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水彩メイクをマスター! シアー&フレッシュな旬顔に【2026春夏メイクトレンド】

  • 2026.4.17
Courtesy of Instagram @cgonzalezbeauty / Launchmetrics

この春、メイクの主流が「シアー」と「ミニマル」にあることは、もはや疑いようがない。2026年春夏ファッションウィークで注目を浴びた、ニーナ・パークによる「ぼかしリップ」や、あどけなさを残した「ボーイブラッシュ(少年のようなチーク)」の再来。ソフトフォーカスをかけたような仕上がりの魅力は衰えることを知らず、そのムーブメントはさらなる進化を遂げようとしている。

サブリナ・カーペンターやヘイリー・ビービーといった時代のアイコンたちがこぞって取り入れているのが、「ウォーターカラー(水彩)メイク」だ。肌にとけ込むような拡散効果はそのままに、より鮮やかな色彩を楽しめるのが特徴。「ベネフィット・コスメティックス」のローラン・ホグスデン氏は、その仕上がりを「ソフトで幻想的な色彩のヴェールが、肌にシームレスに溶け込むような自然な上気感」と表現する。

従来の作り込まれた重厚なメイクとは異なり、水彩画の技法はシアーで軽やかなレイヤードを優先し、頬や唇にぽうっとした“紅潮”をもたらす。メイクアップアーティストのローズ・ギャラガー氏もこれに同意し、「エアブラシをかけたような質感をイメージしてほしい。ブレンディングされながらも、色彩自体は生き生きとしているのが理想です」と語る。

Filippo Fortis / LAUNCHMETRICS SPOTLIGHT

なぜ今、水彩メイクがトレンドなの?

ホグスデン氏は、美意識の軸が「スキンケア重視」や「ローメンテナンス」へとシフトしていることを指摘する。
「フルカバーで骨格を強調する彫刻のようなメイクから、よりソフトで自然なものが好まれるようになってきています。水彩画のような透け感は、肌を隠すのではなく引き立て、今季らしい呼吸をするような質感を生むのです」

日常でもこの「多角的で、花が咲き誇るような水彩画エフェクト」を再現できるよう、ツヤ感のあるチークや、限りなく透明に近いリップティントが続々と登場。また、ザラ・ラーソンのツアーで見られたような、ポップカルチャーにおける大胆な色の使い方も、このトレンドを後押ししている。

「人々は鮮やかな色を求めているが、日常生活において、パキッとしたラインや強すぎるシェイプを維持するのは現実的ではありません。水彩画のコンセプトなら、大胆な色選びを楽しみつつ、大人の女性にも似合う『日常着』としてのメイクに落とし込めるのです」とギャラガー氏。

春の訪れとともに、少し遊び心のあるメイクに惹かれるのは自然なこと。構造や定義を押しつけるのではなく、色彩で肌にキスをするような、ロマンティックで洗練されたその表情が優しい輝きを与えてくれるはずだ。

Lester Cohen / Getty Images
Etienne Laurent / Getty Images

水彩メイクの作り方

ホグスデン氏とギャラガー氏は、この「第二の肌」のような仕上がりを実現するには、リキッドやクリームといった軽やかなテクスチャーが不可欠であると説く。

「マットすぎるものは避け、ルミナスな輝きを保つためにデューイ(露を帯びたようなツヤ)やサテン仕上げの処方を選んでほしい」とホグスデン氏。シェードについては、自然で健康的な上気感を模倣できるフレッシュなピンク、ソフトコーラル、温かみのあるベリー、ピーチトーンが理想的。

Carlo Scarpato / LAUNCHMETRICS SPOTLIGHT

チーク

ホグスデン氏によれば、チークをのせる際は、少量ずつレイヤーを重ねるのが鉄則。
指先に少量の製品を取り、頬の最も高い位置に優しくタップするようにのせ、上方向、外方向に向かって、雲が広がるようにブレンディング。これを繰り返すことで、柔らかく拡散した色彩の層が作り上げられる。

ブラシ派の人には、毛足の長い小さめのコンプレクションブラシがおすすめだそう。狙った場所に色を置く正確さと、境界線をぼかすブレンディング力の両立が可能になる。

「まずは、色をのせたいエリアの中央に一番強く色を置く。それから、何もついていない清潔なフラッフィーブラシ(毛量の多い柔らかいブラシ)を使い、外側に向かってなじませていくのがコツです。ブレンディングの途中で、時折ブラシに残った余分な製品を手の甲で払うようにするとより美しく仕上がるでしょう」

リップ

唇には、長時間発色をキープするウォーターベースのティントや、輪郭をあいまいにできるティントバームが最適。

Matteo Scarpellini / LAUNCHMETRICS SPOTLIGHT

唇の中央に直接色をのせ、指先で外側に向かってなじませる。ベルベットのような、ステインした質感を意識して。さらに立体感を出したいなら、異なるトーンを軽く重ねて、より遊び心のある水彩画風のエフェクトをねらおう。

この春のキーワードは「色の調和」。水彩画の筆を走らせるように、あなたの魅力を優しく引き立てる色彩を楽しんでみて。

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