはメディアの主観的判断も含んでおります。

筆者:石井彰(編集部)

元記事で読む
の記事をもっとみる