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「うちの子はいつも悪者にされる」被害妄想に拍車がかかる母親。歪んだ愛情で育った息子はそのまま大きくなり…<盲目愛が生んだモンスターペアレント>

  • 2026.4.25

生まれたときからお母さんに溺愛され、大切に育てられてきた小学5年生のゆめひろくん。小さいころからよくいじめられていたこともあり、お母さんにとっては永遠に「守るべき“可哀想”な存在」です。ところが実際には、幼稚園で友だちから無理やりおもちゃを奪ってしまうような身勝手な一面もありました。それでもお母さんは「ゆめくんが可哀想」と現実から目を背け、彼の行動を正当化し続けてきたのです。

どんなときも「うちの子が可哀想」フィルター全開のお母さん。その歪んだ全肯定の愛情のもとで育てられたゆめくんは、小学5年生へと成長しましたが……。

ゆめくんはいつも悪者あつかい…

幼稚園の先生の指導をはねのけ、「順番なんて守れなくて当然」「ルールより心のケアが大事」という持論を展開するゆめくんのお母さん。ゆめくんの身勝手な一面も「体が大きくて立派だから」という驚きの解釈で正当化します。

そして現在、5年生になったゆめくんはオンラインゲームにどっぷりと依存。親の呼びかけすら無視し続ける異様な状態ですが、それでもお母さんは「こだわりが強い才能」と信じて疑わないようです。

◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇

わが子を誰よりも肯定してあげたい、という親心自体はとても素敵なものです。しかし、先生からの指摘から目を背け、問題行動を「個性」と言い換えてしまうのは少し心配ですね。

親がすべてを正当化してしまうと、子どもは社会のルールや人との関わり方を学ぶチャンスを失ってしまいます。ただかばうのではなく、耳の痛い現実も受け止めていっしょにルールを確認する。わが子を将来「孤立」させないためにも、そんな冷静な関わり方を大切にしたいですね。

また、日本小児科学会でも乳幼児の長時間のメディア接触による影響に注意を促しており、厚生労働省も子どもの余暇のスクリーンタイムを減らすことを推奨しています。ゲームや動画との付き合い方にも気を配りながら、子どもの気持ちに寄り添って関わっていきたいですね。


著者:マンガ家・イラストレーター 神谷もち

ベビーカレンダー編集部

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