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夫「罰で掃除しろ」つわりで苦しむ妻を放置し飲みに…「もう遅いよ」帰宅すると家は空…夫絶望のワケ

  • 2026.4.22

妊娠後期の私は、おなかの中で元気に動く赤ちゃんに会える日を心待ちにしながら、夫と2人で暮らしていました。本来なら夫婦で協力して出産準備を進め、穏やかなマタニティライフを送りたいところでしたが、現実は思い描いていたような優しい日々とは程遠いものでした。
妊娠初期からの吐き気が後期になってもなかなか治まらず、おなかが大きくなるにつれて息苦しさや貧血も重なり、思うように動けない日が増えていったのです。それでも、おなかの命を守るために無理はできないと自分に言い聞かせながら、体調の波と闘う毎日を送っていました。

熱で苦しむ妻へ放たれた、信じられない言葉

体調不良で横になることが多い私に対し、夫の態度は日に日に冷たさを増していきました。私が具合が悪いと伝えても、「病気じゃないんだから」「ずっと寝てばかりで言い訳だ」と冷たくあしらわれるばかり。さらには、むくみでおなかが大きくなった私の体型をからかい、「トドみたい」「いびきもすごいし、よく結婚したなと自分を褒めるよ」と心無い言葉をぶつけてくる始末です。

おなかの子は2人の子どもなのに、どうして私ばかりが責められなければならないのかと、ベッドの中で密かに涙を流す夜もありました。


そんなある日、私は風邪を引いてしまい、熱がどんどん上がって立ち上がるのもしんどい状況に陥ります。仕事中の夫に、今日の夕食はデリバリーか何かで済ませてほしいとメッセージを送ると、帰宅した夫は途端に不機嫌になりました。「専業主婦のくせに毎日ゴロゴロして」「家でくらいくつろげるように部屋を綺麗にしろ」と激怒し始めたのです。


あろうことか夫は、「俺の夕飯を作らなかった罰として、掃除を完璧にしておけ」と言い放ち、友人と飲みに出かけてしまいました。高熱でうなされる身重の妻を置いて、遊びに行く夫の背中を見送ったとき、私の心の中で「この人と一緒に温かい家庭を築くのは無理かもしれない」という絶望が静かに広がっていきました。

限界を迎えた体と、駆けつけた義母の涙

夫の命令に従わなければ、帰宅後にまた何を言われるかわからない。そんな恐怖心と焦りから、私はフラフラする体で無理やり起き上がり、掃除をしようとしました。しかし、40度近い高熱と妊娠後期の大きなおなかでは限界があります。掃除用具を手にした途端、目の前が真っ暗になり、そのまま床に倒れ込んでしまったのです。

朦朧とする意識の中、「このままではおなかの赤ちゃんが危ない」という母親としての本能だけが私を突き動かしました。最後の力を振り絞って自ら救急車を呼び、なんとか病院へと搬送されます。


処置を受けながら、私は夫ではなく義母に連絡を入れました。夫に連絡しても、どうせまた「大げさだ」「俺のジャマをするな」と怒られるだけだと諦めていたからです。病院に駆けつけてくれた義母は、点滴を受けて横たわる私の姿を見るなり血相を変えました。涙ぐみながら私の手を握り、「ごめんね、つらかったね」と何度も背中をさすってくれたことで、これまで張り詰めていた緊張の糸がプツリと切れ、私は声を出して泣いてしまいました。

義母の雷が落ちる!身勝手な夫への鉄槌

深夜になり、飲み会から帰宅した夫から私のスマホに連絡が入りました。「どこにいるんだ!部屋が片付いてないぞ!」と、相変わらず自分のことしか考えていない怒りのメッセージです。それを見た義母は怒りで顔を真っ赤にし、私のスマホを取り上げて夫に直接連絡を打ち始めました。

「あんたの嫁はもう家にいないよ!熱のある妊婦に無理やり家事をさせて、自分は飲み歩くなんてどういう神経してるの!」


夫の慌てふためく様子に対し、義母の追及は止まりません。「命懸けで子どもを育てている奥さんを支えもせず、養ってやってるなんて偉そうに言う資格はない!あんたに家族を持つ資格はないよ!」と、私が言いたかった心の叫びをすべて代弁してくれたのです。


翌日、大慌ての夫から「ごめん、母さんに説教されて大変さがわかった。俺が変わるから離婚しないでくれ」と平謝りの連絡が来ました。しかし、私の心はすでに決まっています。「家事を完璧にしてくれる人が欲しいなら、家政婦を雇えばいいじゃない」と冷たく突き放し、弁護士を通して離婚の手続きを進めることを告げました。

守るべき命とともに歩む、新しい未来

その後、夫は最後まで「子どもと離れたくない」と離婚を渋っていました。しかし、義母も私の両親も、誰一人として夫の味方にはなりませんでした。周囲から激しく責められ、完全に孤立無援となった夫は、ようやく自分の行いの愚かさを悟ったようです。最終的に離婚は成立し、私は慰謝料代わりのまとまった財産分与と養育費をしっかり受け取ることになりました。

離婚から数週間後、無事に元気な女の子を出産。新生児の育児は想像以上に大変ですが、両親や義母たちの温かいサポートのおかげで、今は心穏やかに過ごせています。夫の顔色をうかがいながら擦り切れていた日々が嘘のように、娘の無邪気な寝顔を見るたびに幸せを噛み締める毎日です。

◇ ◇ ◇

「命」に関わる場面での無責任な行動は、どんな理由があっても許されるものではありません。妊娠や育児をどこか他人事のような「やってもらうのが当たり前」という感覚で捉えているうちは、本当の意味での思いやりや責任感は育たないものです。つらい時に一番の味方であってほしいパートナーだからこそ、お互いのSOSに寄り添い、大切な命を共に守るために「自分事」として向き合う意識を持って生活していきたいですね。

【取材時期:2026年4月】

※本記事は、ベビーカレンダーに寄せられた体験談をもとに作成しています。取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。


著者:ライター ベビーカレンダー編集部/ママトピ取材班

ベビーカレンダー編集部

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